ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

軽井沢に本格ワインバー「RUBATO」オープン  

2014-07-18 10:00:00 | レストラン&店
2014年7月18日、軽井沢駅から徒歩圏内のロケーション
「wine & music RUBATOルバート® がオープン

「wine & music RUBATOルバート®」は、「アカデミー・デュ・ヴァン」の講師を務める矢野 恒(やの ひさし)さんがオーナーソムリエを務めるワインバーです。

夏季だけではなく、通年営業ということですから、これは要チェックです。



オープン前日に開催されたレセプションに、軽井沢まで出かけてきました。

軽井沢は新幹線で約1時間なんですね。いつもは車ですが、電車は早い!
軽井沢駅の北口を出たら、旧軽に向かう道をそのまま北上し、徒歩9分ほど。
“東雲”交差点を過ぎ、右手にニューアートミュージアムが見えたら、すぐ先の左手がルバート。
通りに面しているので、わかりやすいと思います。



グラスワインは1000円から。
ボトルも、白が3000円~(ボルドーでした)、ロゼは3800円~、赤はボルドー4200円~、ブルゴーニュ4800円~、シャンパーニュは5700円からと、意外とお手頃。
※ラインナップと価格は今後変わる可能性があります

ワインリストには、矢野さんセレクトの、フランスを中心とした個性あふれるワインが色々ありました。



軽井沢という土地なので、口の肥えた別荘族の舌を満足させるワインはもちろん、観光で来る一般客にも受け入れやすいよう、幅広いメニュー構成をしているそうです。



昼の営業がありますが(11~14時)、ランチメニューを提供するのではなく、カフェのような感じで、軽くつまみつつ飲めるとのこと。
つまり、昼にふらりと行っても、ワインが飲めます。

昼も夜も、グラスワイン1杯から飲めますので、軽井沢観光のひと休みに利用してもいいですね。




料理は、今のところは、軽いメニューを用意。
まだまだスタートしたばかりなので、今後いろいろ変わっていくようです。


オススメは チーズ
ご近所の「アトリエ・ド・フロマージュ」から取り寄せるそうです。



軽井沢には、ピッツアやイタリアン、フレンチなどの店はぽちぽちあるものの、本格的なワインバーは見られず、だからこその出店と言うことでした。

カジュアルなワインは周辺のそうした店でそこそこ飲めますが、本格的なワインの店が通年で営業するのは、ワイン好きには嬉しいこと。利用価値大です。

とはいっても、堅苦しい店ではなく、調理師&ソムリエの資格を持つ若い女性店長 がいらっしゃいます。
色々お話させていただきましたが、熱心で親しみやすい方なので、気軽に相談しましょう
オーナーの矢野さんも、店には週に4、5日いらっしゃるそうです。



ここは、単にワインを飲むだけではなく、ジャズやクラシックなど様々なタイプのミニコンサートや、落語や講談などの各種パフォーマンスも行なうとか。

軽井沢の新名所、『芸術文化発信基地』 を目指しているそうです


グランドピアノが置かれ、音楽好きの人には特に嬉しいお店です



日帰りで遊びに来ても、帰りがけに1杯飲んで、という使い方ができますし、
これから軽井沢に行く予定のある方は、覚えておくと利用価値大なワインバーです。



wine & music RUBATO ルバート®

住所:〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1277-15
営業時間:11:00~14:00 / 18:00~23:00
定休日:水曜日
席数:60席(カウンター8席、テーブル44席、テラス8席)
ホームページ:http://www.barrubato.com/


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アルザスワイン1人6本プレゼント!~7/31まで

2014-07-17 09:23:09 | ワイン&酒
1人6本のアルザスワインが12名に当たる!嬉しいキャンペーンのお知らせです

この季節、意外にも、ワインキャンペーンが多いんです。
先日も、イタリアのソアーヴェ、世界のリースリングのバイザグラスキャンペーンを紹介しましたが、本日お知らせするキャンペーンは、1人で6本ものアルザスワインが抽選で当たる太っ腹なものです

Facebookで写真を投稿するだけで、簡単に応募できます。

アルザスワインは、白ワインだけでなく、赤ワインもありますし、スパークリングのクレマン・ダルザスもあり、多彩です。
ぜひお気に入りのアルザスワインを飲み、応募してみてください。

下記に概要を貼り付けますので、よく読んでくださいね。

※お酒のキャンペーンですので、応募でいるのは20歳以上の方のみです。




French Happy Hour with Alsace Wines キャンペーン

■応募方法:
①お飲みになったアルザスワインのボトルを下記の要領で撮影してください。

A フレンチ・ハッピー・アワー参加店で注文された場合: 注文したアルザスワインのボトルを、ショップ・カード、メニューなどと一緒に撮影してください。

B ご自宅・ご友人宅で飲まれた場合: お飲みになっているアルザスワインのボトルを、おつまみや料理などと一緒に撮影してください。

②フレンチ・ハッピー・アワーのFacebookページに、①の画像を投稿してください。

 フレンチ・ハッピー・アワーFacebookページ   
 https://www.facebook.com/frenchhappyhour
 尚、投稿の際、下記を入力してください。
 - 『アルザスワイン プレゼント応募』
 - 撮影日
 - 撮影場所(FHH参加店舗名、または、『自宅』『友人宅』など)

■応募受付期間:2014年7月1日~2014年7月31日


■対象ワイン: アルザス地方のAOCワイン(AOC ALSACE、AOC ALSACE GRAND CRU、AOC CREMANT D’ALSACE)

■賞品: アルザスワイン委員会特製 アルザス・リースリング 6本

■当選者人数: 12名

■当選者発表:
発表予定日: 2014年8月15日
発表方法: ご当選者様へのFacebookメッセージでのご連絡をもって、当選発表に代えさせていただきます。
尚、賞品の発送先は、日本国内のみとさせていただきますので、ご了承ください。

■主催者: アルザスワイン委員会、Sopexa Japon(フランス食品振興会)

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鮮やか!ブルーボトルのスパークリングワイン

2014-07-16 12:45:13 | ワイン&酒
先日、西友 のワイン売り場をチェックしていた時に目に付いた、鮮やかなブルーボトルのスパークリングワインを買ってみました。西友直輸入ワインです。


CAVA Rondel Blue Brut (Spain) 798円(税抜)

スペインの発泡酒CAVA で、マカベオ、パレリャーダ、チャッレロの3種のブドウのブレンド。
シャンパーニュと同じ、瓶内二次発酵でつくられています。



ワインの色は、淡い麦わら色。
泡立ちはしっかりしていて、そこそこ持続性があります。
口にすると、ミネラル感のあるキリリとした辛口。
しかしながら、残念なことに、このボトルはブショネ気味で、イヤなコルクの感じがありました。

状態のいいものであれば良かったですが、ホント、残念!
本来であれば、リンゴ、洋梨、レモン、トロピカルフルーツの風味が感じられるそうです。



とはいえ、見た目が涼しげでオシャレな辛口スパークリングワインは、今の季節にピッタリ
気軽なパーティなどに喜ばれるでしょう。

お値段もお手軽なので、覚えてくと便利な1本です。

(輸入元:西友プロキュアメント)


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オーストリアビールと食のペアリング【後編】

2014-07-15 10:02:33 | ワイン&酒
【前編】 でアップしたセミナーに続いて開催された オーストリアビールプレゼンテーション では、オーストリアの10の醸造所の22種類のビールと、会場となったウエスティンホテル東京のオーストリア人シェフによるさまざまな料理が並びました。


まずは、ウエルカムビールから。


右)In Primus ゼクトシュタルクビア  シュレーグル修道院醸造所 (※左は後述します)

発泡ワインのゼクト酵母を使い、瓶内発酵でつくられたビールで、原材料は、水、モルト、ホップ、酵母、ゼクト酵母。アルコール9.9%。
きめ細かく、ビールなのにワイン的で、非常に上品。スーッと軽快に飲めました。
ワイン好きにならこれは気に入るはず。
食前酒のほか、肉料理やチョコを使ったデザートにも合うとか。
※シュタルクとは英語でstrong(強い)という意味


オッタクリンガー醸造株式会社
オーストリアの大手ビールメーカーで、航空機の機内サービスでもよく登場するそうですから、飲んだ人は多いでしょうか?



左)シュロス・エッゲンベルク 右)ブラウハウス・ジモン・シュトラッサー ツィラタールビール

ビールを柑橘系の果汁で割った ラドラー は、ジュースのように飲みやすく、ノドの渇きを潤してくれました。

ライム果汁とエルダーフラワーのジュースで割ったシュロス・エッゲンベルクのナチュラルラドラーはアルコール2.6%、オーガニックレモネードで割ったツィラタールのラドラー(右)は1.6%。
アルコールが低く、レモンの風味が爽やかなので、気軽に飲めますし、スポーツの後にも飲みたくなります。暑い季節にもピッタリ。
シャルキュトリが合い、温野菜もおいしい。これはハマります!
アルコールがライトなラドラーは、日本でも流行りそうな気がしました。



会場には、どれを飲もうか悩むほどたくさんのオーストリアビアがありました。
全部ではありませんが、その一部を画像で紹介します。



ラベルの意匠も、ビールの色も味わいも、実にさまざま!

数多くのビアの中で、私が特に気に入ったのは、ウエルカムビアと同じシュレーグル修道院醸造所のもの。


シュレーグル修道院ビール ヴィンテージ2013 シュレーグル修道院醸造所

上面発酵のシュタルクビアで、無濾過、アルコールは7.5%。
心地よい酸味があり、ワインと近い味わいが楽しめたので、とても気に入りました。
ビールなのにヴィンテージ入りというのも珍しくないですか?表裏のラベルもワイン風です。
これは長期保存できるそうです。


こんなビール初めて!と思ったのは、シュロス・エッゲンベルク醸造所のサミクラウス。


左)サミクラウス・バリック  右)サミクラウス・クラシック  シュロス・エッゲンベルク醸造所

どちらも、バーレーワイン というスタイル。
バーレーワインは、アルコールの最も高いエールビールで、どちらもアルコール14%。
熟成期間が長く(サミクラウス・バリックはオークのバリック樽で熟成)、瓶内でさらに熟成され、長期保存が可能なビールです。

サミクラウス・バリックなどは、もはやビールというよりは、リキュールのような味わいで、凝縮感のあるブドウはチョコレートを思わせる濃厚な甘い味わいでした。
どちらもチョコレートをはじめ、スイーツとの組み合わせが最高だとか。
こんなビールもあるんですねぇ。



シュロス・エッゲンベルク醸造所からはオーナーのカール・シュトア氏(右)が来日し、初代ビアソムリエ世界チャンピオンの カール・シフナー氏(左)と共にオーストリアのビールを紹介しました。


■出展醸造所リスト(アイウエオ順):
 エンゲルツェル・トラピストビール醸造所 (TrappistenbrauereiStift Engelszell)
 オッタクリンガー醸造株式会社 (Ottakringer Brauerei AG)
 ケルントナー醸造株式会社 (Vereinigte Kärntner Brauereien Ag)
 ジモン・シュトラッサー醸造所 (Brauhaus Simon Strasser)
 シュレーグル修道院醸造所 (Stiftsbrauerei Schlägl)
 シュロス・エッゲンベルク醸造所 (BrauereiSchlossEggenberg)
 ツヴェットル醸造所 (Privatbrauerei Zwettl)
 ヒルト醸造所 (Brauerei Hirt GmbH)
 ホーフシュテッテン・クランマー醸造所 (Brauerei Hofstetten Krammer GmbH & Co KG)
*ブラウハウス・ジモン・シュトラッサー ツィラタールビール醸造所 <追加>





料理 はいろいろあったのですが、ビールに集中して試飲していたら、写真を撮りはぐりました。
なので、こんな感じのお皿しか画像がありません。お許しを…




ただし、後半に出された スイーツ は、バッチリ撮影できました


Brandteig Krapfen (ブラントタイク クラプフェン)

ウィーン風シュークリームに合わせたのは、初体験のボックビール。


グラニート・アイスボック  ホーフシュテッテン・クランマー醸造所

アルコール度数の高いラガータイプのボックビールを、低温で熟成させた後、さらに数週間冷凍させてアルコールやエキス分を高めたのがアイスボック。
香ばしく、コーヒーリキュールぽい感じがあり、アルコール11.5%もあります。
ダーク系のケーキに合いそう。ウィーン風シュークリーム にもよく合いました



Linzertorte(リンツァートルテ)    Esterhazy Schnitten(エスターハージー シュニッテン)

リンツァートルテは、オーストリア北部リンツ発祥のケーキで、ラズベリージャム入り。
エスターハージー シュニッテンは、名門エスターハージー家の伝統菓子で、矢羽模様が特徴。
ヘーゼルナッツプラリネペースト、アーモンドバウダー、チョコレートなどが使われています。
※エスターハージー家については、以前の記事を参照してください → コチラ

ビールとのマリアージュなら、甘酸っぱいラズベリージャムが使われているリンツァートルテが最高に合いますね。濃厚なサミクラウス・バリックとバッチリでした。
サミクラウス・バリックは、ナッツの風味のするエスターハージー シュニッテンにも合わせられます。

スイーツとビール、最高です




それにしても、オーストリアビール、奥が深い!

その種類の豊富さ、多彩さに驚きました。

ビールに関しては、まだまだ初心者な私ですが、食とのマリアージュをからめながら、少しづつ実践で学んでいければと思いました。



そうそう、面白い話をオーストリア大使館のオーストリア人の方に聞いたのですが、

オーストリアではビールの注文方法が独特で、0.2リットル、0.3リットル、0.5リットルなど、量で注文できる そうです。

あまり量を飲めない時や、少しずつ飲み比べたい時などには、これは合理的ですね。
この注文方法はオーストリアだけとか。
日本でも広まってくれると嬉しいシステムでは?



今回のイベントは、ジャパンビアソムリエ協会 の主催によるものでした。
同協会では、ビールに関するさまざまなセミナーやイベントを開催していますので、興味のある方は、協会のホームページにアクセスしてみてください。
Facebookページもあります。


ジャパンビアソムリエ協会
 ホームページ http://www.beersom.com/
 Facebook  https://www.facebook.com/beersomjp/timeline

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オーストリアビールと食のペアリング【前編】

2014-07-14 16:40:00 | ワイン&酒
6月24日にウエスティン東京で開催された オーストリアビールプレゼンテーション を取材してきました。

※事前の告知記事は → コチラ

案内役は、初代ビアソムリエ世界チャンピオンカール・シフナー氏
※プロフィールは上記の告知記事を参照ください

同日の午後の ビール&フードペアリングセミナーも取材しましたので、まずはセミナーの方からリポートします。


カール・シフナー氏 (オーストリア出身)

オーストリア は北海道くらいの大きさの国で、人口は約850万人。
ビールで有名なドイツ同様、オーストリアもビールをよく飲み、16~65才がビールをよく飲む年齢層。
オーストリアは16才から飲んでいいんですね。

国内には約150のブルワリー(ビール醸造所)があり、ピルスナー、ボック、ヴァイス、ドゥンケル、メルツェン、トラピスト、アイスボック、バーレイワイン、シュタルクビアetc...と、さまざまなタイプのビールがつくられています。





日本でビールと合わせる食べ物といえば、居酒屋メニューが定番でしょうか。
焼き鳥、枝豆、唐揚げ、焼肉、フライドポテト、肉じゃがもいいですし、ソーセージ、ポテトチップス、柿の種etc...と、あれこれ思い浮かびます。
それらをガーッと流し込むように飲むのが、日本でのビールの飲み方のスタイル?(笑)

最近はIPAビールをはじめ、クラフトビールが人気で、飲める店もあちこち増えてきましたけれね。でも、食とかウェルというよりも、やはりビールをじっくり味わうのがメインで、フードは添え物になっているケースが多いかもしれませんね。

そんなわけですから、ビールと食のマリアージュを探るのは実に面白いと思いました。




いよいよ、ビールとフードのペアリング理論&テイスティング です。

まず、マリアージュのポイントは4つ。

1)同類で合わせる:似たものが重なると、お互いを高め合う。
            例)サワーエールと酸味のあるフード
2)対比させる:辛いものと甘いもの、甘いものと苦いものなど。
3)相互強化:お互いを引きたてるものと組み合わせる。
            例)ウオッシュチーズと苦みのあるもの
4)対照的なもの:例)辛い食べ物が苦みによって助けられ、辛みが落ち着く。

そのものの味が印象的でないものでも、組み合わせによっておいしく感じられものがある。また、よくある組み合わせでも、自分で試すことが大事。もっと違う味はないか?いつも考えることが大事」と、シフナーさん。



まずは、アペリティフ としてのビール。
日本での、「とりあえずビール!」も、よく捉えればアペリティフでしょうか(笑)

食事の前に最初に口にするものなので、非常に大事なポジションになります。
食欲を増進させる苦みのあるものや、後に口にするものが楽しめ、影響を与えないものがオススメ。

食欲増進目的なら、アルコールの高いビールを小さななグラスで少量提供するのもgood。
ハーブビア、ラドラー、カンパリのピルスナー割り、リキュールのビール割り、ダークビールのスパークリングワイン割りなどなど、色々な組み合わせが可能です。

ブドウ果汁を使ったビールもアペリティフにピッタリ。
アペリティフで飲む場合は、ビールグラスよりもワイングラスに入れると、食事の雰囲気も壊さず、アロマも楽しめます。

また、タイプを選べば、アペリティフとして飲んだビールを、そのまま食中酒としても飲み(温度8~10℃くらいで提供)、最後にデザートとして(13~15℃)楽しむのもありだそうですよ。



前菜 とビール
重くないもの、全体の味を壊さないものを、お腹いっぱいにならない量で。
軽めのサラダなら、ノンアルコールビールか、軽いビールなどを。


肉の冷菜にはペールエールなどがオススメ

レバーなどの肉系のパテなら、フェストビアやストロングエールもOK。


ビールと スープ
液体と液体のマリアージュですが、シフナー氏のイチオシはクリームスープ
まずビールを口に含み、なじませた後に、スープを入れ、ビールを含ませると、ハーモニーが調和しやすいそうです。



濃度のあるポタージュと合わせてみたいですね。
今の季節なら、冷たいヴィジソワーズなんかどうでしょう?

ビールの炭酸が、スープのうまみを舌に残します。
「ほぼ終わりのない遊び」と、シフナー氏。


ベジタリアン料理、パスタ とビール
パスタもビールも穀類からつくられたものなので、合わせやすい組み合わせ。
ハーブやスパイスを使ったり、オーガニックの素材を加えると、よりマッチングしやすくなります。

ライ麦パン とビールなら、パンをゆっくり噛み、パンの風味が出たところに、ライ麦風味のするナット・ブラウンエールを乗せてみるとバッチリ!


とビール
魚の種類、調理方法によるが、魚の風味だけが強調されすぎないビールがよく、相乗効果のあるものと合わせるのもコツ。

例)脂肪分の多い魚には強いビール、辛いスパイスを使った料理には苦みの強いビール
  牡蠣などの塩味のあるものはローストアロマのあるデュンケルなど

ビールを使って魚を調理する例がオーストリア、ドイツなどではよくあり、ビールで溶いた粉の衣をつけて揚げたりするそうです。
ビールビネガーも最近多く、魚のマリネや、サラダのドレッシングに使われるとか。


肉料理 とビール
魚同様、鶏、他の鳥類、野鳥、豚、牛、ジビエなどの素材や、調理方法(蒸す、茹でる、焼く、煮込む、スモークするなど)、香辛料の使い方によっても、よりマッチする組み合わせがある。

ワイン同様、軽い味わい、シンプルな味付けの料理には軽いビール、煮込みなどのこってり重厚な料理、グリルには強いタイプのビール

牛肉のカルパッチョなら、アンバーエールがバルサミコにもよくマッチ。
トロピカルフルーツを加えた料理なら、フルーティーな IPA などと。

ビールを肉料理に使う例として、オーストリアでは“ビールチキン”があります。
ビール缶の上に鶏肉を載せ、オーブンに入れて焼くと、チキンにビールの風味が移るという料理。当然、ビール缶は開けておかないと爆発します!やけどにも注意!


ビールと チーズ
チーズは、乳種、製造方法、熟成期間により多様なので、ビールとの組み合わせは星の数ほどありますが、脂肪分の高いチーズには強いビール、軽めのチーズには軽いビール が基本。

山羊チーズなら強めのエール、IPAなら熟成チーズやピリリとしたブルーチーズ、ラオホビールにスモークチーズ、ヴァイツェンボックならいろいろなチーズとの組み合わせが可能。


フレンチやイタリアンでは、チーズは食事の最後に出されますが、

チーズとビールの組み合わせは、日本の“お通し”にしてみると面白いのでは?
と、シフナー氏の提案。
これはすぐにでも実践できそうです。


スイーツ とビール
オススメの組み合わせはビールとショコラ
まずビールを少し飲み、次にチョコを口に入れ、すぐに飲み込まずにしばらく口の中で温めたところに、ヴァイツェンボックやデュンケルなどのビールを飲み、チョコをビールで包み込むようにしてから、ビールのコートをチョコで突き破るようにして楽しむ。
ちょっと難しそうですが、これも実践できそうですね。

チョコレートタルトはダーク系の強いビールと、バニラアイスはヴァイツェンと、フルーツビール+ビールで使われている果物(チェリーやフランボワーズなどが多い)とアイスetc...と、これもまたさまざまな組み合わせがありそうです。

また、ビールそのものでシャーベットを作ることもあり、フルーツビアなら特によいとか。


フルーツ&クリーム系にはIPA かヴァイツェン   チョコ系にはダーク系ビールが合いそうですね


食後酒 としてのビール
ビールからつくった蒸留酒やビールブランデー、オーク熟成ビールなど、アルコール度数が高く、アロマも高いもの は食後酒としても楽しめます。
ビールを他のお酒と合わせたウルトラ・ストロングビール、トリプルボック(とても強いボック)、バーレイワインetc...知らないものばかり。いずれチャレンジしたいですね。

ジュースやリキュールシロップなどをビールで割ったビアカクテルも食後酒にオススメで、ピナコラーダ、カイピリーニャなどはヨーロッパではよく飲まれています。

ヨーグルトとビールを半々で割ってレモンと砂糖を加えたヨーグルトビールなんていうものもあり、ノンアルビールでもOKだそうですよ。



セミナーではビール7種をテイスティング

テイスティングしたビールは、色も味わいも実にさまざまでした。
ワイン同様、ビールって奥が深い!


セミナーで合わせたフード


【後編】に続きます

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お手頃IPAビール@西友

2014-07-13 11:52:21 | ワイン&酒
ノンアルスパークリングの直輸入を開始した西友の記事 をアップしましたが、現物を見てみようと、家から最も近い西友まで出かけた際、目に付いて気になったこちらの ビール を買い、早速、飲んでみました。


MAINBRACE INDIA PALE ALE 500ml  285円(税抜) (英国)

メインブレイス インディア・ペールエール は、イギリス最古(1698年創設)の醸造所シェファード・ニームで製造されたIPAビール
ウォルマートの独自調達網を活用して直輸入する『ASDA エクストラ・スペシャル』セレクションの第三弾として、2013年から日本全国の西友で販売されています。

IPAビール は、このところ名前をよく聞きますが、正直言うと、何者?と思っていました。
INDIA PALE ALEの頭文字を取ったもの、というのはわかりました。

調べると、インドが英国領だった時代、英国からインドに船で輸送していたビールは、長く厳しい(赤道通過など)船旅を経て、劣化、腐敗するものが多かったそうなのです。
そこで、アルコールを高く醸造したビールをインドに送ることにしました。
これが、今や世界各地でつくられているインディア・ペールエールの起源なんですね。



飲んでみると、まず、色が赤っぽくて濃い。これはIPAの特徴のひとつとか。
香りはやさしく控えめ。あまりビールっぽく感じません。
アタックはソフトなタッチで、キメ細かい泡はスーッと消えていきます。
ほのかな香ばしさがあり、ほどよいコクが楽しめ、苦みはそれほど感じません。

全体的に、やさしく上品なスタイルで、とても飲みやすい。アルコール4.5%。
500mlなので、たっぷり飲めます。
お醤油味のおせんべいともよく合いました



メインブレイスIPAは、一般的なIPAよりも苦味とアルコール度数を抑え気味に醸造しているそうです。
また、醸造所に代々伝わる酵母により果実味のあるフルーティな香りと柑橘のニュアンスがある味わいが楽しめ、最高級のモルトと様々な特選ホップ(ケント・ゴールディング・ホップ)を用い、特別な醸造方法でつくることで、IPA 独特のホップの風味も楽しめるとか。

こだわりのIPAビールなんですね。
やさしくフルーティな味わいもプライス(ウォルマートの独自調達網を活用した直輸入品ならでは!)も気に入りましたので、これはまたぜひ買いに行きたいと思っています。

そうそう、本来の目的のノンアルスパークリングですが、ワインコーナーに置いてあり、見た目は完全にスパークリングワインの姿でしたよ。

(輸入元:西友プロキュアメント)

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ワイン版 ドイツVSアルゼンチン

2014-07-12 16:38:51 | ワイン&酒
W杯サッカー2014 は、日本が早々に敗退したせいか、このところ盛り上がりに欠けていましたが(ブラジルの大敗には驚かされましたが)、試合もあと2つを残すのみ。

日本時間の7月13日(日)朝5時には、ブラジル対オランダ の3位決定戦が、
7月14日(月)早朝4時には、ドイツ対アルゼンチン の決勝が行われます。

決勝に残った2チームの国には行ったことがありますので、どちらを応援するか悩むところです。

サッカー自体のことは不案内ですので、ワインにおけるドイツ対アルゼンチンを、現地で撮ってきた画像で簡単に紹介しましょう。

【ドイツ】               【アルゼンチン】


ブドウ畑は斜面に多くみられます    アンデス山脈の麓にブドウ畑が広がっていました



白品種が多く、代表選手はリースリング  白はトロンテス、黒はマルベックが有名



よく食べられている“ブレッツェル”    中に挽肉の入った“エンパナーダ”は軽食の定番



そこで、W杯決勝&3位決定戦を見るなら(明け方ですが)、こんなものを用意してみる?

<決勝>
ドイツ:ドイツの白ワイン各種、ドイツビール、ブレッツェル、ソーセージなど

アルゼンチン:トロンテス(白)、マルベック(赤)、マテ茶、エンパナーダなど

<3位決定戦>
ブラジル:ブラジル産ワイン → コチラ を参照  ※スパークリングがオススメ

オランダ:ハイネケンビール、ゴーダやエダム(オランダ産チーズ)



W杯飲み納めには、最後はやはり日本の酒でしょうか?(笑)
 → W杯 FIFA オフィシャル酒

明け方の試合なので、生で観戦するのはキツイですが、体力のある方はぜひ

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ビジネスマン御用達アイス

2014-07-11 18:47:09 | 甘いもん
本日の甘いもの 第二弾

愛宕での試飲会帰りに、久しぶりに神谷町のアイス屋さん 「SOWA」 へ。
神谷町の駅からすぐの裏通りの小さなアイススタンドですが、知る人ぞ知る店です。

試飲会で疲れた舌を癒やそうと立ち寄りました


丹波黒豆アイス + バニラソフトクリーム  280円(税込) SOWA(神谷町)

アイス単独でも、ソフトクリーム単独(バニラ230円、日替わりまたはミックスは250円)でもokですが、今日は2つのコンビネーション「ソフトアイス」にしました。

アイスは180円、シャーベット150円なので、組み合わせる相手によって値段が変わり、ソフトクリームも、今日の日替わりソフトまたはミックスにすると10円アップになります。

とにかく丹波黒豆が食べたかったので、黒豆はマスト。
でも、ソフトクリームも食べたい。
よってこの2つをドッキング

黒豆アイスのベースは豆乳なので、黒豆のコクがありながら、ほどよいまったり感。
滋味です。



テイクアウトもできます。

店内に3席のハイチェアが、外にベンチがあり、座って食べられます。
私が立ち寄ったのは夕方でしたが、店内で食べている間に10人近い人が来ました。それも男性比率高し!30~50代のビジネスマンも多く、近隣の会社の人なんでしょうね。

ビジネスマンのオアシス的なアイススタンドです

※以前の記事
 マンゴーランド → コチラ

 フルーツランド → コチラ


SOWA http://www9.ocn.ne.jp/~sowa/


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センスいい!空也もなか

2014-07-11 10:49:01 | 甘いもん
打ち合わせの時に、銀座 「空也」 (くうや)の最中 をお土産にいただきました。


空也もなか  10個入り (東京都中央区銀座)

事前に電話予約しないと買えないことで有名な最中ですし、和菓子好きの私にはダブルで嬉しいお土産でした

材料は、砂糖、小豆、もち米、水あめ、塩。
保存料は入っていないので、賞味期限が短いですが、むしろ納得。



小ぶりながら、中は粒餡がぎっしり詰まっています。
しっかり甘く、それでいてスーッと口の中でキレイにほどけ、実に上品。

あんこ好きなら、感動に打ち震えることでしょう

※断面の画像は、以前アップした コチラ をご覧ください


パッケージも涼しげです

この素晴らしい最中を選び、お贈りくださったセンスと心遣いに大感謝です


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リースリングをバイザグラスで

2014-07-10 11:00:35 | ワイン&酒
先日は、イタリアの白ワイン SOAVEのバイザグラスキャンペーン を紹介しましたが、
まだまだありますよ、この季節に魅力的なワインのキャンペーンが

それは、高貴なる白ブドウ品種 リースリングのバイザグラスキャンペーン です

4月に開催された「第6回 Riesling Ring Tasting」 を過日リポートしましたが、私も創設当初より関わっている Riesling Ring が開催しているキャンペーンです。



リースリングワインのバイザグラスキャンペーンも第6回目を迎えます。

酸を特徴とする白ワイン“リースリング”は、暑い季節にはひときわおいしく感じます。



バイザグラスキャンペーン参加店舗は、下記のリンクから都道府県別に参照できます。

いろいろなリースリングワインがグラス1杯から楽しめるこの機会に、ぜひどうぞ。



辛口から極甘口まで、また、スパークリングもあり、リースリングは非常に多彩




第6回 世界のリースリング バイ・ザ・グラス キャンペーン

 http://www.rieslingring.com/summerof2014/top_by.html

期間:2014 年7月1日(火)~ 9月30日(火)まで

お店をまわってスタンプをもらうと、抽選でリースリングワインが当たる Summer of Riesling スタンプラリー もあります。

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スペインワイン選びの指標に「ギア・ペニン」

2014-07-09 17:34:32 | ワイン&酒
スペインワインのガイドブック 「GUIA PENIN ギア・ペニン」の創設者であるホセ・ペニン氏がスペインより来日。7月4日、都内で開催した発表会に参加してきました。

ギア・ペニンは1990年にホセ・ペニン氏が創設したワインガイドブックで、2014年度版には、スペインワイン10200アイテムが掲載されています。



現在は英語版、ドイツ語版などにも翻訳され、世界20カ国で販売。
日本語版はありませんが、いつかは出したいそうです。


ホセ・ペニン氏

「40年にわたってスペインワインをプロモーションしてきた自分のすべての経験を、このガイドブックに反映させた。世界で最も有名なスペインワインのガイドブックで、掲載ブランド数でもNo.1。
できるだけたくさんの情報を載せたいと思って編纂しており、テクニカル・ディレクターのカルロス・ゴンザレス(1979年生まれ)を筆頭に、若いテイスターが厳格なセレクションを行なっている」と、ホセ氏。



ガイドブックは1000ページを超え、厚さ4cm、重量は1.19kg!(これは英語版)

各地域ごと、各ワイナリーごとに掲載され、ワインは100点満点でポイントが付けられています。
コストパフォーマンスのいいワインには☆の数が付けられ、最高は5つ。

ワイナリー情報は住所などのや連絡先などの基本情報のみなので、詳細を知りたい場合は、ギア・ペニンのオンライン版へ。
ただし、オンライン版の登録は有料になります。

ギア・ペニンでは、こうした出版物を出すだけでなく、スペインワインを体験してもらうためのテイスティングイベントなども世界各地で開催していて、実は今回が、ギア・ペニン初の東京でのイベント開催となり、発表会の際に、ホセ氏によるテイスティングが行われました。


ホセ氏によるテイスティング ―グランデス・パゴス・デ・エスパーニャ のワイン



また、テイスティングの後には、業界関係者を対象にした試飲会が開催され、ギア・ペニンで高いポイントを獲得した26のワイナリーのワインが紹介されました。



すでに日本で販売されているもののほか、未輸入のものもあり、さすがに、どれもレベルの高いものが多かったです。



スペインワインを探す際には、このガイドブックは、かなり役に立ってくれそうです。



ギア・ペニンでは、スペインワインだけでなく、チリワイン、アルゼンチンワインなどのガイドブックも出版しています。

ギア・ペニン  http://www.guiapenin.com/

ガイドブック(実物)が欲しい方は、Amazonなどで購入できます。
※スペイン語ができる方以外は“英語版”が便利だと思います

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西友初の直輸入ノンアルスパークリング!

2014-07-08 10:59:00 | ワイン&酒
西友 から届いたニュースレターに興味津々。

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  西友、初めてノンアルコール飲料を直輸入
 アズダ ノンアルコールスパークリング飲料を
     圧倒的低価格で通年販売

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西友のことですから、すでにノンアル飲料を輸入していると思ったのですが、これが初とは意外です。

ウォルマートのグローバル調達網を活用し、ノンアルコールスパークリング飲料2アイテムをを直輸入し、西友の実店舗とオンラインショッピングサイトで、通年で販売します。

注目は “価格”で、 580円 (税抜)と、かなりお手頃



どちらもスペイン産(各750ml)
※「アズダ エクストラ・スペシャル」はウォルマート傘下の英国スーパーマーケット「ASDA(アズダ)」のPBブランド

アズダ エクストラ・スペシャル マスカットスパークリング
マスカット果汁を使用し、すっきりとしたほのかな甘さが特長のノンアルコールスパークリング飲料。

アズダ エクストラ・スペシャル ピンクマスカットスパークリング
マスカットやエルダーベリー等の果汁を使用し、花のような香りのある、甘口のテイストが特長のノンアルコールスパークリング飲料。

2アイテムとも甘めのテイストのようですが、
「いずれも飲みやすい甘さが特徴で、スパークリングワインで乾杯をしているような、華やかな気分を演出します」とありますから、パーティーの席などで、アルコールが苦手な方、飲めない方、女性、高齢者などのために用意すると喜ばれそうですね。

うちにもアルコールNGな家族がいますし、好きなのに飲めない友人もいますので、これは嬉しい情報でした。



購入できるのは、全国の西友322店舗、または
オンラインショッピングサイト「SEIYUドットコム」のネットスーパー便
 → http://www.the-seiyu.com

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ジェラール・ベルトランでまったり晩酌

2014-07-07 15:05:20 | ワイン&酒
家でワインを飲む時、気温の高い季節であれば、白やロゼ、泡が多くなりますが、お気に入りのフードを並べ、誰も気にせずにひとり気ままにゆったり晩酌できる貴重な日には、じっくり飲める赤ワイン を選びたくなります。

6月下旬のある日には、ジェラール・ベルトランの赤ワイン を開けてみました。

南フランスのナルボンヌを中心に、広大な面積の畑をいくつものエステートを所有するジェラール・ベルトランがつくる、クロスシリーズのうちの Terroirブランドから Languedoc Red をチョイス。


Terroir Languedoc Red Syrah/Grenach 2012 Gerard Bertrand
(France / AOC Languedoc)

ジェラール・ベルトランは、広大な面積を所有しながらも、環境保全に配慮したワインづくりを行なっており、各アワードでさまざまな賞も獲得してる生産者です。


WINEENTHUSIAST(米国ワイン誌) European Winery of the Year 2011 受賞

今回選んだ Terroir は、地中海のニュアンスを感じさせる南仏らしさ、その土地ごとの特徴を出したブランドで、“Languedoc Red”以外に、ミネルボワ、フィトゥ、サン・シニアンなどもリリースされています。

Languedoc Red はシラーとグルナッシュのブレンドで、どちらも手摘み。
収穫はシラーの方が約2週間早くなります。



さて、飲んでみましょう。

エッジにまだ紫色が残る若々しい外観で、深く濃い色合いのダークレッド。
最初は控えめですが、花、少しスパイシーな香りが感じられ、空気に触れていくうちに、フルーツの甘さが加わります。
口に入れると、熟した果実の凝縮感に充分な酸が加わり、ジューシーでなめらか。
タンニンはゴツゴツせず、しゅっとすべらかでエレガント。まだ若さを残した、メリハリのある、引き締まったボディがいいですね。この先もまだ楽しめると思います。
温度が上がってくると、甘さ、まろみが出てきますが、ベースに酸があるのでダレず、ブレないうまさが続きます。



フードはいろいろ合わせてみました。


クリーミーなチーズ+プンパニッケル(ドイツの100%ライ麦パン)
チーズが媒介となり、香ばしいライ麦パンともいけました。


グアンチャーレ(イタリアの脂身の多いベーコン)
室温に戻し、脂身が少し溶けた状態で合わせるのがベスト。脂とワインがなじみます。

大ぶりでやわらかいタイプの ドライイチジク(白)、チョコレート もバッチリでした。

特に、チョコレートはとてもよく合いました。
高級チョコでなくとも、日本の菓子メーカーの普通のチョコで全然OKです

ワインは、さすがに一晩で1本は開けられませんでしたので、半分は翌日に持ち越し。
翌日もおいしくいただきました。

コメント (2)
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華やかブラッドオレンジ♪

2014-07-06 16:22:55 | おいしい食べもん
ああ、今日は昼ゴハンを食べられない~と嘆きつつ、駅に向かって急いでいた朝、運よく開いていた駅前のドラッグの棚にてこれを発見! ランチ確保(笑)


クリーム玄米ブラン ブラッドオレンジ 72g アサヒフードアンドヘルスケア

前回、「グラノーラ&レモン」とどちらにするかで悩み、グラノーラ&レモンの方をチョイスしたので、今度はブラッドオレンジにしてみました。

小麦ブランと玄米が入った生地はザクザクと香ばしく、いつも通りのおいしさ。
中にサンドされたオレンジクリームは、イタリア産ブラッドオレンジの風味が華やかで、柑橘好きには嬉しい。
これは紅茶に合いそうです

生地はグラノーラ入り(レモンの方)がとてもおいしかったので、オレンジもグラノーラ生地にしてもらえると、もっと嬉しいのだけど



2枚入り(177kcal)×2袋。
全国のドラッグストア限定での発売のようです。

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いちじくのパイ

2014-07-05 11:45:09 | 甘いもん
昨日は昼食を食べる時間がなく、15時過ぎからの打ち合わせの際に、これをランチ代わりに。


いちじくのパイ  (HAND BAKES/新宿)

コーヒーとのドリンクセットで990円(税込)
キレイな彩りのフルーツタルトや、旬のさくらんぼのタルトにも惹かれましたが、いちじくも好きなので、こちらをチョイス。
いちじくも季節のものですしね。

店員さんから、「(専用の)紙に包んでかぶりつくとサクサク感を楽しめます」と言われましたが、さすがにそれはできず、上品にナイフでカットしていただくことに(笑)



薄くスライスした生のいちじくを載せたパイで、バターの風味が目立ちます。
いちじく好きとしては、もう少しいちじくがガツンとしていると嬉しいかな。
甘さもややしっかりめで、コーヒーによく合いました。



新宿ルミネ2の3Fという場所柄、人が多く、それも女性客ばかりのにぎやかな店内。
カントリー調の入り口なので、男性は入りにくいかも?(笑)
ここで楽しい企画に向けての打ち合わせをしてきました。

楽しい企画は、詳細が決まりましたらご案内します



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