とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2019安倍川新緑マラニック:1日目

2019-05-13 23:22:36 | 観光
11日~12日にかけて、Hさん呼びかけの「安倍川新緑マラニック」に参加してきた。参加者は、全部で14名だ。昼過ぎに静岡駅前に集合し、バスで“安倍の大滝入口”まで向かう。バス停を下りたところで、マイカーで来たSさんに荷物を預け、トレッキングの支度をする。


バス停から少し上がると、「安倍の大滝」の矢印があり、先に進む。


すぐに吊り橋を渡ることになったが、これは足元がしっかりしており、揺れも少なく安全な吊り橋だ。


しかし、その次に出てきた吊り橋は、足元に2枚の板を乗せただけでスリル満点だ。重量制限もあり、一人ずつしか渡れない。




その後も、斜面にかけられた橋をいくつも渡る。


沢も何度か渡る。


30分くらいで、「安倍の大滝」に到着する。安倍の大滝は、静岡市を流れ太平洋に注ぐ一級河川「安倍川」の源流付近の梅ヶ島温泉近くにあり、日本の滝百選に選定された滝である。別名「駿河大滝」「乙女の滝」とも呼ばれている。


安倍の大滝は、高さ85m幅16mの静岡市随一の大滝である。原生林の中に忽然と現れ、滝音を響かせている様は圧巻である。水量もあり、周辺には飛沫のシャワーが飛び散っていた。


滝をバックに記念撮影だ。


滝からバス停に戻り、梅ヶ島温泉まで歩いていく。数分で、この日の宿となる“泉屋旅館”に着いた


旅館の先に、源泉が湧き出ているところがあるという事で、少し見に行ってみる。梅ヶ島温泉おゆのふるさと公園の階段を上っていくと、右手に見える滝は“湯滝”だ。特に温泉が流れているわけではないのだが、温泉の守り滝として奉られていることからその名前が付いたようだ。


源泉が湧き出ているのは、柵で囲われた中にある岩風呂の中だ。昔は、岩風呂として5~6人が入れる風呂として利用されていたようだが、現在は衛生管理の為、施錠されていて入ることはできない。


江戸時代の初期に家康公の猶子(親子関係を結んで子になった人)の良純親王が三匹の蛇に導かれるようにして梅ヶ島温泉を訪れてしばらく滞在すると、健康を完全に取り戻したことから、親王はここに「三蛇権現湯之神社」を建てられた。現在も、梅ヶ島温泉の源泉がある「お湯のふるさと公園」の上にこの神社が祀られている。


「お湯のふるさと公園」から宿に戻ろうとした頃、ぽつぽつと雨が降り始めた。いそいで宿の中に入ると、急激に雨が強くなり稲光が走った。山の天気は、本当に変わりやすい。雨でびしょ濡れになることもなく戻ることが出来て本当によかった。

源泉から引いた風呂に入った後は、大広間で大宴会だ。芸達者なメンバーが笛や太鼓をたたいてくれた、そして最後は、宿の女将さんによる三味線の唄と踊りが披露された。しかも、「泉屋旅館の唄」があること自体もびっくりだ。二次会も、同じ広間でカラオケ大会となり、秘境の温泉旅館の雰囲気をたっぷり楽しんで1日目の夜が終わった。


「2019安倍川新緑マラニック:2日目」に続く。

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