ワインは、お店のワインリストからのチョイスと、持ち込ませていただいたものを取り混ぜて提供しました。
飲んだ順番に紹介します。
Cremant de Bourgogne Blanc de Blancs Les Caves des Hautes Cotes
クレマンは、フランス産の泡としてだいぶお馴染みになりましたね。
これはブルゴーニュ産、シャルドネ100%のクレマン。
ソフトで爽やかな口当たりがアペリティフにピッタリでした
Le Rose Des Oufs MMVII 2007 Henri Milan
フランスはプロヴァンスのヴァン・ド・ターブルのロゼで、自然派生産者。
グルナシュ 50% メルロー 25% シラー 25%、アルコール度数13.7%。
色が非常に濃く、赤ワインの薄いタイプ?と間違えそうなほど。
火を入れた赤いフルーツのやさしいアロマがあり、果実味も豊か。
骨格はしっかりしていますが、時間が経つにつれ、とろんとした甘美なニュアンスが出てきました。
Vin de Table "Le Rouge Est Mis" 2008 Thierry Puzelat
フランスはロワールの赤ワインで、ピノ・ムニエ100%という変り種。
ピノ・ムニエはシャンパーニュでよく見る品種ですが、これ単体のスティルワインはかなり珍しいでしょう。
ラベルのおじさんは往年の俳優ジャン・ギャパン(1904-1976)。
彼がピノ・ムニエ好きということからで、実はワイン名も映画のタイトルからとっています。
色調はやや淡く、口当たりも軽くてチャーミングで、ほっとするやさしい味わいのワインで、ガメイに似ている、という声が多く聞かれました。
ティエリー・ピュズラも自然派の生産者です。
Seigner de Fabas 1998 Chateau Fabas
メインに合わせたのは、12年熟成した南仏ミネルヴォアの赤。
グルナッシュとシラーを中心としたブレンドで、タンニンはしっかり溶け込んでよくこなれ、まったりしています。
ジューシーな短角牛のローストに、このワインの「Seigner」(セニエ=血、血統)がいいマリアージュでした。
Volnay 1er Cru Les Santenots 2002 Roblet Monot
ロブレ・モノは祖父の代から自然な栽培を行っている生産者。
仏ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌは、ブリやラングルといったチーズに合うはずなので、チーズの盛り合わせと一緒に出してみました。
が、繊細な旨味の乗った、エレガントなピノ・ノワールだったので、これだけをずっと飲んでいたい!と思ってしまいました
Riesling Muenchberg Grand Cru 2000 Dietrich
リースリングは絶対に入れねば! (笑)と思ってセレクトしましたが、どこで出しましょうか・・・と悩んだ末、チーズの盛り合わせに合わせてみました。
結果、どのチーズも、このリースリングに一番合ったように思います。
ブルーチーズの塩気にも、ラングルの濃密さにも、ミモレットの旨味にも、トロットロのブリにも、ナッツの風味の現れたシェーヴルにも、本当によく合い、美味しかった
10年の熟成を経て、ワインがまろやかになり、しかも厚みもあり、ミネラル感もあり、
さすがグラン・クリュ、さすがリースリング
滴滴在心 越の華 超特撰大吟醸 越の華酒造
謎の一本としてブラインドで出したのが、こちらの日本酒。
「越の華酒造」は、明治3年に新潟市に創業した酒造会社。
みなさん、すぐに日本酒とわかったようで、さすがです(笑)
日本酒もチーズとよく合うといわれ、特に「ミモレット」などは、日本酒と一緒に食べると「カラスミ」の風味がするといわれますが、いかがだったでしょうか?
これは山田錦100%、精米度42%、酸度1.2、日本酒度+3のやや辛口。
たしかに、ミモレットにはよく合いましたね。
余談ですが、このお酒は、俳優の妻夫木聡が某SMAPの番組にお土産で持参し、そのため人気急上昇したとか(笑)
「日本酒とチーズとの組み合わせ」は、ぜひ下記を参考にチャレンジしてください。
濃醇甘口純米酒:ブルーチーズ
濃醇辛口:クリーミーなカマンベールチーズ(白カビ)など
淡麗辛口:山羊チーズ
Banyuls Cirera 2003 Domaine de Madeloc
皆さんがまだ飲めそうだったので、予定外のバニュルスを追加しました。
甘さのあるバニュルスは、ブルーチーズとの相性がいいといわれていますが、今回のサービス温度はちょっと冷たすぎたかもしれません。
以上、バラエティ豊かなワインをチョイスしてみましたが、お気に入りの組み合わせは見つかりましたか?
1人ではなかなか難しいチーズとワインのさまざまなチャレンジも、何人かが集まればいとも簡単にできてしまいます。
また機会がありましたら(秋口にでも)、ぜひチャレンジしにいらしてください
飲んだ順番に紹介します。
Cremant de Bourgogne Blanc de Blancs Les Caves des Hautes Cotes
クレマンは、フランス産の泡としてだいぶお馴染みになりましたね。
これはブルゴーニュ産、シャルドネ100%のクレマン。
ソフトで爽やかな口当たりがアペリティフにピッタリでした
Le Rose Des Oufs MMVII 2007 Henri Milan
フランスはプロヴァンスのヴァン・ド・ターブルのロゼで、自然派生産者。
グルナシュ 50% メルロー 25% シラー 25%、アルコール度数13.7%。
色が非常に濃く、赤ワインの薄いタイプ?と間違えそうなほど。
火を入れた赤いフルーツのやさしいアロマがあり、果実味も豊か。
骨格はしっかりしていますが、時間が経つにつれ、とろんとした甘美なニュアンスが出てきました。
Vin de Table "Le Rouge Est Mis" 2008 Thierry Puzelat
フランスはロワールの赤ワインで、ピノ・ムニエ100%という変り種。
ピノ・ムニエはシャンパーニュでよく見る品種ですが、これ単体のスティルワインはかなり珍しいでしょう。
ラベルのおじさんは往年の俳優ジャン・ギャパン(1904-1976)。
彼がピノ・ムニエ好きということからで、実はワイン名も映画のタイトルからとっています。
色調はやや淡く、口当たりも軽くてチャーミングで、ほっとするやさしい味わいのワインで、ガメイに似ている、という声が多く聞かれました。
ティエリー・ピュズラも自然派の生産者です。
Seigner de Fabas 1998 Chateau Fabas
メインに合わせたのは、12年熟成した南仏ミネルヴォアの赤。
グルナッシュとシラーを中心としたブレンドで、タンニンはしっかり溶け込んでよくこなれ、まったりしています。
ジューシーな短角牛のローストに、このワインの「Seigner」(セニエ=血、血統)がいいマリアージュでした。
Volnay 1er Cru Les Santenots 2002 Roblet Monot
ロブレ・モノは祖父の代から自然な栽培を行っている生産者。
仏ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌは、ブリやラングルといったチーズに合うはずなので、チーズの盛り合わせと一緒に出してみました。
が、繊細な旨味の乗った、エレガントなピノ・ノワールだったので、これだけをずっと飲んでいたい!と思ってしまいました
Riesling Muenchberg Grand Cru 2000 Dietrich
リースリングは絶対に入れねば! (笑)と思ってセレクトしましたが、どこで出しましょうか・・・と悩んだ末、チーズの盛り合わせに合わせてみました。
結果、どのチーズも、このリースリングに一番合ったように思います。
ブルーチーズの塩気にも、ラングルの濃密さにも、ミモレットの旨味にも、トロットロのブリにも、ナッツの風味の現れたシェーヴルにも、本当によく合い、美味しかった
10年の熟成を経て、ワインがまろやかになり、しかも厚みもあり、ミネラル感もあり、
さすがグラン・クリュ、さすがリースリング
滴滴在心 越の華 超特撰大吟醸 越の華酒造
謎の一本としてブラインドで出したのが、こちらの日本酒。
「越の華酒造」は、明治3年に新潟市に創業した酒造会社。
みなさん、すぐに日本酒とわかったようで、さすがです(笑)
日本酒もチーズとよく合うといわれ、特に「ミモレット」などは、日本酒と一緒に食べると「カラスミ」の風味がするといわれますが、いかがだったでしょうか?
これは山田錦100%、精米度42%、酸度1.2、日本酒度+3のやや辛口。
たしかに、ミモレットにはよく合いましたね。
余談ですが、このお酒は、俳優の妻夫木聡が某SMAPの番組にお土産で持参し、そのため人気急上昇したとか(笑)
「日本酒とチーズとの組み合わせ」は、ぜひ下記を参考にチャレンジしてください。
濃醇甘口純米酒:ブルーチーズ
濃醇辛口:クリーミーなカマンベールチーズ(白カビ)など
淡麗辛口:山羊チーズ
Banyuls Cirera 2003 Domaine de Madeloc
皆さんがまだ飲めそうだったので、予定外のバニュルスを追加しました。
甘さのあるバニュルスは、ブルーチーズとの相性がいいといわれていますが、今回のサービス温度はちょっと冷たすぎたかもしれません。
以上、バラエティ豊かなワインをチョイスしてみましたが、お気に入りの組み合わせは見つかりましたか?
1人ではなかなか難しいチーズとワインのさまざまなチャレンジも、何人かが集まればいとも簡単にできてしまいます。
また機会がありましたら(秋口にでも)、ぜひチャレンジしにいらしてください