とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2011カナダ旅行 5日目(コロンビア大氷原)

2011-05-11 00:04:14 | デジブック
今回のツアーのもう一つの目玉であるコロンビア大氷原観光に向かった。コロンビア大氷原とはカナディアンロッキーにある広大な氷原のことで、 北アメリカの大陸分水界に跨っている。面積はおよそ325 km²。氷の厚さは最大約350mもあり、 1年に7m以上の雪が降るといわれている。この氷原から流れ出す氷河はいくつかあるが、そのなかでも最大だというアサバスカ氷河を見ることができる。アサバスカ氷河の先端近くまでは雪上車に乗って見に行く。この様子は、デジブックで紹介することにする。



6,7日目に続く。

2011カナダ旅行 5日目(レイク・ルイーズ)

2011-05-10 21:58:33 | 観光
バンフからカナディアン・ロッキーの大氷河見物に出かけるが、その途中にあるレイク・ルイーズ(Lake Louise)に立ち寄る。

レイク・ルイーズはカナダアルバータ州のバンフ国立公園内にある湖とその近くにある村の名前である。氷河から解け出た水に含まれる岩粉により、湖は独特なエメラルド色をしているというが、あいにくこの時期は湖面は氷で覆われ真っ白な世界だ。レイク・ルイーズの名前は、ヴィクトリア女王の4女のルイーズ・キャロライン・アルバータに由来している。アルバータ州の名前も彼女に由来しているという。

バスから降りて、レイク・ルイーズへ向かう。


湖面は、真っ白な雪と氷に覆われている。両側は切り立った岩山が立ち並び氷河が見える。


湖の東岸には、シャトー・レイク・ルイーズというホテルがある。バンフのバンフ・スプリングス・ホテルと同じフェアモント・ホテルズ系列のホテルだ。こちらもお城をイメージする洒落たホテルである。




娘たちが何やら湖面上で騒いでいた。


どうやら氷の薄いところに足を踏み出してしまい、氷を踏み抜いてしまったらしい。危ないところだったようだ。それでも、片足がびしょぬれになってしまいしばらく困っていた。


途中で見かけたリス。可愛いしぐさにみんながカメラを向けた。




レイク・ルイーズからバスで更に移動する。これは途中で良く見かけたトンネルだが、よく見ると山があるわけではない。ガイドの話によると、これはトンネルというよりも動物が上を通って移動するための道なのだという。ハイウェイで分断された野生林を動物たちが行きかうことが出来るよう、あえて作られた道(人間が見ればトンネル)なのだ。以前は道路の下に通路を作っていたそうだが、動物の中でも好き嫌いがあるようで熊とかオオカミなどは上の方を好んで通過するそうだ。


このあと、今回のもう一つの目玉であるコロンビア大氷原観光へと向かう。

5日目(コロンビア大氷原)へ続く。

2011カナダ旅行 4日目

2011-05-09 21:09:46 | 観光
4日目は、バンクーバーからバンフに移動する。バンクーバーから飛行機で約1時間30分でカルガリーに着く。バンクーバーとカルガリーでは1時間の時差があるということでさらに時計を1時間ずらす。そしてカルガリーからはバスで2時間ほどかけてバンフへ向かった。

バンフはカナダのアルバータ州にありロッキー山脈観光の中心地である。人口は8000人程だがその1割は日本人が占めるという。そのせいか日本食レストランも数多くあり、日本人も数多く見かけ心強かった。バンフでの宿泊はInns of Banffというホテルで、到着したのは現地時間で午後5時を回っていた。


ホテルの部屋からは、雪を被った岩山がよく見える。




相変わらず、日が落ちるまではかなり時間があるので街を散策することにする。




ボウ川を渡るとランドル山という山が見えてくる。山の半分がばっさり切り落とされたような形をしており自然の造形物とは思えないような強烈なインパクトをもつ山だ。


Canada Placeという公園管理事務所の庭を通っていく。お城のような概観の事務所である。


Canada Placeを抜け、ランドル山方向に更に進む。


これは、バンフでは最も有名なバンフ・スプリングス・ホテル(The Fairmont Banff Springs)だ。このホテルに泊まらなくても、見るだけでも価値があるという事で大勢の観光客が見物にきていた。


ホテルのロビー。


ホテル入口の回転扉。


これはバンフ・スプリングス・ホテルから少し戻ったところにあるボウ滝。落差はあまりないが、静かなボウ川が急に音を立てて流れ落ちる様は壮麗だ。マリリン・モンローの「帰らざる河」のロケ地としても有名らしい。


街は野生動物と共存しているようだ。一般住宅の庭の前で草を食べている動物がいた。飼っているわけではなく勝手に食べに来ているらしい。顔を見るとシカのようだが体は馬みたいな不思議な動物だ。名前がわからない。


こちらは、間違いなくシカである。これも野生で、やたらにかまってはいけないそうだ。


帰り道で見つけた日本食の店。うどんとラーメンの文字に惹かれ立ち寄る。日本人が経営しており、うどんは間違いなく日本の味だった。カナダには日本食レストランはいろいろあるが、どこか日本の味とはかけ離れている店が多かった。だがこのCHAYAは飢えていた日本の味を満たしてくれた唯一の店であった。因みに隣にあるマクドナルドのマークに注目。Mの中にある赤い印はカナダを表すメイプルリーフを表している。このマークはカナダの店だけだそうだ。


午後9時近くなり、店にも灯りがつき始めた。奥に見えるのはバンフの象徴的な山であるカスケード山である。


ホテルに戻り就寝したのは10時過ぎだった。そして、翌日はカナディアンロッキーに向かう予定だ。

5日目に続く。

2011カナダ旅行 3日目(マラソン)

2011-05-08 21:56:07 | マラソン
3日目は、バンクーバーマラソン当日である。朝4時半に朝食弁当を受け取ってから少し眠る。朝食はおにぎり3個とバナナ、オレンジ、佃煮、ゴボウ煮と日本人向けに作られた弁当だったのでありがたかった。朝食を食べスタート会場のBCプレイスに歩いて向かった。スタートは7時半なので6時半くらいにホテルを出ても余裕だった。天気は快晴で、会場には既にツアー参加者が集まっていた。


15分前になったので、スタート地点まで移動する。移動した位置が、スタート地点よりかなり近かったので、早いグループに混ざらないよう後ろに後退する。


後ろを振り返ると、ランナーがぎっしりと詰ってきていた。


7時半丁度にスタートする。スタート地点を通過したのは2分後くらいだった。


ぐるっと回って、ロジャースアリーナ方向に戻る。


4時間30分のペースメーカーに抜かれる。


因みに私は股旅スタイル、妻と娘は茶娘姿で走る。


前方には、前日登ったグラウスマウンテンの奥にあるThe Lionsという二つのピークを持つ山(ツイン・ピークス)がよく見えた。


チャイナタウンを通過する。


ロジャースアリーナ横の高架道路を走る。


同じツアー参加者としばらく一緒に走る。


沿道での応援風景①


20キロ地点は、スタンレー公園の海岸沿いだ。


沿道での応援風景②


スタンレー公園内の池の周りを走る。水草が茂り、白鳥が泳ぎまわる美しい池は素晴らしいランニングコースだ。


カナダと日本の国旗をたくさん掲げた日本人ランナーにも出会う。


後半の橋は緩い上りだが、けっこうきつくなっていた。


海岸沿いの道を何度も走る。


前に通った橋を再び上り返す。


41キロ地点。あと1キロだ。


フィニッシュゲートが見えてきた。


陸上競技・駅伝解説者の金哲彦さんと写真を撮る。全員無事完走だ。


今回初めて仮装で走ったが、仮装するのはやはり足への負担が微妙にあったようだ。後半から脹脛がかなり張ってきた感じがした。それでも、沿道の応援はかなりあって楽しんで走ることが出来た。ゴール後は、地元の日本語新聞社のインタビューを受けたりした。現地の新聞に載ったのであろうか。

4日目に続く。

2011カナダ旅行 2日目

2011-05-07 20:35:01 | 観光
2日目は、終日自由行動という事でオプションツアーのグラウスマウンテンとキャピラノ渓谷の観光に出かけた。

まずは、ダウンタウンから車で30分ほどのグラウスマウンテンに行く。標高1100mで頂上まではゴンドラで行くことができる。ゴンドラ乗り場入口には、熊等の野生動物の木彫りの像があり如何にもカナダらしい。


ゴンドラを降りると、そこはまだ真冬のスキー場だった。いくつものコースがあり5月でもまだまだ充分スキーができるようだ。市内から30分ほどでこんなにも簡単にスキー場に行けるなんてバンクーバー市民が羨ましい。

山頂付近はガスがかかり視界はまったくない。我々は、ただ観光として行っただけなので雪の上を歩いただけで早々にレストハウスに引き上げる。


コーヒーを飲んで、お土産を見たりしてからゴンドラで下山する。ガスの中を抜けると正面にライオンズゲート・ブリッジ、スタンレー公園、バンクーバー市内などの景色が手にとるようによく見える。山頂からの夜景は格別に素晴らしいそうだ。ゴンドラを降りるとスキーやボードを持っている人たちが大勢待っていた。


グラウスマウンテンからダウンタウン方面に少し戻ると、キャピラノ渓谷に着く。吊橋を渡り、渓谷の中の広大な自然を味わえる観光スポットだ。トーテムポールが立ち並ぶ入口から中に入る。


一番の目玉は、高さ70m、長さ137mの吊り橋である。吊橋から覗く渓谷の景色は素晴らしい。だが、大勢の人が渡るたびに吊橋が左右に揺れ、スリルも味わうことができる。


吊橋を渡りきると、全長約200mの7本のミニ吊橋「ツリートップ・アドベンチャー」がある。地上30mの高さで、雨林の周りを一周できるように設定されており、水の流れる音を聞きながら広大な自然を感じられるスポットとなっている。






水際を歩くと、ミズバショウのような花が見えてきた。形はミズバショウだが色は黄色である。名前はSkunk Cabbage(スカンク キャベツ)となっていた。もちろんミズバショウの仲間なのだが、こちらではスカンクのように嫌な臭いがするという事でスカンクキャベツと呼ぶらしい。ミズバショウのイメージとはかなりかけ離れた名称である。


キャピラノ渓谷を出て市内を走る。市内には、八重桜があちらこちらで満開である。


我々が、移動に使った小型バス。


ロンズデール・キー・マーケットからシーバス(海上バス)に乗船してダウンタウンに向かう。シーバスはバンクーバー市民の重要な足になっているらしい。これは先に出航したシーバスだ。


シーバスは、バンクーバーのシンボル的なカナダ・プレイスに到着する。カナダ・プレイスは1986年に開催されたバンクーバー国際交通博覧会の時にカナダのパビリオンとして建てられた建物で海に突出した帆船のような形をしている。


昼食は、バンクーバーの日本食レストラン「Kamei Royale(亀井ロイヤル)」で日本食を食べる。このレストランは、バンクーバーオリンピックのとき日本人選手が何度も立ち寄ったという有名なレストランだそうだ。店内には、浅田真央ちゃんのサインや写真があり、真央ちゃんお墨付きの「真央ロール」が紹介されていた。他にも「明子ロール」、「織田ロール」「小塚ロール」もあるそうだ。判っていれば「真央ロール」を是非食べたかったものだ。




その後、「サンドマンホテル」に戻る。


ホテルに戻ったのは、午後3時くらいだったが時差ぼけを直すためにも少しベッドで眠った。7時ごろ夕食をとるため街に出かけホテルに戻ると高層ビルの間からグラウスマウンテンなどの雪山が見えていた。午後8時過ぎだというのに、まだまだ明るいバンクーバーである。




さて、翌日はいよいよマラソンである。天気を気にしながらも早めに寝る事にした。

3日目に続く。

2011カナダ旅行 1日目

2011-05-06 22:02:23 | 観光
4月29日から1週間のカナダ旅行に出かけた。目的は、バンクーバーマラソンに参加する為だ。2007年のボストンマラソンに参加して以来、4年ぶりの海外マラソンである。今回は、妻と娘、そして妻の会社の友人の4人での参加だ。

夕方、17時発のエアカナダで成田を出発する。約9時間のフライトでカナダのバンクーバー空港には、日付変更線を通過して29日午前10時くらいに到着する。


バンクーバー空港で、入国手続きに向かう。審査官には、何やらいろいろ質問されたようだが良く判らず冷や冷やしながら答えた。マラソン参加目的で入国したような答えをしたら、どのくらいのタイムで走るのか聞かれたようなので適当に答えておいた。

空港を出ると、ツアーで準備していたバスに乗車し、市内観光に出かける。まずは、ダウンタウンの南にあるクィーン・エリザベス公園に向かった。市内の小高い丘にあり市内を一望できる公園だ。四季折々の花々が咲き誇る美しい公園で珍しい花々をいろいろ見ることができた。






バンクーバーでも桜が咲いていたので嬉しくなった。


これは、写真を撮られる人と撮る人の銅像だ。なかなかしゃれっ気がある。




クィーン・エリザベス公園から見たバンクーバーの町並み。


市内のレストランに入り、昼食はカーボランチをとる。

(サラダ。やたら量は多いが、酸っぱく何ともいえないほどのまずいドレッシングに閉口する)


(太いパスタとソーセージ。これはかなり辛く、量も多いので全部食べるのは大変だ)

昼食後、マラソンの受付会場に向かう。


(受付会場隣にあるロジャースアリーナ。地元のアイスホッケーチーム「カナックス」のホームである)


(受付後、ツアー参加者で集合写真を撮る)


(受付会場の奥は、B.C.プレーススタジアムだ。)

ゼッケンを受取り、次の市内観光はバンクーバー発祥の地だというギャスタウンに向かった。ここの名物は、白い湯気を上げながら15分おきに時を告げる蒸気時計である。


バスの中からは、バンクーバーオリンピックの聖火台を見る。


マラソンコースにもなる市内で最大の公園であるスタンレーパークに立ち寄る。


(公園の波打ち際から、高層ビル群がよく見える)


(ここでも、ツアー参加者での集合写真を撮る)


(トーテムポール・パークにあるトーテムポール)


(波打ち際にある女性の像。水鳥が頭に乗っている)

スタンレーパークの一番高い所からは、ノース・バンクーバー方面に向かうライオンズゲート・ブリッジが見える。バンクーバーでは最も美しい吊橋だ。


プロスペクト・ポイントと書かれたこの場所は見通しがよく、雪を被った高い山々が見える。また、野生のアライグマも見かける。


プロスペクト・ポイントの先端に行くと、ライオンズゲート・ブリッジが良く見える。


ウエスト・バンクーバーの町並み。


市内観光を終え、バンクーバー市内のホテルに入る。マラソンスタート地点に最も近い「サンドマン」というホテルである。バンクーバーの昼間は長い。夕食に出かけ、ホテルに戻ってもまだまだ空は明るく日没は午後9時半くらいだった。

2日目に続く。

カナダから帰国しました

2011-05-05 22:28:55 | 観光
今日、7日間のカナダ旅行から帰国しました。
時差ぼけで、かなり眠い状態です。
旅行中も、現地のホテルからアップするつもりでしたが、
バンクーバー市内のホテルでの通信状況が、あまりにも酷く
イライラするほど速度が遅いため、写真のアップなどとてもできそうもなく
結局1週間お休みしてしまいました。
明日以降、マラソンや旅行の様子をアップしていきます。