とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

南こうせつ元気応援コンサートin浜松

2013-10-09 23:17:06 | コンサート
9月初旬に予定していたコンサートだが、当日大雨で新幹線が止まってしまい、本人が来ることができなくなって延期されたコンサートが今日開かれた。延期されたにもかかわらず、今回も満席状態だった。周りを見回すと、還暦や定年を迎えたような人々で溢れていた。こうせつ本人も、ほぼ同世代ということもあって最初からリラックスモードだ。

まず最初は、やはり前回来られなかったお詫びで始まったが、彼のコンサートはいつも大雨や台風に見舞われることが多いとこぼしていた。さだまさしが、その事をあっちこっちで吹聴していているので、なおさら悪天候に見舞われることが多いのではないかと話し、会場を笑わせた。

以下、この日のセットリストだ。

1.青春の傷み
2.僕の胸でおやすみ
3.あかちょうちん
  「あなたと別れた雨の夜  公衆電話の箱の中 ひざをかかえて泣きました 」との歌詞は、立っていると泣いているのを人から見られてしまうので、膝を抱えてしゃがんでいたというシーンだという。何だか、そんな情景が浮かんで青春時代のほろ苦い思い出が蘇りそうだ。
4.あなたのことが好きでした
5.夢一夜
6.加茂の流れに
 この歌のウラ話。こうせつが、若かりし頃京都に一人旅をしたとき、ボーリング場で知り合った若い女性に、勇気を出してデートに誘ったそうだ。すごい好みの女性だったので、めかしこんで待ち合わせ場所に行ったが、女性は現れなかったという。その時の思いを歌にしたそうだ。よほど、その女性に未練があったのだろうね。
7.好きだった人
 みんな、かぐや姫が好きだった人だ。

~トーク~
 こうせつは、NHK朝ドラ「あまちゃん」にかなり嵌っていたようだ。突然、「潮騒のメモリー」のイントロが流れてびっくりだ。ドラマでは、いろんなキャラクターが出てきたが、あの「前髪クネオ」のキャラがお気に入りとは笑える。
 いろんなフォークシンガーの話題が出たが、やはりつま恋での拓郎とのコンサートのウラ話が面白い。コンサートの最後は、拓郎がソロで歌い花火が打ち上がって終わるのだが、当初は、拓郎とかぐや姫が一緒になって歌い、花火も一緒に見ようということだったらしい。ところが、拓郎はやっぱり最後は一人でやるよと言い出し、こうせつは花火を見ることができなかったと愚痴っていた。
 
8.うちのお父さん
 この歌は、実のお父さんのことを歌ったそうだが、一度も怒ったことにない優しいお父さんだったそうだ。
9.野原の上の雨になるまえ
10.雨に漕ぎ出そう
11.葡萄の季節
12.神田川
 やっぱり、この歌がなくては始まらない。
13.夏の少女

 またしても、「あまちゃん」の「潮騒のメモリー」が始まったので、期待していたのだが途中で終わり残念。フルコーラス歌って欲しかった。それでも「あまちゃんテーマソング」も演奏されたので、大いに盛り上がった。やはり、こうせつは毎日見ていたみたいだ。
 
14.マキシーのために
15.幼い日に

アンコール
16.いもうと
 それまでは、曲目になかったので間違いなくアンコールに歌われると思ったが、予想通りだった。
17.満天の星
 最後は、会場も総立ちとなる。お馴染み、手を挙げて満天の星をキラキラさせる振りを全員でやって盛り上がり、幕となった。

南こうせつコンサートは何度か行っているが、かぐや姫時代の歌がやっぱりいい。懐かしい曲が流れるたびに口ずさんでいた。伸びがあって高い歌声は、昔からずっと変わらない。今夜は楽しいひと時を過ごせた。