柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

消え時

2008-03-15 08:37:51 | Weblog
今もNHKで言ってますが、メタボリック症候群を面白がってます、ここでもまことしやかに若いアナウンサーがしたり顔で言います、病気になってからかかる費用と予防に必要な費用を比べても後者の方が少ないのだ、だから病気にならないようにしましょう、その為にはメタボリック症候群に注意しましょうなんて論法です。お気楽に笑いながらやってます。こういう軽薄な繰り返しが、朝忙しく見るでなく見ている人やぼーっと漫然と見ている人達の脳に刷り込まれるんでしょうね、カタカナフレーズに弱いところも十分に計算に入れて。費用対効果がそんなに大切ですかね。国や自治体とすれば一般住民の健康状態の管理も仕事の一つなんでしょう、そこは理解しますが、要らぬ節介が多すぎます。で、理由付けがこんな金の問題です。 病気の定義を拡げるだけ拡げて、予防という色を重ねる。血圧高いがどうして病気なんでしょうね。コレステロールが人より高いからってどうして病気ですかね。日常生活に何の支障もないんですよ。いや、支障が出たらいけないから前もって・・なんて言うんでしょうが、先のこと誰にも分からぬ事、そういう追い方しているとキリがなくなります。起こるか起こらぬかも分からぬ事に注意を向けるエネルギーや費用もそれこそ馬鹿になりません。結局病気になるぞ~と脅しておいて、後は放ったらかし、健康業界を潤すばかり(政治家は袖の下で潤う)、挙げ句は費用を持ち出してどっちが得か考えましょうなんて。大嘘でしょう?大嘘です。
 銀河、大脚光です。でも、のぞみの運賃が一万四千円、銀河のそれが一万八千円、かかる時間が前者3時間弱、後者8時間強。ああら、これじゃぁ負けるわな。朝一番の新幹線で8時過ぎに着く、銀河では7時過ぎ。一泊五千円くらいのホテルがあればどっちが楽か、どっちが好きかの選択になります。と、TVは新聞は分析解説します。便利になるというのはそれ以前のものがなくなるということ、そこから人が去るということです。でもこういう費用だけの比較だけで人がいなくなるのではないと思います。引き時、消え時があるんですね。そこに気づかねばならぬのでしょう。
 日教組がプリンスホテルに損害賠償訴訟起こすんだそうです、三億円。原告は組合員と関係者総勢1889人ですって。奴さん達もあんなにコケにされて黙ってはいられないってことなんでしょうが、新聞の三面を賑わす福岡の中学校の事件、校長も教頭も体調崩して休職、自宅療養しているなんていうていたらくを先に何とかしなさいよ。人権人権なんて念仏唱えているうちに、このざまです。厚顔甚だしい奴らです。何でもかんでも人の所為にする。あなた方の敵は右翼ばかりじゃないですぞ。
コメント
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