とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

松本幸四郎、舞台から転落

2013-10-24 22:20:19 | ニュース
今日の新聞に、歌舞伎俳優の松本幸四郎が国立劇場の舞台から客席に転落したと書いてあってビックリした。
演目「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」の時、黒子2人の馬に乗って登場する場面で、
前の1人がバランスを崩したため、馬上から客席まで約3メートル、ずるずる滑るように落下したという。
「一谷嫩軍記」といえば、10月初旬に見たばかりで、黒子2人の馬に乗って登場する場面も思い出される。
幸い、本人はかすり傷ひとつなく痛みもなかったというから一安心だ。
転落後、松本幸四郎は舞台によじ登り、馬の状態を確かめ、再び馬にまたがって演技を続けたというから大したものだ。

それにしても、国立劇場では昨年8月、松本幸四郎の長男・市川染五郎が約3メートルの奈落に転落し大ケガを負った事故もあった。
歌舞伎界では、「歌舞伎座の呪い」なんていう話があるらしい。
新歌舞伎座が今年の春から開業したが、古い歌舞伎座を壊したことで、歌舞伎界には悪い出来事が続いているという噂がささやかれている。
今回の事故も、そんな「歌舞伎座の呪い」ではないかとも言われているようで穏やかではない。
長い歴史を持つ文化だけに、いろんな噂話に尾ひれがついて広がっているようだ。
それにしても、歌舞伎は、知れば知るほど面白い。