写真①:ベノッツォ・ゴッツォリ作の壁画『東方三博士の旅』のプリント画
世界遺産の旅
〈イタリア・町歩き〉 16
:ショッピング
イタリアでのショッピングも、楽しみにしていました。5月24日、フィレンツエ市にある色彩豊かで美しい文様を描くマーブル紙の文具屋で、15世紀にフィレンツエの領土を支配したメディチ家の宮殿の礼拝堂に画家ベノッツォ・ゴッツォリが描いた壁画・『東方三博士の旅』を紙にプリントした絵=写真①=とマーブル紙のブックカバー=写真②=を買いました。『東方三博士の旅』は、救世主・キリスト誕生を知って東の方から拝みに来たと旧約聖書に記されている博士たちが、ベツレヘムまで旅する様子を描いた絵で、この中にフィレンツエ支配を確立した銀行家のコジモ・デ・メディチらメディチ家の主要人物の肖像が描かれているとされています。
写真②:マーブル紙のブックカバー
間口の狭い店舗の入り口=写真③=から店内に入ると、手作りのマーブル紙を使ったフォトスタンド、ノートなどの商品が展示されていました=写真④=。
写真③、④:マーブル紙の文具屋入り口(左)と店内
=フィレンツエ市で、5月24日午後1時55分撮影
「シチリアの海塩」は、千葉県に住む友人のMさんに「地中海・シチリアの海水塩、または岩塩を買ってきて」と旅行前に頼まれていたものです。残念ながらツアー日程には、イタリア本島南部の地中海最大の島・シチリアに行くコースは入っていません。5月25日に立ち寄った土産品店の売り場に、「『塩の道』と呼ばれる塩田で作られた地中海のミネラルたっぷりの自然海塩で、素材を活かすまろやかな風味です」――とうたった説明書=写真⑤=が掲示されており、百㌘入り1袋=写真⑥=を3.5ユーロ(約4百円)で買いました。
6月28日、自宅で袋を開いて小粒のカリン糖のような「海塩」をなめてみると、確かにミネラルたっぷりのまろやかな味です。夕食のシチュー料理に使って味わいました。
写真⑤,⑥:「シチリアの海塩」の説明書(左)と百㌘入りの1袋
=5月25日午前10時15分撮影
眩しいイタリアの陽光から目を守ろうと、フィレンツエ市の眼鏡店舗で5月24日、サングラスを購入。掛けてみたら、イタリアの〝ちょいワルおやじ〟になった感じですかね?=写真⑦=。
写真⑦:サングラス姿でのスナップ
=フィレンツエ市で、5月24日撮影
カメオのブローチやペンダントヘッド、ベネチアングラスのペンダントやピアスなどイタリアのアクセサリー=写真⑦=も、ポンペイのカメオの工房やベネチア市のベネチアングラス工房などで土産に買ってきました。
写真⑧:カメオのブローチやベネチアングラスのペンダントなどのアクセサリー
フィレンツエ市のホームセンターでは5月24日、おしゃれなデザインが気に入り、イタリア製ジョギング靴=写真⑨=を買い求めました。履き心地もいいです。
写真⑨:イタリア製ジョギング靴
24日午後は、フィレンツエ市のブランド店街・トルナブォーニ通り=写真⑩=にも足を運びました。
写真⑩:ブランド店が軒を連ねるトルナブォーニ通り
=フィレンツエ市で、5月24日午後1時35分撮影
オフタイム用に、カラフルなイタリア製時計=写真⑪=も旅行の記念に買いました。
写真⑪:イタリア製時計
ショッピングで手元に用意していたユーロ貨幣も少なくなり、ローマ市のホテルで5月27日朝、いくら残っているかを撮影=写真⑫=。
写真⑫:一番上の左から50ユーロ、20ユーロ、10ユーロ、5ユーロの紙幣と、2ユーロ、1ユーロ、50セント、10セント、5セントの硬貨
=5月27日午前6時15分撮影