日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

インフルエンザが学校にも、やって来ました。

2019-01-28 08:38:52 | 日本語学校
曇り。

お日様が出ていないと、気持ちも、どこかしら、ヒンヤリとしてきます。空は、厚い雲に覆われている…かと思いきや、西の、ぐっと下がった辺りはこの雲も切れているような…。

午後は晴れるのでしょう、きっと。ずっと雨らしい雨が降っていないので、カラカラ天気が続いています。もし、今日、降るとしたら、雨ではなくて、雪になるかもしれません。粉雪が舞ってくれたら、同じ寒いにしても、ちと違う。きっと、少しばかり、心が弾んで来るような気がするのですが。

もっとも、皆が興奮して授業が中断…なんてことになるかもしれません。雨か雪か…どっちか判らない…みたいな時でも、ミャンマーの学生が、急に立ち上がり、「先生。外へ行きたいです。写真を撮りたいです」でしたもの。インドの学生は、道路で踊って、向こうからやって来た自動車の人に笑われていましたもの。

はっきりと、「白い雪」に見えたらうれしいのですけれども。だいたいが、粉雪のもっと小さいようなもので、撮っても、何も写っていなかったということがありました。興奮しきって写した学生は、興奮していただけにがっかりしてしまい、本当にかわいそうでしたけれども。

雪は降ったら降ったで、ちと大変ですが、雪が見たいと言う学生が多いので、少しは降って欲しい…かな。。

二年生に訊くと、「降ってきた」雪を両手に挟んだら、溶けた…それに、「一番驚いた」そうでしたから、何に驚くか、私たちには想像も付きません。

とはいえ、私だって、雪国の人に、「かまくら(例の「かまくら」です)」の中に何を入れるのかと訊いたことがあったのですが、答えは、「何も入れない。そのままで固まる」。へえと言ったは言ったけれども、実際、今でも、納得出来ていません。その答えで、そうかとは、なかなか、ならないのです。つまり、私の知っている雪は、地面に落ちたら、たいてい、すぐ溶ける。溶けるとまではいかなくとも、部屋のように作られた「かまくら」の中で、火鉢を焚いて、暖かいものを食べて、人が座っているなぞは、絵本の中での出来事くらいにしか思えないのです。彼等の感覚は、私のそれと、もしかしたら、似ているのかも知れません。

さて、ドンドン寒くなってきました。風邪引きさんどころか、インフルエンザ引きさんもあっちでもこっちでも出ています。というわけで、「インフルエンザになったら、病院へ行かなければなりません」というのを、言い聞かせる必要がなくなっています。これはいいことなのかしらん。

病気になったら、国から持って来た薬を飲むという習慣がある人達が多く、これに少々手を焼いた時期もありました。勿論、風邪程度、あるいは、慣れない豚肉や刺し身を食べて、お腹がびっくりして具合が悪くなったりする程度であるならば、それでもいいでしょう。言っても、病院に行かない人がいるのです。で、「では、部屋でゆっくり休んでください」で終わるということになる。

ところが、インフルエンザともなりますと、全くそれらとは違ってきます。私たちにしてから、(電話で連絡されれば)「すぐに病院に行きなさい」と言いますし、だいたい、今頃ですと、「熱がある」とか、「体がだるい」ということを聞いただけで、すぐに病院に連れて行っています。

…それが、あまりに多かったのか、いつも病院に連れて行ってくれていたスタッフまで、インフルエンザにやられてしまいました。

日々是好日。
コメント
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