とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018パリマラソンツアー:4日目パリマラソン本番

2018-04-17 22:52:37 | マラソン
いよいよパリマラソン本番当日になった。8:30。ホテルの朝食を済ませ、ツアーメンバーと共に凱旋門近くのスタート会場に向かう。凱旋門の周りは、交通規制がされ、前日とは打って変わり車1台通っていない。


9:25。スタートラインへの整列締め切り時間となり、コース内に入る。パリマラソンのエントリー人数は55000人という。これだけの人数が一斉にスタートすることは大変な事なので、10グループに分かれて時差スタートするようになっている。既にトップグループは、8時過ぎにスタートしている。我々は、ゴール予想時間4:30以上の最終グループだ。


後に見えるのは凱旋門。まさに凱旋門からスタートである。


最終グループの出走時間は9:55という事になっていたが、10時を過ぎてもなかなかスタートしない。スタート前、トイレに行きたかったのだが、あまりにも混んでいて整列締め切り時間に間に合いそうもなく、我慢してスタートラインに向かったのが、後で尾を引く要因になった。


結局スタートしたのは、10分遅れの10:05だった。石畳のシャンゼリゼ通りを走り出す。時差スタートのおかげで、スタート時の混雑がほとんどないのはありがたい。


観覧車のあるコンコルド広場が近づいてきた。好天に恵まれ、予想よりも暑い日になりそうな気配だ。


クレオパトラの針と呼ばれるオベリスクの横を回って行く。


消防車のクレーンの上に乗った消防士たちが上から応援してくれている。


バスティーユ広場に立つ革命の記念柱が見えてきた。


街路樹とアパートが立ち並ぶパリの街並みを走り抜ける。


ポンポンを持って応援する女性達。


11:15。まず10キロ地点を通過。


ドラム演奏の応援隊。


ヴァンセンヌの森に入って行く。広さは、ニューヨークのセントラルパークの3倍もあるそうだ。広い森林公園でもともとは王家の狩猟場だったらしい。


森の中で用足しする人も結構いる。


ヴァンセンヌの森を抜け、再び住宅街に入って行く。オーストラリアの人が住んでいるのか、オーストラリアの国旗が見える。


12:29。20キロ地点を通過する。


こちらはトランペットの応援隊。


12:36。中間点通過。


チアガールたちも応援。


セーヌ川沿いに入ると観光船が進んでいくのが見える。


25キロ付近からトンネルの中に入って行く。トンネルの中に入ると、不気味な絵が10mおきくらいに展示されている。何だかお化け屋敷に入っているかのような演出だ。選手の声なのか演出なのか、時折凄い叫び声のようなものも聞こえた。何でも、このトンネルの中であのダイアナ妃が交通事故で亡くなったとか。




トンネルを抜け27キロを過ぎるとエッフェル塔が見えてきた。パリの観光シンボルでもあるエッフェル塔が見えると、多くのランナーが足を止めカメラを構える。


13:54。30キロ地点を通過。だいぶペースが落ちてきていた。


パリマラソンのタイトルスポンサーであるシュナイダー・エレクトリック社前を通過する。


15:38。ブローニュの森を抜け42キロ地点を通過。ゴールはもう少しだ。


15:40。無事ゴール。手元の時計では、5時間35分となり、制限時間の5時間40分にはギリギリ間に合った。写真を撮りながらのんびり走ってきたものの今までのワーストタイムだった。後半から、尿意があってトイレに行っても排尿ができないことが続き、トイレでのロスタイムが大きく影響していたようだ。お腹も張ってきて、最悪のコンデションでのゴールとなってしまった。


パリマラソンのエイドは、5キロごとにあり、飲み物はペットボトルの水だけだ。あとは、オレンジ、バナナ、パイナップル、カステラなどがあるくらいで、最近の日本のマラソンエイドと比べると物足らない感じだった。コーラやスポーツドリンクがないのが残念。オレンジやバナナの皮が路上にポイポイ投げ捨てられているので、エイド付近は滑らないように気を付けないといけない。

ゴール後は、完走Tシャツと完走メダルが貰える。しかし、残念なことに、ゴール時間が遅かったせいか男性用のTシャツがなくなってしまい、代わりに女性用のXLのTシャツを受け取る。EXPO会場で見たブルーの完走Tシャツがやっぱり良かった。選手専用ゾーンを抜けるとツアーの仲間たちと出会う事が出来、歩いてホテルに戻った。

参考1.パリマラソンコースマップ


参考2.パリマラソン高低図(時刻は日本時間だったので、-7時間となる)


「2018パリマラソンツアー:5~6日目」に続く。