とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015茅ヶ岳登山

2015-09-27 22:51:41 | 山登り
今日は、山梨県の北杜市と甲斐市に属する茅ヶ岳(かやがたけ)に登ってきた。標高1704mあり、頂上からは、晴れていれば、奥秩父の主脈や、甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山などの南アルプスの山々が展望できる。金ガ岳と連なっている様子が、八ヶ岳に似ているため、古くから八ヶ岳と混同・比較され、「にせ八つ」という呼び名があるという。また、1971年(昭和46年)3月21日に『日本百名山』を著した小説家・深田久弥が、茅ヶ岳の登山中に脳卒中で亡くなったということで、深田久弥終焉の地としても知られている。

今回の参加者は、総勢7名も集まり、賑やかだった。9:15。登山口の深田記念公園の駐車場から登山届を提出して出発する。


深田記念公園の手前を右折し、アカマツの交じった広葉樹林帯の道を進む。歩き出した頃は、山全体にガスがかかり登山道も薄暗かった。




やがて岩が目立つようになり、いつしか道も両側を尾根に挟まれた本格的な登山道に変わる。平らなところは全くなく、ひたすら傾斜のある登山道を上がっていく。




倒木の幹からは、キノコがいくつも生えている


10:50。平らな休憩場所がなく、やむを得ず、傾斜の緩やかなところでおやつ休憩だ。蒸し蒸しして湿度が高く、汗がやたらに出て、喉が渇きお腹も減っていた。


さらに急な道は続く。


11:10。「深田久弥先生終焉之地」と書かれた石碑に到着する。百名山という登山家の目標を作られた先生であり、その功績を称え石碑の前で手を合わせた。


さらにひと上りすると、木々の葉が黄色や赤に色づき始めていた。




11:30。茅ヶ岳1704mの山頂に無事到着する。残念ながら、周りにはガスが立ち込め、展望はほとんど見えなかった。


記念写真も撮りおえると、山頂の一角にシートを広げ昼食だ。


山頂で30分ほどのんびりしたあと。尾根沿いのコースで深田記念公園まで下山する。下り道も、雨上がりのため湿っていて滑りやすい。


13:55。深田記念公園に到着する。ここには、「百の頂に 百の喜びあり」という有名な深田久弥の言葉が刻まれた石碑がある。茅ヶ岳に寄ったら、ここも必ず寄っておきたい場所だ。




14:00。深田記念公園から駐車場に戻り、無事下山だ。駐車場には、ブドウの無人販売が有り、駐車場のはしに腰を下ろしてブドウを摘む。山の登山タイムは全部で4時間ちょっとだったが、みんなとの山談義が楽しくて駐車場や温泉でのんびりしすぎてしまい、それなりの時間になってしまった。