とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

Amazonの「ほしい物リスト」を使って被災地へ物を送る

2011-04-14 00:09:01 | ニュース
昨日は、義捐金より支援金を送ったほうが迅速でいいという記事をアップしたが、それに絡んで画期的なシステムが出来ていたことがわかったので紹介する。

Amazon には「ほしい物リスト」という項目がある。そこに自分の欲しい物を登録しておくと、それを見た友人や家族等が自ら購入して、欲しいと思っている人にプレゼントできるというシステムである。最近このシステムを利用して、被災地に直接必要な物を送ってしまおうというアイデアがTwitter上で発案され、「ほしい物リスト」を作った被災地には、あっという間に支援が殺到しているという。巨大ネットワークシステムを構築したAmazonは、こんなアイデアを社長の即決で国よりも迅速に対応しているのである。まったくすごい企業だ。

もちろん、「ほしい物リスト」を作った被災地が本物かどうかについては、Amazonがきちんと確認して登録しているようなので、送付先に間違いは無いはずだ。本当に必要な物をすばやく届けるということにおいて、画期的なシステムと言えるだろう。実際にどんな物がギフトで送られたかは、リストを「購入済み」で検索すると見ることができる。リストを見るとパンク修理キットや空気入れ、漫画、長靴、工具等が人気で購入されていた。これなら、確実に必要とされていた物が何だったのかがよくわかる。これから義捐金を出そうと思っている人は、こういった支援の仕方があることも知っておいて欲しい。

現在登録されているのは2箇所の避難所だ。

・明神避難所「ほしい物リスト」
http://www.amazon.co.jp/gp/registry/wishlist/21H1B3ITK663I

・陸前高田市消防団高田分団「ほしい物リスト」
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/2Q7C4QYL9PP4B

この情報についての記事
http://mainichi.jp/select/biz/it/hatena/archive/articles/201104/3526.html