とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018東海道ラン:藤枝~掛川

2018-04-28 21:09:40 | マラソン
うり坊会の企画に乗っかって3回目の参加となるが、二か月ぶりに東海道ランの続きだ。年末の興津~藤枝の続きとなり、今回は約30キロのランの予定だという。8:46。まずは、JR藤枝駅まで移動してから駅前からスタートだ。


藤枝駅から800m程進むと旧東海道に入る。正式にはそこからがスタートとなるが、GPSウォッチの計測は藤枝駅から始めた。20分ほど走ると、六地蔵のところまで来た。


旧東海道の松並木の道を走る。


島田市内に入る。大きな鐘があるお寺の境内に入ってみる。お寺の名前は大善寺と言い、この鐘は大井川の川越の始まりと終わりの合図として鳴らされたという。


大井川の近くに行くと川越遺跡がある。江戸時代、旅人が大井川を渡るためには、人足に肩車をしてもらうか、輦台(れんだい)というみこしのような乗り物に乗り、担いでもらっていた。その「川越し」の料金所(川会所)や、人足の待合所(番宿)などの風景を再現したのが川越遺跡だ。川越人足と記念撮影する。




川越遺跡の茶屋では、ラムネと餅で休憩タイム。


御姫様をみこしに担いで大井川を渡る川越風景の顔ハメ看板。


実際に川越しはできないので、すぐ先にある大井川橋を渡り、対岸に着く。


金谷の町中に入ると、川一面に鯉のぼりが張り巡らされている。もうすぐ5月なんだなあ。


11:57。いよいよ金谷坂の石畳だ。ちょうどお昼にもなるので、石畳茶屋でランチ休憩する。


茶屋というからランチは、和風料理かと思いきや、洋風のホットドッグとサラダ、スープ、ドリンクのセットだった。


茶屋前から富士山が見えるというので、写真を撮ってみるが、残念ながら白飛びでよくわからない。肉眼ではしっかり見えていたのだが…。


石畳を進んでいく。見た目は白い石が敷き詰められて、いい道に見えるが、実際歩くと歩きにくいことこの上ない。


金谷というとお茶の名産地だ。至る所に製茶工場があり、近くの製茶工場を見学してお茶をよばれる。


お湯を適温にするため何度も茶碗に入れ替えてから、茶葉を急須に入れ3分ほどたってから茶碗にそそぐと、こんなにもいい色のお茶になった。


まだまだ石畳は続く。


めちゃ長くてきつい勾配の坂を上っていく。


やっと平らになったところで久延寺の夜泣き石を見ていく。猫ちゃんも挨拶していく


久延寺隣の「扇屋」では、夜泣き石の伝説にちなんで生まれた「子育て飴」が、現在も昔ながらの製法でつくられている。ただ、みんなは子育て飴よりビールが待ち遠しかった。


小夜の中山からは、粟ヶ岳の「茶」文字が良く見える。


茶畑の間を進んでいく。


日坂宿では、地元の子供たちと一緒に記念撮影。


14:25。日坂を過ぎると事任(ことのまま)八幡宮だ。事任八幡宮は「願いが『言のまま』に叶う」神社として古くから信仰されてきたという歴史がある。これは、入り口にある大楠。樹齢300年以上で樹高は31m、目通り幹囲6mという見事な大木だ。


石段を上がり、参詣していく。


本殿の奥に聳える大スギ。樹高35m、目通り幹囲6.5m、樹齢は300年以上とか。これも立派な大木だ。


事任八幡宮近くのカフェで、メロンソフトをほおばる。


15:50。ゴールとなる掛川城に到着する。


掛川城の大手門前のおでん屋でゴール後の打ち上げ。


おでん屋でゆっくりしてから掛川駅まで向かい、帰路についた。約30キロの今回の東海道ランも食べたり飲んだりと楽しいウォーク&ランだった。

参考:今回のコースマップ