3年ほど前に新潟中越地域の浅草岳、守門岳、粟ヶ岳に登って以来の久しぶりの新潟遠征となった。今回は、地元在住のMさんのおすすめの低山歩きがメインだ。
初日の朝早く、始発の新幹線で長岡まで向かう。長岡でレンタカーを借りて、米山の登山口となる水野林道登山口に向かう。米山の登山口はいろいろあるのだが、到着時間がお昼ごろになってしまうので、最短ルートで登ることが出来る水野林道登山口にした。10台くらいは止められる駐車場だが、時間も遅いし、天気もあまりよくないので、1台しか止まっていなかった。
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我々のメンバーは、2台の車で7人だ。夕方くらいから雨になるとの予報なので、急いで歩き出す。
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登山口には、やはりここにもクマ出没注意の看板があり、気にしながらも進んでいく。
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やくしの杜の看板がある。整備された登山道の周りは、ブナ林だ。
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新緑が美しい、ブナ林が広がっている。ただ、霧が立ち込めてきている。
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下牧ベースからの登山口との分岐地点が近づいてきた。
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標高805m地点。山頂まであと1キロの分岐地点には、泰澄大師の伝承が記されている。伝承によると和銅5年(712)、泰澄大師により開かれたのが始まりと伝えられる。名称の「米山」は大師の弟子である沙弥が、悪徳な商船が運ぼうとしていた米俵を五輪山(現在の米山)に投げ飛ばした伝説が由来となっているという。
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分岐点では、下牧ベースから登って米山まで行き、山頂から戻ってきて我々を待っていてくれた新潟のMさんやNさん、Kさんもいて、賑やかになった。集合写真を撮ったあと、3人とは別れ、残り7人のメンバーで米山山頂に進む。
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登山道には、イワカガミがたくさん咲いている。
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白いガスの中に、建物がうっすら見えてきた。避難小屋だ。
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避難小屋の上に、米山の山頂993mを示す標柱が立っている。小屋にいた人に集合写真を撮ってもらう。
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新潟県の上越地方と中越地方の境に位置する米山の山頂には、日本三大薬師の一つ米山薬師堂が建っている。扉を開け、お堂の中に入る。
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薬師堂の前には、薬師如来の豆知識が記されている。
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米山は一等三角点の秀麗な山で、山頂からは360度の展望が楽しめるというが、この日の展望は0。避難小屋に寄ってみる。
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広い避難小屋は、床がピカピカで、地元の人たちがしっかり管理されているようだ。
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ポツポツと雨粒が落ちてきたので、早々に元来た道を下る。豪雪に耐え、上に伸びているブナの木が見事だ。
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2時間10分ほどで登山口に無事下山。幸い雨は大したことなかった。
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帰り道、米山薬師の別当寺である密蔵院に寄る。急な石段を上ると広い境内が現れる。
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密蔵院護摩堂は江戸時代後期の御堂建築で、入母屋、銅板葺、平入、桁行4間、正面1間向拝付、組物や彫刻などに見所がある。
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特に護摩堂背面に施された中国英雄物語を表した彫刻は上越地方随一といわれ、雄揮、典雅を極め巧みな技法は上越地区随一の美を誇り、市の文化財として指定を受けているという。
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長い石段を下ると駐車場だ。
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その後、車を走らせ、見附市内の宿に泊まる。
参考1.米山の高低図&コースタイム
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参考2.米山のコースマップ
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「2024越後里山三山登山ツアー:2日目袴腰山」に続く。
初日の朝早く、始発の新幹線で長岡まで向かう。長岡でレンタカーを借りて、米山の登山口となる水野林道登山口に向かう。米山の登山口はいろいろあるのだが、到着時間がお昼ごろになってしまうので、最短ルートで登ることが出来る水野林道登山口にした。10台くらいは止められる駐車場だが、時間も遅いし、天気もあまりよくないので、1台しか止まっていなかった。
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我々のメンバーは、2台の車で7人だ。夕方くらいから雨になるとの予報なので、急いで歩き出す。
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登山口には、やはりここにもクマ出没注意の看板があり、気にしながらも進んでいく。
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やくしの杜の看板がある。整備された登山道の周りは、ブナ林だ。
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新緑が美しい、ブナ林が広がっている。ただ、霧が立ち込めてきている。
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下牧ベースからの登山口との分岐地点が近づいてきた。
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標高805m地点。山頂まであと1キロの分岐地点には、泰澄大師の伝承が記されている。伝承によると和銅5年(712)、泰澄大師により開かれたのが始まりと伝えられる。名称の「米山」は大師の弟子である沙弥が、悪徳な商船が運ぼうとしていた米俵を五輪山(現在の米山)に投げ飛ばした伝説が由来となっているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/9e/975dbd32142c4574335f8116b5defbbe.jpg)
分岐点では、下牧ベースから登って米山まで行き、山頂から戻ってきて我々を待っていてくれた新潟のMさんやNさん、Kさんもいて、賑やかになった。集合写真を撮ったあと、3人とは別れ、残り7人のメンバーで米山山頂に進む。
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登山道には、イワカガミがたくさん咲いている。
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白いガスの中に、建物がうっすら見えてきた。避難小屋だ。
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避難小屋の上に、米山の山頂993mを示す標柱が立っている。小屋にいた人に集合写真を撮ってもらう。
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新潟県の上越地方と中越地方の境に位置する米山の山頂には、日本三大薬師の一つ米山薬師堂が建っている。扉を開け、お堂の中に入る。
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薬師堂の前には、薬師如来の豆知識が記されている。
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米山は一等三角点の秀麗な山で、山頂からは360度の展望が楽しめるというが、この日の展望は0。避難小屋に寄ってみる。
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広い避難小屋は、床がピカピカで、地元の人たちがしっかり管理されているようだ。
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ポツポツと雨粒が落ちてきたので、早々に元来た道を下る。豪雪に耐え、上に伸びているブナの木が見事だ。
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2時間10分ほどで登山口に無事下山。幸い雨は大したことなかった。
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帰り道、米山薬師の別当寺である密蔵院に寄る。急な石段を上ると広い境内が現れる。
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密蔵院護摩堂は江戸時代後期の御堂建築で、入母屋、銅板葺、平入、桁行4間、正面1間向拝付、組物や彫刻などに見所がある。
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特に護摩堂背面に施された中国英雄物語を表した彫刻は上越地方随一といわれ、雄揮、典雅を極め巧みな技法は上越地区随一の美を誇り、市の文化財として指定を受けているという。
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長い石段を下ると駐車場だ。
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その後、車を走らせ、見附市内の宿に泊まる。
参考1.米山の高低図&コースタイム
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参考2.米山のコースマップ
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「2024越後里山三山登山ツアー:2日目袴腰山」に続く。