とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018南伊豆みちくさウルトラマラソンツアー

2018-11-12 21:54:24 | マラソン
9日から11日にかけて、南伊豆みちくさウルトラマラソンツアーに行ってきた。第1回から参加しており今回で5回目となる。エイドは激ウマで景色も抜群だけど、コースは心が何度も折れてしまうくらいキツイ大会だ。それでも何故か毎年参加してしまうというのは、何か不思議な魅力がある大会なのだろう。

毎年ラン友に声をかけて誘っているうちにだんだん人数が増えてしまい、今回は総勢19名のツアーとなった。静岡、愛知のメンバーを中心に東京、神奈川、大阪等各地からメンバーが集まり毎年泊まっている南伊豆の民宿に前泊する。

大会当日、100キロと78キロを走るメンバーは5時スタートなので4時過ぎにはスタート会場に向かう。66キロを走るメンバーは7時スタートなので、まだ宿で休んでいる。私は、今回も100キロではなく78キロに参加だ。ここの100キロはハードすぎてエイドも楽しめないから78キロで十分だ。ただ、1ヶ月半前くらいから膝痛が酷くほとんど走れなかったので、今回は、完走もおぼつかないのではと弱気と不安でいっぱいだった。膝をサポーターでがっちり固め、とりあえずスタートラインには立つことにしたのだ。

100キロと78キロの参加者で、スタート前の記念写真を撮る。




スタートライン前で、スタートの合図を待つランナーたち。この数分後にスタートだ。


5:57。東の空が明るくなってきた。もうすぐ日の出だ。この日は、一日好天に恵まれそうだ。


波が打ち寄せる海岸沿いの道を走る。


6:20。水平線から太陽が昇ってきた。眩しくて目が開けられないくらいだ。


タライ岬遊歩道に入る。この大会では、唯一のトレイルコースだ。ウバメガシの林の中はぬかるんでいて滑りやすく、階段を下りる途中でうっかり転んでしまい、お尻が泥だらけになってしまった。


タライ岬を過ぎると、海岸沿いの岩場に出る。


岩場の先の真正面には太陽が海面を照らしている。


逢ヶ浜へ出ると、岩がゴロゴロしている。


タライ岬遊歩道が終わり、やっと走れる道に出る。しばらくすると見えてくるのが、伊豆3大美浜の一つである弓ヶ浜だ。名前の通り弓状に続く美しい海岸だ。


さらに南伊豆の美しい海岸線沿いを走る。


8:30。伊豆の最南端となる石廊崎に到着する。美しい海原が広がり、伊豆諸島も見えている。


9:00。奥石廊崎に到着。ここからの景色も絶景だ。


その後は、心が折れるくらいの激坂を幾つも乗り越えて、波勝崎へ向かう。


14:20。波勝崎のエイドにやっとたどり着いた。トロロ飯が美味しい。


伊浜方面に下って行く。


当初は、波勝崎くらいまで走れれば十分だろうと思っていたが、思ったより膝が痛くならなかったので、欲が出てきた。何とか完走だけはしたいと残り時間を気にしながら、上り坂は速足で歩き、下りはゆっくり走った。

18時。19時の関門まで1時間を残し13時間で無事ゴールする。今までで一番悪いタイムだったが、完走もできないと思っていたので、嬉しいゴールだった。


翌朝、朝食前に弓ヶ浜まで散歩する。ウルトラ走った翌日なのにみんな元気だ。


弓ヶ浜海水浴場の看板前で集合写真。


帰り道で見かけた漁師が捕った1キロ近くもあるという超巨大な伊勢エビだ。


最終日、民宿前で全員の集合写真を撮る。


帰りは、例年寄って行く干物屋でお土産を買ってから、下田の了仙寺に寄って行く。




了仙寺は、寛永12年(1635年)下田奉公今村正長によって創建された日蓮宗の寺で、国指定史跡だ。嘉年7年(1854年)日米和親条約が締結され、下田が開港となった。この了仙寺が、ペリーと日本全権の交渉場所となり日米下田条約が締結された。




了仙寺を観光して今回のツアーは解散とし、各自帰路についた。

参考1.今回のコースマップ


参考2.今回の高低図

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