とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2017飯豊山:1日目弥平四郎登山口~疣岩山~三国小屋

2017-08-08 20:57:17 | 山登り
4日から7日にかけて、東北の飯豊山(いいでさん)に登ってきた。飯豊山は飯豊連峰の主峰となる山で飯豊本山とも呼ばれる。磐梯朝日国立公園内に位置し、可憐に咲く高山植物が豊富で、日本百名山のひとつに数えられている。今回は、飯豊連峰の半分ほどを縦走し、最高峰の大日岳まで行ってから元に戻るコースとした。

初日は、飯豊山の登山口の一つである弥平四郎登山口の手前にある民宿「大阪屋旅館」まで行く。まずは、米沢駅現地集合で4人が集まり、レンタカーで弥平四郎まで向かう。米沢から登山口までは80キロ近くもありかなり遠い。途中、ナビのデータが古いためか、通行止めの場所まで誘導され、引き返したりしたこともあり、かなりの距離を走ってしまった。15時くらいに着く予定が、16時過ぎになってしまった。道中は携帯が繋がらない圏外の区間が続き、どうなることかと思ったが、何とか宿に着いた時はホッとした。それにしても、本当に山奥の中にある集落で、こんなところで宿があるなんてビックリだ。しばらくしてから、那須から参加のAさんも到着し、総勢5人のパーティが揃った。

夕食は、山菜づくしで馬刺しやアユの塩焼きなどが出された。


この日の宿泊客は、我々5人と夫婦2人の7名だ。泊まる人は、間違いなく飯豊山登山が目的である。何代も続く由緒ある宿であるらしく、神棚と仏壇が備わった座敷は立派だ。


翌朝5:30。大阪屋旅館を出発する。


6:00。大阪屋旅館から林道を4キロほど走り、弥平四郎登山口に到着する。既に駐車場は満杯に近く、かろうじて隙間を見つけ駐車する。こんな山奥なのに、百名山だけあって登山者はけっこう多いのだ。


弥平四郎登山口からは、新長坂ルートと新ルートの二つのルートがあるが、もう夏なので我々は新長坂ルートで行くことにした。


登山道に入ってすぐに祓川を渡る。


6:28。祓川山荘前を通過する。無人の避難小屋だ。


巨大な倒木の下をくぐって先に進む。


8:17。最初の水場に着く。岩から滴り落ちる水が美味しい。


果実となったギンリョウソウ。真正面から見るとまるで目玉おやじにも見える。


センジュガンビ。


8:45。森林帯を抜け、展望が開けると雪渓が見えてきた。


谷間の向こうには、雲海と遠くの山並みが見える。


松平峠は、馬の背のような痩せ尾根だ。


9:56。疣岩分岐に到着する。ここは、新ルートとの合流点だ。


疣岩山へ向かう稜線からは、飯豊連峰が一望できる。ガイドブックでよく見た飯豊連峰の姿が手に取るようによく見える。


トンボが飛び交う稜線を進む。


10:12。疣岩山の三角点を通過する。


少し下ってから、三国山へと登り返す。


11:04。三国岳1644mに到着し、近くにある三国小屋で休憩する。ここは、避難小屋ではあるが夏場は管理人が常駐し、トイレが利用でき、ビールやジュースなども有料で購入できる。もうかなり暑くなってきていたので、500円のペットボトルをためらう事もなく購入してしまう。


三国小屋からは、翌日登る予定の飯豊連峰最高峰の大日岳が、雲間から見えていた。


1日目のコースとしては、まだ半分くらい。まだまだ頑張って歩いていかなければならない。

「2017飯豊山:1日目三国小屋~切合小屋~本山小屋」に続く

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