柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

博士

2008-03-12 08:41:28 | Weblog
エチオピアのマラソン選手(2時間4分ですよ、すごいと思います、日本はサブテンのレベルですからいつまでたっても)やらイギリスの美人ランナー、ラドクリフが北京の大気汚染を怖れてマラソンには出ないって言ってるそうです。一万メートル走には出るんだそうです、勝ったら金貰えるんでしょうね。中国も言われたもんです、でもさすがにここは低姿勢です、必ず基準内濃度に下げるとか(つまり今は汚染されてるってことです)五輪期間内は工場操業停止させるとか、あれこれ言ってます。四の五の言う奴は入国禁止だ!なんていつもの横柄さはいまのところありません。何と言っても五輪ですから。日本も韓国もやってきたことですから。餃子の五輪のと、何時いつもの居丈高さに身を翻すか分かりませんが、しかしたかがスポーツ一選手に叩かれて、大国中国面白くないでしょうなぁ。
 静岡県教育委員会が聾学校の名称を聴覚特別支援学校に変えましょうと、自分では良いこと言ったように提案したところ、当の全日本聾唖連盟から反発喰らってるという記事です。本当に教育の現場というは真っ赤っかなんですねぇ、こういう言葉狩りにどれほどの意味があるっていうのでしょうか。いや現場じゃなくて幹部連中がおかしいんだなんて言うのかも知れませんが、教育委員会にいる連中が校長に「天下って」行くんですからね、上も下もありませんや、全体の問題です。差別用語だと言いたいんでしょうね、聾なり唖なり盲なりが。でも、これらは歴とした日本語ですからね。つんぼ、おし、めくら、他にはびっこ、ちんば、かたわ、などなど不具の呼称は数々あります。「このめくらが!」なんて目の見えぬ人に向かって言う言わぬは単にその人の人格、素養、育ちの問題であって、差別がどうのこうのじゃないんでしょうにね。セクハラ定義の無茶さに繋がります、女が嫌と思うことは全部がハラスメントだっていうあれです。「片手落ち」までが狩られてますからね、本当に片手をなくしたひとの気持ちを考えろ!ってね。馬鹿馬鹿しい。この言葉は片手なくした人を見て、不便不自由不備不具合を比喩したことばです。もう言葉として独立しています、この言葉使うときにいちいち片手のない人を思い浮かべはしませんわね、それをわざわざに言挙げする。恣意に違いないですね、他にやること考えることはないんかい?ですわ。自分は正義の味方みたいに思っているのがまた始末に負えないことでして。で、要らぬお節介だと叩かれる。今回のこの連盟の判断は非常に筋の通った「いい話」です。聾を聴覚障害者と表記し直すことにどれほどの意味を求めているのか。何でも人の所為にするこの連中の体質そのままの出来事です。
 横浜市立大学医学部で博士号の謝礼が教授に現金で支払われていたと新聞記事です。一人頭十~三十万で、累計何千万になっているって事です。ええ?知らなかったですか?ああ、そうでしたか。博士号は担当教授が出してくれるものです、形は(証状には)大学が出したようになってますが、担当教授が良いと言えばそれで終わりです。ということは、そこにズルが生ずるでしょう?チェックが効かないですから。どこの大学でもそうですよ。私もそうでしたし。30万で済んだらオンの字です、15、6年前でも相場はもっと高かったですよ。教授ですか?当然の顔して受け取りますよ、こっちも当然と思ってますから。へぇ、知らなかったんですか。そうでしたか。博士号は買うモノですよ。
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