写真①:夕陽が沈む方向と時刻、水平線の約150度のパノラマ風景が分かる宮地浜「夕陽風景時計」と版面
宮地浜「夕陽風景時計」の「公共空地の一部占用」3年延長
福岡県知事の許可書が「海とまちなみの会」に届きました
私が所属している福津市のまちづくりボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が平成26年7月3日、「宮地嶽神社」参道突き当たりの同市宮司浜4丁目の「宮地浜」(国有地)に設置した宮地浜「夕陽風景時計」=写真①=が、福岡県知事の「公共空地の一部占用」期間更新許可を得て、7月4日から同32年7月3日まで3年間の期間継続が認められ、夕陽観賞に訪れる多くの方たちが引き続き楽しめることになりました。
宮地浜「夕陽風景時計」は、全国の約2百人から寄せられた寄付金約40万円で設置。「海とまちなみの会」会員の緒方義幸さんが、夕陽が沈む方向と時刻、福岡市の志賀島や福岡県新宮町の相島など水平線の島々が描かれた約150度のパノラマ風景が分かるように考案・設計、扇形に描いたステンレス製の時計版(縦60㌢、横100㌢)です。
「海とまちなみの会」は、宮地浜「夕陽風景時計」を発着点として「宮司・浜の松原」、津屋崎浜、古風な趣のある町並み・〈津屋崎千軒〉を経て「宮地嶽神社」を回遊する「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8km、所要時間2時間30分)を、福津市制施行10周年記念事業として市都市計画課(現都市管理課)と共働で同時計設置と同時に開設。市内初のフットパスで、平成27年9月30日、「新日本歩く道紀行100選選考委員会」(事務局東京)から『絶景の道100選』に福岡県内からただ一か所認定されました。
宮地浜「夕陽風景時計」で夕陽が沈む方向と時刻を確かめて、クロマツの松原の小道や、海を渡り2千Kmもの旅をする蝶・アサギマダラ=写真②=が5,6月に飛来する「津屋崎浜」、「宮地嶽神社」石段最上部から宮地浜まで真っすぐ延びた参道沖に沈む夕陽絶景が2月と10月の年二度だけ望める〝光の道〟など、四季折々の景色の移ろいを楽しめます。
写真②:海浜植物・スナビキソウの花の蜜を吸うアサギマダラ
=福津市・「津屋崎浜」で、平成27年5月24日撮影
「公共空地の一部占用」許可の申請書には、宮地浜「夕陽風景時計」が新聞各紙やラジオ、テレビで紹介されたほか、NHKテレビで全国放送やNHK WORLDで国際放送され、平成29年5月までに観光客や市民の方々に親しまれる人気スポットになっている資料を添えて提出。5月23日付の小川洋知事名の占用許可書=写真③=が、福津市津屋崎2の「海とまちなみの会」事務局に届きました。
写真③:「海とまちなみの会」に届いた小川洋知事名の「公共空地の一部占用」許可書