話は1月14日にアップした「水仙ロード」の続きになるが、40年前の東京にあったデザイン学校の教職員・事務職員だった仲間に声をかけ7人が集まり、2月26・27日と一泊で再び鋸南町(きょなんまち)へ今度は河津桜を見に行くこととなった。
40年前のデザイン学校では、週末には夜間部の授業が終ると「男100円、女50円、教員200円」と声をかける学生がいて、集まった金で近所の酒屋でサントリーレッドと乾き物のつまみを買ってきて、1時間くらい学校のロビーで酒を飲んで
議論を交わすという変な学校だった。
そんなわけで、酒が飲めなくては勤まらない学校だったから、教員たちには呑ンべえが多かった。
*私は今ではほとんど酒を飲まないが、当時は少しは飲めた。
あれから40年、まだ飲める体力が残っているかどうか疑問だったから、今回の花見は「自分で飲む酒を各自で持ってくる」ということにしたが、一升瓶、ワイン、缶ビールとさまざまな酒を抱えてやって来た。
*食飲会議には食べきれないくらいの保田の漁協から直行の新鮮な刺身と、さらにこのテーブルに乗りきらない猪肉のバーベキューが用意されていた。
夕方から鋸南の「竹灯篭まつり」が始まるが、その前にちょっとだけ身体を温めようと思って始めた食飲会議はつい「竹灯篭まつり」のことをすっかり忘れさせてしまっていた。
一夜限りのまつりは、朝の散歩に出かけた午前9時にはすっかり片付けられていて、軽トラックに積み込まれた見事な竹灯篭の残骸を見るだけだった。
あとのまつりとはこのことだ・・・。
一同反省!