とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2011赤倉温泉スキー 1日目

2011-02-21 23:29:57 | スキー
先週末は、今シーズン2回目のスキーに行っていた。今回も昨年行ってみんなの評判が良かった赤倉温泉にした。ただ、昨年泊まった「赤倉ホテル」の予約がとれなかったので、ゲレンデ内にあるペンションに泊まることになった。今回は、総勢15名、車3台でのツアーである。

金曜夜、浜松を出発して午前2時前に妙高高原にある「温泉かふぇ」に到着する。ここは24時間営業で仮眠が出来る温泉付きのインターネットカフェのような所である。昔のようにエンジン掛けっぱなしで車中泊するようなこともなく、暖房の効いた室内で足を充分伸ばしぐっすり眠ることが出来る。温泉だって入り放題だ。まずは朝までゆっくり眠った。

朝、目を覚ますと車に戻り、赤倉温泉スキー場のくまどーゲレンデの駐車場に向かう。くまどーゲレンデの中にあるペンションに泊まる予定なので、ペンションの人が迎えに来るのを駐車場で待つことにした。電話をかけてから待つこと10分ほど。どこから迎えが来るのかキョロキョロ見回していたら、ゲレンデ上部からスノーモービルが1台下りてきた。まさか、あれじゃないよねとみんなで話していたら、中年の男性が我々の前にやってきた。悪い予感が的中だ。やはり、スノーモービルでのお迎えだったのだ。男性はペンションのオーナーで、大型の雪上車が故障してしまったのでスノーモービルで来たとの事だった。

スノーモービルに乗れるのは一度に二人まで。15人の人間と荷物を運ぶのに8往復が必要だった。リフトはまだ動き始めておらず、スノーモービルで運んでもらうしかない。止むを得ず、順番に運んでもらうのを待った。それにしても、オーナーの運転は凄い。二人の人間を席に座らせ、自分は立ち乗りで猛スピードでゲレンデを走っていく。ちょっとしたエキサイティングなスノーモービル乗車体験ができて面白かった。



やっとのことで全員ペンションに着き、朝食をすます。幸いなことに天気は晴れで気温も思ったより温かい。早速スキーウェアに着替えペンションの前に出て写真を撮ろうとしていると、なにやら屋根の上からごそごそと音が聞こえてきた。屋根に積もった雪が、気温が上がったことで一気に落ちてきた。あまりにも凄い落雪にビックリだ。




こちらが、故障していなければ乗ってたはずの雪上車だ。


さて、リフトでゲレンデに上がってみると、なだらかで気持ち良さそうな斜面が広がっていた。遠くの山々も見渡す限りの展望である。


ゲレンデを移動する際、途中の上級者コースを使ってスキー大会が開催されていた。選手は、地元新潟県の中学生たちである。




今回も、ほとんどのゲレンデを滑るつもりで、まずは一番遠い赤倉観光リゾートスキー場に向かった。ゲレンデ最上部から下まで滑っていくが途中には、このスキー場のキーポイントである赤倉観光ホテルの赤い屋根が見えてくる。長いロングコースの中間位にある目立つホテルだ。



昼近くになるとますます天気がよくなってきた。霧氷の樹林帯や青い空が一際目立つ。



一番下のゴンドラ乗り場近くには、「スキー神社」が祀られていた。スキーヤーの安全、地域社会の発展を願うとともにわが国で最初のスキー事故犠牲者の霊を弔うために建立された日本で最も古いスキー神社である。本宮は妙高温泉の星野公園にあるそうだが、このスキー場のカマクラのなかに分社として祀られていたのである。さっそくカマクラの中に入り、スキーの安全を祈願してきた。


その後も、ゴンドラやいろんなリフトに乗って各ゲレンデを滑りまくってきた。ペンションに着いたのは、最終リフトが止まってからであった。ナイターのライトが点灯しはじめた頃には、遠くの山々がくっきりとシルエットで浮かび上がっていた。

(左:妙高山、中:焼山、右:火打山)

(左:飯綱山、右:黒姫山)

一日中滑ってさすがに疲れて夕食の後は小一時間ほど爆睡してしまった。ナイターに出かけた元気な若者もいたようだが、われわれ中高年組は部屋で二次会となり女子フィギユアスケートの放送を見ていた。ショートプログラムで安藤美姫が1位、浅田真央が2位という結果だった。

スケートが終わると、さすがに眠くなってお開きとする。2日目の天気を気にしながら深い眠りにおちた。

2日目に続く。