「人を惚れさせる男」・・・私のことではない。
誰がお前のことと思うか!
このブログの9月7日に掲載した「面白半分同窓会」という記事までスクロールして欲しい。
その記事の中の写真の左端のタバコを手にしたちょっとうさん臭い男が今日のブログの主人公なのだが、さりとて、この男が「人を惚れさせる男」でもない。
元「月刊・面白半分」の発行人佐藤嘉尚というのがこの人で、この佐藤さんが書いた吉行淳之介伝のタイトルが「人を惚れさせる男」なのである。
ところで、この佐藤さんは風貌のうさん臭さと違って、心の底には若かりし頃の文学青年魂がまだ残っているようで、師と仰ぐ吉行淳之介さんの初の伝記を書き上げた。
本の中味に関しては紀伊国屋書評空間などをお読みいただくとして、佐藤さんは1971年に吉行さんの<肩の力を抜いた生き方>を精神的な支柱とする「月刊・面白半分」を創刊し、初代編集長に吉行さんを迎えるなど、吉行さんに心酔、密着期間も長かったことからもこの伝記を書く適任者だった。
ここまで書いて来て思い出すのは「面白半分」が倒産した後に<面白半分・臨終号>を発行したのは、奇しくも9月7日に新宿の居酒屋に集まったメンバーだった。
そして、その折にも吉行さんからいろいろとアドバイスや出版社からの広告をとってもらったこともあった。
そして、臨終号が苦難の末に発行を終えたとき、吉行さんから私たち臨終号に携わった仲間の労をねぎらって帝国ホテルの近くの中華料理店でごちそうをしていただいたのが今は昔の想い出である。
誰がお前のことと思うか!
このブログの9月7日に掲載した「面白半分同窓会」という記事までスクロールして欲しい。
その記事の中の写真の左端のタバコを手にしたちょっとうさん臭い男が今日のブログの主人公なのだが、さりとて、この男が「人を惚れさせる男」でもない。
元「月刊・面白半分」の発行人佐藤嘉尚というのがこの人で、この佐藤さんが書いた吉行淳之介伝のタイトルが「人を惚れさせる男」なのである。
ところで、この佐藤さんは風貌のうさん臭さと違って、心の底には若かりし頃の文学青年魂がまだ残っているようで、師と仰ぐ吉行淳之介さんの初の伝記を書き上げた。
本の中味に関しては紀伊国屋書評空間などをお読みいただくとして、佐藤さんは1971年に吉行さんの<肩の力を抜いた生き方>を精神的な支柱とする「月刊・面白半分」を創刊し、初代編集長に吉行さんを迎えるなど、吉行さんに心酔、密着期間も長かったことからもこの伝記を書く適任者だった。
ここまで書いて来て思い出すのは「面白半分」が倒産した後に<面白半分・臨終号>を発行したのは、奇しくも9月7日に新宿の居酒屋に集まったメンバーだった。
そして、その折にも吉行さんからいろいろとアドバイスや出版社からの広告をとってもらったこともあった。
そして、臨終号が苦難の末に発行を終えたとき、吉行さんから私たち臨終号に携わった仲間の労をねぎらって帝国ホテルの近くの中華料理店でごちそうをしていただいたのが今は昔の想い出である。