もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

水仙ロード1

2011年01月10日 | インポート

 寒さも一時的にやわらいだ8日、フェリーに揺られて、旧友で元建築家のブスケさんの隠居所に近い水仙ロードを訪ねて房総の鋸南(きょなん)町まで行ってきた。

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フェリーから見た富士山

 

 もう一人の旧友、洋画家の内山さんは東京駅から列車でやって来ることになっている。

  3人の接点は今を去ること40年くらい前に遡るが画家、建築家そしてイラストレーターとしてはまだレッスンプロだった20歳代の後半に同じデザイン学校の講師として過ごした仲間である。

3人はその後度々会っていたわけではなく、私と内山さんとは10年ぶり、私とブスケさんとは3年ぶり、内山さんとブスケさんにいたっては40年ぶりの再会である。

3人の中では一番年長者のブスケさんと片仮名で表現をするが、外人ではなく本当の名前は武助と書くのだが、昔からブスケさんで通っていて、今は現役を退き、鋸南町で絵を描きながらの隠居暮らしを楽しんでいる。

再開の挨拶もそこそこに、とりあえず保田漁協直営の食事処「ばんや」へ急ぐ。

ここは最近TVの旅番組などへの露出が多く、数年前より客席の増築をしているが、それでも追いつかないようで、私たちが11時を少し過ぎて行ったときには店内は満員ですでに行列が出来ていた。

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 新鮮な魚が売り物の店だが、「大根の姿煮」が珍しいので写真を撮っておいた。

何日も煮込むのか、芯まで味がしみていて美味しかった。

 食事のあと土産物の干物などを売る店の一角にある喫茶店でコーヒーを飲むことにしたが、この喫茶店で版画展をしていた人の顔に見覚えがあった。

 今井俊さんという版画家で、20年ほど前に南房総を紹介する「ネプチューン」という季刊誌で私がイラストルポを描いていたときに彼も同じ雑誌で版画とエッセーを書いていた執筆者仲間だった。

 さらに何と!今井さんとブスケさんは地元の美術家協会での顔見知りだったという奇遇なめぐり合わせとなった。

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左からブスケさん、内山さん、私、今井さん

話が長くなりすぎたので、水仙ロードの話はまた次回にしよう。