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しつこいですが鹿児島の選挙違反冤罪事件、県警本部長がまだウダウダ言ってます、無罪判決をもって返納したわけではない、返納しないと県民の理解を得にくいと判断したからだ、と。余程に
この無罪判決が気に入らぬと見えますが、二言目には県民の安全とやら国民の信頼とやらの大きな抽象、身も蓋もない正論を振り回しておいて、端々では無体を繰り返している実態を反省もしないってわけです。無罪判決を持って返納すべきなんです。それまでは（判決が出るまでは）仕方ないにしましょう、県警としての見栄もメンツもありましょうからね、もちろん途中で引き返すこともできたはずですがもとよりそんな勇気があるはずもないタマです、でも冤罪だったってことになったらそこで謝るべきなんです、無茶な捜査だったことは連中が一番分かっていることでしょうから。その勇気もなく決断もできなかった。すればこうやってズルズルと自分の前の発言を忘れないようにしながらその場その場で糊塗するしかなくなるわけです。一つ嘘言うとずっと嘘を突き続けるわけです。県民の理解？あなた如き小物（こもの）に県民呼ばわりされずともいいこと。人を十把一絡げに見下すその態度その考え方が横着傲慢不遜だっていうのです。肚一つ据えられぬ小人が権威を傘にふんぞり返る。何だか論語の世界のような感じです、孔子様がこんな人間になってはだめぞよって言った類型その一です。折しも北九州でまた冤罪判決です。大丈夫かいな。
　当地山口二区、衆院補選自民党候補が姿を現しました。山口市で記者会見です。町村さんやら福田総理やらに説得されてその気になったそうです、例によって中央とのパイプとやらを重視してキャリア役人を連れてくるいつもの手順、東京からみれば当然の流れ、県側としても受けるが常道。が、当の選挙区には何もありません。山口市じゃなくてせめて岩国で会見するべきじゃなかったんでしょうか。写真で見るかぎり、典型的な役人さん顔で、面白味にも欠けて。何だかなぁって感じです。当の選挙民が置いていかれている、天から何かが降ってきたって感じです。よくあることなんでしょうけれど。