吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

佐賀県から「海とまちなみの会」視察研修団

2013-07-02 17:24:24 | 日記

写真①:「海とまちなみの会」手作りのまちなみ散策地図「〈津屋崎千軒〉そうつこう」英語・日本語併記版

7日、嬉野市・「塩田職人組合」の22人が来訪

「津屋崎千軒 海とまちなみの会」を視察研修

  平成24年12月1日、「第35回全国町並みゼミ福岡大会」(主催・実行委員会、特定非営利活動法人全国町並み保存連盟)の「第5分科会」を、福津市文化会館で運営した「津屋崎千軒 海とまちなみの会」のまちづくり活動を視察研修したいと、7月7日に津屋崎入りする佐賀県嬉野市塩田町(しおたちょう)の「塩田職人組合」(峰松哲也代表)の視察団は、2日までに当初予定の男女15人が22人に増えました。午前10時に福津市まちおこしセンター「津屋崎千軒なごみ」に貸切バスで到着、「海とまちなみの会」メンバーと交流します。

  「塩田職人組合」(平成14年設立)は、江戸時代から小倉と長崎を結ぶ「長崎街道」の宿場町として、また有明海の干満を利用した川港による交易で栄えた塩田町(平成18年に嬉野町と合併し、嬉野市に)で、大工、石工、鍛冶屋さんら地元職人によるまちづくりを目指して活動。その地域にある資源に着目、生き生きとまちづくりに取り組んでいる事例を毎年研修視察しており、津屋崎の視察団には特定非営利活動法人「塩田津町並み保存会」のメンバーも含まれているという。

 私が所属する「海とまちなみの会」では、「津屋崎千軒なごみ」和室で手作りの町並み散策地図「津屋崎千軒そうつこう」(A2判カラー、八折り)=写真①=を視察団に贈り、平成19年2月の会創設以来の活動状況を説明、意見交換します。午前10時20分からは、会員のボランティアガイド3人が同会の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」や津屋崎人形店、「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」、豊村酒造など〈津屋崎千軒〉の町並みを案内します。

 視察団は、波折神社そばの旧芹野たばこ店を改築した町家カフェ・「Café and Gsllery 古小路」=写真②=で昼食後、宗像市の「道の駅むなかた」へ向かいます。

 

写真②:「Café and Gsllery 古小路」を見学する「全国町並みゼミ福岡大会」参加者

     =福津市古小路で、2012年12月1日撮影

  「全国町並みゼミ福岡大会」「第5分科会」には、福岡市や大宰府市も含め計6か所で開いた分科会の中で最も多い103人が参加、全国各地から集まったまちづくり団体のリーダーや建築家、学者、行政担当者らが「町並み保存・継承と町家等の活用」をテーマに熱い議論を交わし、情報交換しました。福岡大会実行委員会の樗木(ちしゃき)武会長(九州大名誉教授)も「全国から百人もの人が集まった〈津屋崎千軒〉を観ておきたい」と、4月21日に「海とまちなみの会」が福津市津屋崎3丁目の「旧寺島硝子店」で開催した第9回〈津屋崎千軒〉ふるさと塾「〈津屋崎千軒〉・職人町の暮らしと町家探訪」を視察されました。「全町ゼミ」運営に参加したことで、〈津屋崎千軒〉が全国に紹介できたことが視察の呼び水になり、私たち町興しボランティア仲間の活動が微力ながら役立てたのなら嬉しいことです。

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