言い訳

沖縄強姦米兵釈放だそうです、少女が告訴取り下げたんだそうです。足をすくわれるってのはこういうことを言うんでしょうね、どうしてくれる？！と拳振り上げたはいいけれど降ろすところがなくなりました。起訴されなければ法律上は犯罪人ではない、公式には拘束も処罰もされないということです。ま、それはどちらでもいいですが、この顛末どう思われますか。結局この事件、未成年事件であるのに関わらず全く両親が出てきませんね。誰々と同定されるのが困るから、将来のある女子だからなんてのが陳腐な理由でしょうが、つつかれるとこっちにも大ほこりが舞うからじゃないんですかね。こんな事件がある度に、米軍に生活の全てを寄り掛かっている人が大勢いることが放映されます、此の地に米軍米兵は「異物」ではないんでしょう。この少女の品行やら行跡やらをもっと教えなさいって事になりましょう。古い言い方かも知れませんがぶらさがりって連中はいないんですか。年若ければ純で聖だなんて誰が信じるんですか？
　中国餃子事件は予想通りに捻れてきて、中国が野菜の輸出を一切しないなんて事態に進みそうです。むろん凡百の評論家達が泡を飛ばして叫んでいる食糧自給率の低さを見込んでのことでしょうね、私もそう思います。こっち（中国）が悪いというなら、うちのものを買ってもらわなくて結構と居直る、脅迫する。そのかわりあんたん所（日本）のモノも一切買わん、ってね。いつかこんな事があったですねぇ、現代版のＡＢＣＤラインですか、いや今は一本だけＣだけですが。昔石油鉄鋼、今食材。ここで目を覚まして、フランスのように国の基礎は何なのかをしっかり考え直して、人口、食料、軍備といった根本を整え固めることこそ焦眉の急ということでしょう。昔から必ず誰かが言ってきたことではありますが。
　鹿児島の選挙違反冤罪事件で当時担当警官が表彰されていたんですって、困難な事件を解決したって理由で。で、今回無罪の判決が出た事を受けて、県議会でこの表彰を取り消したらどうかという質問が出て、県警本部長が、当人が罪を犯したのではない（選挙違反はなかったって判決ですからね、確かにそう言われりゃそうです）ので、国家公安委員会規則によれば取り消す理由がないって答弁したそうです。役人が言いそうなセリフですが、これが逆だったらどうだったか。判決が出て即に恥ずかしいことで申し訳ない、表彰に値するものでは決してない（ですよね）とこの本部長が決定していたらこれは相当に世間を肯かせるものであったはずです。いえ、そんな場合でも今回の本部長の謂のごとくねじ込んでくる奴がいたかもしれませんが、そういう順なら分のないことでしたでしょうね。ここですね、要はトップの肚です、恥の意識、職の意識の高低です。法律を盾に筋違いの行動の言い訳をする。筋と法律とは食い違うものです。どちらを元に私達が生活しているのか。失敗の言い訳に法律の区々の文言を引っぱり出す。もうこんな逃げ口上は聞き飽きましたね。