とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015遠山郷マラニック

2015-09-20 22:46:01 | マラソン
今日は、南信濃村の遠山郷マラニックだった。参加しだして、かれこれ5~6年くらいになる。
リピーターが多く、顔馴染みも数十人にものぼり、同窓会みたいな雰囲気の大会だ。
午前6時半のスタート前に、顔馴染みのメンバーたちと記念撮影だ。




その後、参加者全員約160名くらいで集合写真を撮る。
これがまた、撮影終了まで時間がかかる。
何とか全員がフレームに収まり、撮影が終わったのは6時半をとっくに回っていた。

スタート時間を数分遅れで、道の駅遠山郷から走り出す。
朝方は、少し曇って肌寒いくらいだったが、しばらくすると体が温まり寒くなくなった。




平坦なのは、最初の1キロくらいで、すぐさま合戸峠への上り道となり標高250mくらいを駆けのぼる。
前半は、まあまあ調子が良くて上り道も走って行けた。
合戸峠から木沢小学校まで下り、そばなどを食べて一休みだ。
梨元ていしゃばから遠山川沿いの道を少しずつ上っていく。
三軒屋のエイドまで行くと、そこからは、今回のマラニック最大の上り道となる。
三軒屋が標高600mくらいあり、最高点のはんば亭エイドは標高1080mくらいある。
標高差500mほどを一気に駆け上がらなければならない。
さすがにきつい坂なので、歩きを入れながら頑張って走り、最高点のエイドに着いた。
ここからは、南アルプスの聖岳などが良く見える場所である。
ちょっと雲がかかり、山のピークは良く見えないが、景色が素晴らしい場所だ。


はんば亭のある下栗の里から、トレイルコースを走り、山の中を走る。
下りと上りを繰り返して、中根のエイド(通称:次郎さんエイド)まで走る。
ここにはいつも名物おじさんが水兵の恰好で待ち構えていてくれる。


次郎さんエイドでいろいろ食べさせてもらい、さらに下って行くと行きの時に通った梨元ていしゃばに戻る。
ここでは、山魚の塩焼きが出てくる。山魚の塩焼きは今大会での楽しみの一つだ。


遠山郷の中心街に入ると、龍淵寺の急階段を登る。
お寺でお参りしてすぐに、喫茶店のエイドがあり、美味しいコーヒーを頂く。


この辺りは、立て続けにエイドがあり、シシ鍋や饅頭のエイド、カキ氷のエイドが続き食べるのも忙しい。


島畑のエイドでは、太鼓の演奏で元気づけられる。


ここのエイドでもお馴染みの、まむし酒、マタタビ酒、おおすずめばち酒等、精力がつきそうな希少な酒が出される。
ごくごくは飲めないので、スプーンで各酒を舐めてみる。




吊り橋を渡り急階段を登ると、観音様のある小山の山頂だ。


天気も良くなって暑くなり、木陰の下で一休みだ。


そこからさらに一登りすると最後のエイドに到着する。
ここでは、イチジクやリンゴ、ブドウの他、ミツバチの巣がそのまま出てくる。
ミツバチの巣は、蜂蜜の塊であり、混じりっ気のない甘い蜂蜜をそのまま食べる。


当初の予定では、47.5キロのコース設定だったようだが、通行止め箇所が出来たとかで、
コース変更があり、50キロ地点を過ぎてもゴールはまだまだ先だった。
さらに3キロほど走り、道の駅遠山郷が見えた時はホッとした。
午後2時10分頃、無事ゴール。一緒に走った仲間と記念写真を撮り、温泉に向かう。


午後5時から懇親会が始まり、2時間ほど仲間たちと語らう。


残念ながら抽選会では何も当たらず、その後車を運転して、真っ暗な兵越峠を越え2時間ほどで家に帰った。
ゴール間近になった頃、気温が30℃に上がっていたが、全般的には、走りやすい気候だった。
8月後半から走り込みをしたのが功を奏したようで、思ったより気持ちよく走れて良かった。