柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

情報操作

2008-03-21 08:27:17 | Weblog
吉野屋の全面広告でした、24時間牛丼だしますと。おお、そうでした、すっかりニュースソース性を失って私達の目の前から姿を消していましたが、狂牛病騒ぎは決着ついたようですねぇ。ようです、そうしか言えないところです。ニュースソース性なんてのは誰が判断することですか。全てはマスコミの恣意でしかないのです。いわゆる大本営発表、新華社通信発表の類。「目の前から姿を消す」なんて書きましたが、そんな天の配剤みたいな受け身な出来事ではなく単に新聞がTVが取り上げなくなっただけのことですから。そしてこんな広告ではっと思い出す。そういや狂牛病の水際作戦はどうなったのよ?危ない部分(脊髄やら脳やら)が混在していたから輸入される全部の肉を検査しろなんて、日本にしては珍しい強気な態度でしたよね、あれからどうなったんでしょうか。潮が引くような消え方でしたね。アメリカがちゃんとやるようになったから、でしょうか。それとも政治的決着(なぁなぁでズルズル)されたんでしょうか。今までの全ての公害やら食品事件と同じ轍を踏むしかないのでしょうね、誰かが死ぬまで使い続ける。何人かが続けてプリオン病(狂牛病)にかかって、何人かが死んで、やっぱりちゃんとやらにゃぁいかんぞなんてね。だから、吉野屋の営業再開なんて映像報道の前に厚労省が国民に向かってもう安全ですからとアナウンスすべきなんですよね。何だか危ないことです(鄙の当地には吉野屋はじめ同業の牛丼屋がありませんから実感のないことではあるのですが)。
 何だか新聞は高校野球を妙に煽ります。山口からは二校出ます、あの池永の下関商業と新進の華陵高校。後者は21世紀枠だそうです。例によって神風記事です、行け行け!きっといけるぞ!って。一回戦で負けたら負けたで、よくやった、夏があるぞ!ってね。いい加減にしろって言うんです。もうこの手の煽りには辟易です、勝手にやってくれですが、もっとも地元や卒業生達は嬉しいことでしょう、その気持ちは十分に理解します。いえ、そんなことではなくて、華陵高校には女子部員がいるんだそうです。今時女子の野球部員は珍しくないんでしょうが、この子が公式戦はいざ知らず、甲子園球場での練習にも参加できないんですって、そういう規則なんだそうです。まぁ、なんと馬鹿馬鹿しいこといつまでも残しているんですねぇってことです。単純に可哀想なことです、きっとこの子も男連中と同じように甲子園に憧れているんでしょうにね。「体力差がある」から公式戦に出場できないんだそうです、練習試合には出られるんだそうです。体力差ねぇ、そんなこと誰でも分かってますわね、でもそれこそ今時のことです、体のこなしやスピードが男に遜色ない娘がたくさんいます。そりゃぁ日ハムの中田のような偉丈夫には敵わないでしょうし、ホームランが打てるなんて端から思っちゃぁいません、でもゴロ捌いたりフライ取ったりにどういう差があるって言うんでしょうね。いえ、女子がバッターボックスに立てばやはり男のピッチャーはそれなりに考えるでしょう、それが緊迫した場面であればあるだけ困ることでしょうね、そういう「余計さ」を高野連は嫌っているのでしょう、分からぬ事ではないですが、でももう時代が回っています、体制側主催者側が変わらねばならぬ頃でしょうね。断っておきますが、男女平等だから、じゃないですよ。こういう排除が時代にそぐわないからです。私達の意識が変わってきているのです、私達の年代の身に染みついている男の女のという差異は、今の高校生連中にはないことなんでしょう。きっかけは男女平等を唱える、男女雇用機会均等などという政治的イデオロギー的運動であったにせよ、男と女の差なんて、少なくとも能力や才能については全くないと私達は知りました、大きな収穫だったと思います。私達の親の世代には考えられなかったことでしょう。背の高い低い、重たいものを持ち上げられるできない、大声を出す出さない、暴力振るう振るわないの差があるだけです。ああ、子を産む産まないの差も。ま、こんなに極端に絞り言い切る必要もないことで、男女差(役割の違い)は生活人生の場面場面でそれぞれに設定されていること、それは夫婦毎に存在する基準でしょう、職場や環境毎に変化する基準です。一つに括ろうとするからああでもないこうでもないってことになります、またフェニミスト達に隙を与える事になっています。とまれ、男の女のという区別は確実になくなっています、無理のないところなら許して(緩和して)いけばいいことですわね。女子部員のように、自ら男にまじって同じ練習している者を排除する必要はないでしょう。怪我?それこそこの娘の好んでやっていることです、第一怪我したってこの娘が文句など言いませんよ(もっとも、親は知りません。どんな親が後ろにいるのかは定かではないことですから)。ただしその昔見た運動会での女の騎馬戦とか棒倒しとかは可哀想でしたね、明らかにあんなことやりたくないって娘がたくさんいましたから(うちの娘達は先頭切って飛びかかっていくタイプでした、これはこれで苦笑モノでしたが)。憧れの甲子園で同じユニフォーム着てノック受けさせてやれよ。そう思いました。彼女は制服着てプラカードもって開会式の入場式には一緒に歩けるそうです。せめてそれくらいは当然と思うことでした。高野連の石頭達、金にまみれるところはええ加減なこと、自分の支配下にある者達には居丈高。女子部員対石頭爺じぃ。どうなりましょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

判断力

2008-03-20 13:13:20 | Weblog
畠山被告に無期懲役判決、被告側が控訴したそうです、これじゃぁ刑が重すぎると言うわけです。わざとですかね、わざと世論に逆することをする。おまけにこの女法廷で土下座するなんてパフォーマンスしたそうです、どうせ弁護士の差し金でしょうが。高裁、最高裁まで行く裁判と踏んでのことなんでしょうね。記憶の抑圧なんて言葉を使う、素人が一知半解に使っていい言葉じゃありません、大体こういうことが本当にあるのかどうかも疑わしいことです。素人(裁判官)が素人(検察官、弁護士)相手に専門用語を振り回す。真実なぞどうでもいいのでしょう。この小難しそうな言葉にだけ振り回されます。あらぬ方向に進むばかりです。長崎市長射殺事件、死刑を求刑したそうです。殺すつもりはなかった、なんて一番単純な故意の否定をどう覆すのか、計画性とか日頃の怨恨とかでしょうか。読売は「民主主義揺るがす」なんて見出し打ってます。こんな事が死刑の理由になるのかどうかは知りませんが、この事件が起きたときからそうでしたね、こんな事件の度に新聞やらTV(特に古館)は言います、民主主義への挑戦だって。違うでしょう。単なる個人間の怨恨です。殺してやろうとは思ってなくても、死んだって構わないと思って撃ったに違いないことです。でもそれだけですわね。銃を撃つことがどうして民主主義揺るがすことなんでしょうね。わからんでしょう?選挙の結果を無視するとか、民意を無視して独裁専制に走るとか、そんなことなら民主主義への挑戦でしょうが、銃を持つのは法律破り、人を殺すは殺人罪。それだけですわね。人を傷つけるな、殺すな、は民主主義じゃありませんよ。安全な社会生活、集団生活送るためのルールです。それを法律立てて、遵守を強いているだけのことです。おかしいでしょう?新聞に言うことが正しいのじゃないです。評論家が言うことが全て正しいのでは決してないです。ここは私達個人の知識と判断力が試されるところなのです。心得なければなりませぬ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抹消

2008-03-19 08:43:29 | Weblog
ポールマッカートニーが離婚、慰謝料が48億円ですって。あの女、ボロ儲け。精神的痛手なんて、この金の前には吹っ飛ぶでしょうね、もともとないんでしょうけれど。ポールはリンダが好きで好きで、って感じを私達には見せてました、ジョンがヨーコにしていたように。My Love という直接な曲だけでなく、彼の作ってきた(70年以降)ラブソングは全てリンダあればこそのものだったんじゃないんでしょうかね、ライブにもビデオクリップにも彼の出ている映像には常に彼女の姿が側にありましたから。癌で彼女が死んで、何だかわかんない(もちろん外から見ればの話です)若い女と再婚したって話、あまり興味のない話ではありましたが、ほどなくに今度の離婚報道。ああ、やはり芸能人気質は万国共通なのかしら、ってことでした。日本のチンピラ歌手やチンプラ役者とは格の違う人ですが、結局違いは慰謝料の額でしかないって事でした。
 NHK記者がスピード違反で捕まって、無免許運転だったこともばれた事件、片隅の小さな記事ですが、停職一ヶ月ですって処分が。なんとも甘いことですね。人身事故にならなかったからこうなんでしょうが、全く甘いこと。こんな奴がどんな仕事するんでしょうね、記者?信用信頼失墜なんてこういう時に上司が口にする常套句ですが、つまらん奴らを斬れない体質こそが問題なんですが、ヒラからトップまでこの体質とあらば変わり様のないことではありまする。
 日銀総裁選び、素人目にも子供の喧嘩ですね。民主党の戦術も稚拙(牛歩なんとかと同等です)、かたや首相もどうしてガツンとやらないのか。よくよくトップダウンが嫌いなのか、できないのか。多数決よりも重い決定があるはずなんです。官僚そのままの首相。役人首相。だって向こうが賛成しないんだもん。・・トホホ。
 中国首相、チベット問題は収束した、ダライラマの所為だ、彼が煽動して北京五輪を壊そうとしているなんて言ってます。この国も怖ろしいことですねぇ。ダライラマも目をつり上げて反論してますが、このおっさんも外から見ている分にはたっぷり芝居がかって外連味たっぷりで、チベットの人達がどこまでこの人を拠り所にしているのか知りませんからこの辺りのバランスが測りかねますが、でもこの暴動が中国全体に波及すれば面白いですけれどね。五輪どころじゃなくなってという前代未聞の事態。まだ見た目は中国幹部は平静(を装ってます)ですが、どうなんでしょうね。天の時が到来したのかも知れません、五輪という世界への露出を奇貨に一気にひっくり返す。あとは人ですか、出よ人材!
 ソフトバンクの川崎が何だか懐かしいユニフォーム着て写真に映ってます、濃緑で胸に HAWKS 、古くさい感じ、おお、南海ホークスじゃないですか。隣には杉内がFDHのロゴついたユニフォームで写ってます。球団創設70周年を記念してソフトバンクが交流戦で着るんだそうです。南海ホークスですよ、こりゃ懐かしいこと、でもすぐ分かりましたよ、記憶というのはえらいもんです。野村、スタンカ、杉浦、広瀬、門田、江本。TVで見たのを覚えてますから。感じ入ったのは、ソフトバンクが球団の歴史に南海から入れていることです。あの西武はこういうことしないんだそうです。球団史にはその前身である西鉄、太平洋クラブ、クラウンライターなどは含まないのだそうです。昔からずっと親会社が変わらないのは巨人、阪神、広島くらいでしょう、パリーグは全部変わっちゃって。豊田(元西鉄)がこのことをブーブーよく文句言ってます。どっちが良いかと言えば、やはりソフトバンクでしょうね。抹消する必要もないことですわね。そう思いました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来し方

2008-03-18 08:37:34 | Weblog
北京五輪、当局が大気汚染認めました、屋外で一時間以上かかる競技には選手への身体的影響を否定できないって。すごいことですよこれ。マラソンの男女の第一人者が二人とも出場しないと表明したのが応えてますね。マラソンの期日を延期するとのこと、どうするんでしょうね、一ヶ月前くらいから周辺の工場の操業を減じさせて、一週間くらいは止める、それを国家が保障する、とか。東京五輪の時はどうだったんでしょうね。東京には空がない、と高村光太郎が書いたのはあれいつなんでしょう。光化学スモッグは70年代でしたよね。道路が空に延び(高架)あちこち掘り返されで、東京が大きく変わるきっかけになった五輪ですが、それは日本が豊かになっていくファンファーレでもあったわけです、今の中国と同じような道を辿ってきたわけです。開発は破壊の上に成り立ちます。中国のことを笑えません、なじれません。来た道ですから。ただ五輪のタイミングが違っているだけです、日本の高度成長で生じた多くの問題(公害、自然破壊)はお国事情で済みました、中国のように世界中にバラす必要がなかったのです。それだけの差です。農薬やら産業廃棄物による汚染も、昔に日本にもごろごろ例があるはずです。何人か死んで初めて国が禁止する、そういう手順を時期早く踏んできただけです。餃子の農薬もTVが言うでしょう、もう何十年も日本では使われていないって、つまり何十年前には使われていて何人かが死んだんでしょう。ただただ繰り返されているだけのことです。安価な、製作に技術のいらない、消毒効果の強力な薬剤がまず汎用される。どこでも同じです。あの薬は危ないと、もちろん人々は知っていましょうし、当局も禁止までは言わずとも高価で安全なものに換えなさいと勧告はしているのでしょうが、そんなこと現場が聞きますかいな。虫がよく死ぬ薬が良い薬ですから。工場廃液もそうです。規則にないことならもちろん、少々抵触しようが海に流せばわかりゃぁせんわい!って垂れ流す。水俣病、イタイイタイ病、ですね。空に垂れ流せば光化学スモッグ。今の中国と寸分変わらぬ事でしょう。向こうさんは広いし人が多いから汚れ方も日本とは桁が違うんでしょうし、あるいは偏西風とやらにのってこっちにまで大気汚染が波及するやも知れませんが、日本が歩いてきた道なのです。人ごとみたいに誹るのは間違いでしょう。むろん、程度の問題です、国民性の問題でもあります、どう対処していくかは別問題です。が、一概に笑えることではないはずです。眉を顰めて嘲うことでもないと思うのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リクエスト

2008-03-17 08:40:57 | Weblog
久しぶりに女子ゴルフ不動裕理見ました。宮里の誰のと若いのばかりが露出してますが、この人も強いはずなんです。そしてこの人くらいまでが日本女子スポーツの伝統を受け継いでいます、ですから貴重な人なんです。樋口、福島、不動と続く、綺麗系可愛い系の対極路線。この路線はこのゴルフの他ソフトボール、サッカー、柔道に顕著ですか。いえ、だからどうしたじゃぁありません。久しぶりに化粧しているのかスッピンなのかわからないあの顔をアップで見ました、って話でした。
 新聞で盛んに「指導力のなさ」と叩かれている現首相、マスコミも勝手なもので小泉さんのトップダウンをあれだけ叩いておいてその口でこれですわ。確かに数で負けてしまうと誰がやってもこうなるんでしょうが、こうなったのは福田さんの所為じゃなくまぁ安倍さんの所為ですわね、だから福田さんも気の毒なんです。気の毒なんですが、でも何とかならんですかねぇ、やりたい放題やられてますからね。外野から見ていても歯がゆいことです。
 天声人語、卒業式シーズンとあればこれを書かねば体面が立たないんでしょう、君が代斉唱に起立するしないは内心の自由だってまだ言ってます。内心の自由、つまり人が何を思おうがどういう思想を持とうが他人に危害を加えるものでなければそれは自由であるってことで、それだけ聞けば何を言ってるの当たり前じゃないのというほどのものですが、起立するべきをしないという具体的な「妨害動作」までを内心の自由にもぐり込ませる、すり替える。あなたが君が代唄いたくないなら唄わねばいい、無理からに唄えなんて誰も言ってない。が、儀式の途中に、それこそ形式こそが威厳に繋がり存在意義でもある儀式を妨害する行為をすることが「自由」の範疇内であるはずがありません。中学生でも分かる理屈でしょうに。反対のための反対ですか。言いがかりと言い換えましょうか。いつまでも言うなら、こちらもいつまでも抗せねばなりますまい。それが向こうさんのリクエストなんでしょうから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天地人

2008-03-16 11:06:38 | Weblog
チベット暴動、どうなりましょうか。プラハの春を思い出させる軍事介入です。いよいよ中共(こんな言い方も古いんでしょうが)崩れますかね。ミャンマーほどの(というか毛沢東もえげつない事しています、文化大革命なんてのはその実態知るととんでもないことだと分かりますよ、馬鹿に権力が集まるとまこと怖ろしいことと知ります)独裁圧政暴政も倒れましたし、天安門は鎮圧できましたが、火はおそらくあちこちでくすぶっていましょう、無理無茶は必ず破綻します。どうひっくり返るんでしょうね、血の雨が降らずには済まない事とは思いますが(必ず戦車差し回すでしょう当局は)。ベルリンの壁が崩れたのはゴルバチョフの存在なくしてできなかったことでしょうが、それ以前に何年も胎動の時期があったわけです。天地人の時宜は何時到来するのか。きっと後は人さえ(人材)揃えば、というところまで来ているんでしょうね。出よ、才能!!
 新聞二題。ひとつ。新しい雑誌創刊の広告のコピーです。「それでもニッポンを買う」という見出しの下に 「JAPAiN 超え JAGAiN へ」と来ます。これ、見ていただかないとインパクトが伝わらないと思いますが、アルファベットのうちiと G とが字体変わってます。つまりJAPAN をもじってのコピーなのですが、うまいでしょう? pain と gain。今は痛いんだけれど捨てる手はないって。なかなかしゃれたコピーですよね。で、その対極が日本大衆薬工業協会主催の「OTC医薬品とヘルスケア」と銘打った講座の全面広告。OTC医薬品って何?分からないままに読んでいって、いくつかの講演抄録を読んでも分かりません、当然皆知っていることとして書かれてます、いいえ知りませんよこんな略語。こういう文章は腹が立つんです、この手の横文字略語は何やら小難しい専門用語であることが多いし、素人見下すような略語が多いでしょう、それを平気で使い続ける、ああ御免、知らなかった?なんてね。この野郎!と思ってたら最後の最後に出ていました。皆さん、何の略と思いますか?Over The Counter ですって。カウンターを超えて、です。オズの魔法使いじゃないっての。医者にかからなくてもカウンター越しに手軽に買えますって意味です、つまり市販薬。何~んだ。馬鹿野郎!横文字好きもいい加減にしろよ、です。横文字の盲目的な崇拝です。何のために略語を使うのか、そこすら本末転倒してます。文中にはOTC医薬品と何度も出てきますが、その実は市販薬、大衆薬(こっちはちょいと古くさい表現ですが)です、六文字と三文字、略語使う意味がないですねぇ。しかも分かりにくい、その意味知ったら知ったで転ける。こうやって素人を騙すんですね、なんだか上等なことみたいよ、有り難いことじゃない?、って。ルルのベンザのセデスの正露丸の類のことです。馬鹿馬鹿しい。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消え時

2008-03-15 08:37:51 | Weblog
今もNHKで言ってますが、メタボリック症候群を面白がってます、ここでもまことしやかに若いアナウンサーがしたり顔で言います、病気になってからかかる費用と予防に必要な費用を比べても後者の方が少ないのだ、だから病気にならないようにしましょう、その為にはメタボリック症候群に注意しましょうなんて論法です。お気楽に笑いながらやってます。こういう軽薄な繰り返しが、朝忙しく見るでなく見ている人やぼーっと漫然と見ている人達の脳に刷り込まれるんでしょうね、カタカナフレーズに弱いところも十分に計算に入れて。費用対効果がそんなに大切ですかね。国や自治体とすれば一般住民の健康状態の管理も仕事の一つなんでしょう、そこは理解しますが、要らぬ節介が多すぎます。で、理由付けがこんな金の問題です。 病気の定義を拡げるだけ拡げて、予防という色を重ねる。血圧高いがどうして病気なんでしょうね。コレステロールが人より高いからってどうして病気ですかね。日常生活に何の支障もないんですよ。いや、支障が出たらいけないから前もって・・なんて言うんでしょうが、先のこと誰にも分からぬ事、そういう追い方しているとキリがなくなります。起こるか起こらぬかも分からぬ事に注意を向けるエネルギーや費用もそれこそ馬鹿になりません。結局病気になるぞ~と脅しておいて、後は放ったらかし、健康業界を潤すばかり(政治家は袖の下で潤う)、挙げ句は費用を持ち出してどっちが得か考えましょうなんて。大嘘でしょう?大嘘です。
 銀河、大脚光です。でも、のぞみの運賃が一万四千円、銀河のそれが一万八千円、かかる時間が前者3時間弱、後者8時間強。ああら、これじゃぁ負けるわな。朝一番の新幹線で8時過ぎに着く、銀河では7時過ぎ。一泊五千円くらいのホテルがあればどっちが楽か、どっちが好きかの選択になります。と、TVは新聞は分析解説します。便利になるというのはそれ以前のものがなくなるということ、そこから人が去るということです。でもこういう費用だけの比較だけで人がいなくなるのではないと思います。引き時、消え時があるんですね。そこに気づかねばならぬのでしょう。
 日教組がプリンスホテルに損害賠償訴訟起こすんだそうです、三億円。原告は組合員と関係者総勢1889人ですって。奴さん達もあんなにコケにされて黙ってはいられないってことなんでしょうが、新聞の三面を賑わす福岡の中学校の事件、校長も教頭も体調崩して休職、自宅療養しているなんていうていたらくを先に何とかしなさいよ。人権人権なんて念仏唱えているうちに、このざまです。厚顔甚だしい奴らです。何でもかんでも人の所為にする。あなた方の敵は右翼ばかりじゃないですぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

郷愁

2008-03-14 08:42:27 | Weblog
京大病院で脳死移植で、肺を移植された三十歳代の女性が手術ミスで亡くなったという、なんとも切ない話です。移植しなければ早晩亡くなる運命であったのでしょう(そう医者が脅していたのでしょう)、そして待ち望んだその時が来て、この顛末。まだ全部で70に満たぬ脳死移植症例数のはずですが、こういう不祥事は初めてだそうです。もっとも、手術は上手くいったけれどその後のトラブルで亡くなる人も多いはずです、それは大きく報じられませんから私達は知りません。腎移植して数年は透析から解放されるけれどその後は再び同じ状態になる人が多いと聞きますから、移植手術の成功とその人の後の人生(健康状態)とは別評価であるわけです。でも、今回はその手術のミスです。だから切ないことです。単純ミス、しかも手術操作のミス(例えば血管傷つけるとか神経切っちゃったとか)ではなく周辺の機械操作のミスだったそうで、なおさら悲しいことです。例によって医者は自分の過失を認めないのですが、中に一人呼吸器外科の医者が過失責任を認めているそうです。過失は明らかなんだから、たまにはきちっと非を認める医者が出てきてもいいようなものですが、でも刑事罰決まると下手すると医者免許剥奪されます、ああ、これは怖いことです。非を非と認めるくらいのタマなら、今後決して同じことはしないでしょうけれどね。ウダウダと法律の陰に逃げていく奴らが再犯繰り返して犠牲者を増やしているんですよ。これも事実でしょう。せつない事件と思いました。
 ヒール朝青龍強い強い。豊ノ島も十分にスピード溢れ強い相撲取りですが、速さの桁が違うですね。安美錦戦もそうでしたが、土俵際最後の場面での体の浴びせ方、叩きつける風です。土俵の中央で釣り落とす様な、危険大胆外連はないんですが、勢いに任せる風に見せてあれはわざと叩きつけ、叩き倒していますね。どうじゃい、コラ?!いいですねぇ、この流れでいいんですよねぇ。ヒールですよ、ヒール。
 東京大阪間の寝台急行「銀河」がなくなるんだそうです。寝台特急ではなく寝台急行です、こんなのは当地のような田舎にはない列車です。小学生時分にカメラ持って写真を撮りにいく鉄道少年だった時期があって、山陽新幹線ができるうんと前の田舎の電車のことはよく覚えています。寝台特急に憧れて、しかもあの時代はたくさん種類があって、東京ー西鹿児島なんて長距離を思うだけでしびれてました。大阪ー札幌なんてとんでもないのもあったのですが、こちらではこれが最長です。でも特急です、大阪、京都なんて駅は真夜中通過ですから中には停車しない便もある、ええ?京都に止まらないのが柳井に止まる?なんて時刻表見ながらまたドキドキして。また昔は、いやもっと昔には映画によくでてくるように寝台でもなんでもない普通の固い座席の列車が蒸気機関車にひかれて東京から九州までそれこそ準急、急行並みの停車で走っていますが、私の幼少時は新大阪や京都行きの急行がメイン、京都まで8時間でしたねぇ、これまたよく覚えています。急行「つくし」でした。高校三年の4月まで新幹線は岡山迄しか来ていなくて、昼間の特急がまだ現役でした、特急「はと」とかね。ここにも止まり、またすぐ止まりで真夜中を東京から大阪まで行くのでしょう、なんともロマンのあることと思います。時代ですねぇ。歳をとるということを実感することです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陶冶

2008-03-13 08:41:06 | Weblog
日銀総裁選び、民主党が反対して頓挫してます。どの新聞も何故?と書きます、首相もあきれ顔です。不同意という文字が踊ってますが反対とどう違うんでしょうね。同意できないだけで不適格と断じているのではないというう言い訳ですかね、馬鹿馬鹿しい。絵に描いた如き「反対のための反対」です、国会の混乱をのみ目的として重要法案の審議を妨害する。今回は先の予算案強行採決への仕返しです。こんな事していたんでは民意が離れますわ、わからないんですかねぇ。もっとスピードよく効率よく正面突破図るべきでしょうにね。所詮小沢の親父も自民党手法しか使えないタマだったってことです。菅も鳩山も誰も誰もズルズルグジグジ言うだけです。だめですねこれじゃぁ。今選挙しても勝てやしませんわ、民主党。
 博士号ワイロと見出しです、大学の事務方が記者会見してますがくだらぬ建前論だけです。当の教授(学長)は個人的に使っていない、研究費や医局費に入れているなんて言い訳しているそうですが、昨日も書きましたが大嘘ですよ。それなら初めから医局に寄付させればいいことですからね、博士号取得したら相当に寄付しろって言えばいいことです。そうじゃないんですから、この男の懐に入っているに違いないじゃないですか全く嘘も程々にしろってことです。大学教授の給料なんて微々たるもんだそうで、そこを補う副収入が薬屋やら機械屋やらからの袖の下、患者からの謝礼、そしてこの手の部下からの上納金、そしてあるいは医局費、同門会費の横流し(横領)。逆らえないから黙ってる、言うこと聞いとかないと貰えるもの(博士号)も貰えなくなるから金持っていきます。悪しき慣習ですか、皆分かってますけど、目の前のもの手に入らなければ元も子もないわけです。これでどうぞよろしくお願いします、どの業界にもある贈収賄構図そのままです。権力は腐る、の図です。国立大学の教授は公務員であるから贈収賄の犯罪が成立するんだそうです、おお、日本中の教授がビビってますよ。現在博士論文かいている連中ラッキーですねぇ、金包まなくてもよくなりましたよ。
 日経に、小学校であだ名をやめて「さん付け」で呼びましょう運動が起こっているそうです。あだ名がいけない理由、連中の考えそうなことです想像つきますけれど、こうです「容姿からつくことの多いあだ名の欠点が強調されるようになった」と大学教授、ちびの白髪のでぶの足短か(これは私のこと)のとあだ名って言うのはこういうもんで、子供が言うことですわ、からかってやろうと単純に呼んでいることです、大人が目くじら立ててどうするんぞ?です。そこには馬鹿親のクレームが付いて回っているんでしょうがね。東京の教育委員会は、呼び名の特別な指導はしていないが人権的配慮から敬称をを勧めていると言います、出た出た人権お化け。実際にあちこちの小学校でこういう指導が為されているようです、「学校はフォーマルな場、けじめを教えるために行なっている」なんて大言吐く校長までいる様子です。フォーマルな場?びっくりしますねぇ、それならもっと社会の一員になるべくちゃんと躾る教育を優先なさい、連中のやることは端々の言葉狩りばっかりです。さん付け運動と言うんだそうです、これまたこっち連中の好きなスローガン。昨日書いた聾唖の呼称事件と同根です、身体の不具をその人に向かって声高に口にするそういう行為をこそ正してやるべきでしょう、あだ名がいけないんじゃないですよね。行為行動は正せるけれど、持って生まれた品性は直せないなんて誰かが言ってましたが、若いうちです子供はどうにでも変わっていきます、それこそ人格陶冶してやればいいんです。端々にしか気が回らない、というかそれでいいと決めつけている。もっとも、人格品性なんて話になれば一番に陶冶しなければならぬは教員達かも知れませんが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博士

2008-03-12 08:41:28 | Weblog
エチオピアのマラソン選手(2時間4分ですよ、すごいと思います、日本はサブテンのレベルですからいつまでたっても)やらイギリスの美人ランナー、ラドクリフが北京の大気汚染を怖れてマラソンには出ないって言ってるそうです。一万メートル走には出るんだそうです、勝ったら金貰えるんでしょうね。中国も言われたもんです、でもさすがにここは低姿勢です、必ず基準内濃度に下げるとか(つまり今は汚染されてるってことです)五輪期間内は工場操業停止させるとか、あれこれ言ってます。四の五の言う奴は入国禁止だ!なんていつもの横柄さはいまのところありません。何と言っても五輪ですから。日本も韓国もやってきたことですから。餃子の五輪のと、何時いつもの居丈高さに身を翻すか分かりませんが、しかしたかがスポーツ一選手に叩かれて、大国中国面白くないでしょうなぁ。
 静岡県教育委員会が聾学校の名称を聴覚特別支援学校に変えましょうと、自分では良いこと言ったように提案したところ、当の全日本聾唖連盟から反発喰らってるという記事です。本当に教育の現場というは真っ赤っかなんですねぇ、こういう言葉狩りにどれほどの意味があるっていうのでしょうか。いや現場じゃなくて幹部連中がおかしいんだなんて言うのかも知れませんが、教育委員会にいる連中が校長に「天下って」行くんですからね、上も下もありませんや、全体の問題です。差別用語だと言いたいんでしょうね、聾なり唖なり盲なりが。でも、これらは歴とした日本語ですからね。つんぼ、おし、めくら、他にはびっこ、ちんば、かたわ、などなど不具の呼称は数々あります。「このめくらが!」なんて目の見えぬ人に向かって言う言わぬは単にその人の人格、素養、育ちの問題であって、差別がどうのこうのじゃないんでしょうにね。セクハラ定義の無茶さに繋がります、女が嫌と思うことは全部がハラスメントだっていうあれです。「片手落ち」までが狩られてますからね、本当に片手をなくしたひとの気持ちを考えろ!ってね。馬鹿馬鹿しい。この言葉は片手なくした人を見て、不便不自由不備不具合を比喩したことばです。もう言葉として独立しています、この言葉使うときにいちいち片手のない人を思い浮かべはしませんわね、それをわざわざに言挙げする。恣意に違いないですね、他にやること考えることはないんかい?ですわ。自分は正義の味方みたいに思っているのがまた始末に負えないことでして。で、要らぬお節介だと叩かれる。今回のこの連盟の判断は非常に筋の通った「いい話」です。聾を聴覚障害者と表記し直すことにどれほどの意味を求めているのか。何でも人の所為にするこの連中の体質そのままの出来事です。
 横浜市立大学医学部で博士号の謝礼が教授に現金で支払われていたと新聞記事です。一人頭十~三十万で、累計何千万になっているって事です。ええ?知らなかったですか?ああ、そうでしたか。博士号は担当教授が出してくれるものです、形は(証状には)大学が出したようになってますが、担当教授が良いと言えばそれで終わりです。ということは、そこにズルが生ずるでしょう?チェックが効かないですから。どこの大学でもそうですよ。私もそうでしたし。30万で済んだらオンの字です、15、6年前でも相場はもっと高かったですよ。教授ですか?当然の顔して受け取りますよ、こっちも当然と思ってますから。へぇ、知らなかったんですか。そうでしたか。博士号は買うモノですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする