もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

トマトの栽培

2010年04月12日 | 家庭菜園
W

 ミニトマト、中玉トマトはほとんど放っておいても収穫が出来る初心者むけだが、大玉のトマトは一気に上級者向けの野菜となり、家庭菜園ではなかなか栽培が難しい。

 農家のトマトは根元から上段まで樹の太さが同じ太さで変わらないが、私のトマトは途中から急に曲がりくねったり、太くなったりしてさらに樹はゴツゴツと暴れだす。

 家庭菜園を始めて4年目くらいであまりの難しさに大玉トマトの栽培を数年止めてしまった時期があった。

「もーさん、無肥料で植え付け植え付けてみねぇナ、それからトマトは一番花が咲いてから植え付けねぇと、実がつきにくくなってしまうヨ」

 当時仕事場として借りていた借家の大家さんはトマト農家で、植えつけのときに前作の肥料の残りだけで、新たに肥料を入れないで様子を見ながら追肥だけで栽培をした方がいいということと、若い苗を植えてしまうと樹ばかりが育って実が着かなくなってしまうから、必ず一番花が咲いてから植えるように・・・。
 あわててまだ花の咲いていない苗を買ってしまったら、手間はかかるがすぐには植付けないでポット苗のまま毎日水やりなどの管理をして、花がつくのを待ってから植えるようにとアドバイスをしてくれた。

 こうしてまた私の家庭菜園ではトマト栽培も復活して、大玉のトマトの樹は当面暴れることもなくある程度は収穫出来るようになって来た。
 
 しかし<ある程度>という前提がつくのは、やはり追肥のサジ加減が難しく、3段目くらいまでは収穫出来るが、追肥の後にまた樹はゴツゴツと太くなってその後の実着きは悪くなってしまう。

 年によって、追肥の量を加減したり、また最後まで無肥料のままにしてみたり、いろいろ試みるがうまくいっても5段目くらいまでの収穫で終わり、家庭菜園を始めてもう17年くらいにはなるが、トマト作りは今尚難しい課題だ。

Photo

 折から、新聞の折り込みで4月の7日、8日と続いて近所の2軒のホームセンターのチラシが入って来て、もう夏野菜の苗を売り出しているようだ。
Hs

 数年前からこんなに早い時期に野菜の苗を売り始める傾向にあるが、本来この時期の苗はまだハウスの中で育てられている頃の幼苗で、一番花の蕾みどころか花芽も着いていないものが売られている。
 日曜日にホームセンターをのぞいてみると、広告にひかれて何人かの客がトマト、ナスの幼い苗を買っている姿が見られたが、これらの苗の植時は早くてもゴールデンウィークの頃で、気温の安定しない今年は今から幼苗を植えてしまっては、5月になってまた苗を買い直すことになりそうだ。
 
 こんな幼い苗を売るのは、人間だったら淫行条例に抵触するか児童虐待にあたるだろう。