写真①:「ふくつ景観まちづくりシンポジウム」のチラシ
あす8日、「ふくつ景観まちづくりシンポジウム」開催
景観デザイン専門家の基調講演やパネルディスカッション
「ふくつ景観まちづくりシンポジウム」=写真①=が、あす2月8日午後1時30分から福津市手光の市中央公民館ホールで開かれます。玄海国定公園の豊かな自然景観や、〈津屋崎千軒〉、畦町宿跡、「宮地嶽神社」などの多様な歴史的景観を守り、創生して定住・交流人口を増やし、持続的に発展する景観まちづくりを推進していくため、3月に市景観計画の策定を目指している同市が市民の幅広い声を集めたいと主催。参加無料。申し込み不要で、定員5百名。私も「市景観まちづくり会議」委員の一人として出席します。
シンポではまず、地域計画・景観デザインの専門家で知られる仲間浩一・福津市景観専門家会議委員長(元九州工大教授。「トレイルバックス」代表)が、「福津の風景・大切にしたいこと」と題して、景観計画の重要なキーワードである「フットパス」(風景を楽しみながら歩くこと=Foot=ができる小径=こみち。Path)を中心とした景観まちづくりについて基調講演します。続いて、同市「景観まちづくり会議」(市民会議=事務局:市都市計画課、委員31人)が約1年間の6回の会議でまとめた景観まちづくりの提言書について発表します。
この後、大森洋子・久留米工大建築・設備工学科教授のコーディネーターで、パネルディスカッション「市民の手で進めよう、福津の景観づくり」。仲間氏や田上健一・九大芸術工学研究院准教授、耘(うん)野康臣・NPO法人九州コミュニティ研究所理事長、緒方義幸・「市景観まちづくり会議」委員、福嶋良和福津市都市計画課長の5人がパネリストとして登壇、討議します。