『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

体(たい)を作れ!!

2023-10-25 06:28:07 | 健康

三年越しの
坐骨神経痛が
未だに快癒をみない。

気にし過ぎると
気病みするので、
その痛みとは
仲良く付き合っていかなければ
・・・と、思っているが、
最近は、それに、シビレという
あらたな仲間が加わって
年寄「あるある」だなぁ・・・と
観念している。

せめて、
体操なりストレッチなりを
まじめに気長にやればいいのだが、
持ったが病のタレカ(横着)なので
対症療法として
ちょこっとやっては続かないでいる。

魂が宿る肉体を大事にしないのは
「何事も粗末にしない」
という金光教の倫理観にも反するので
いささか相済まない気持ちでいる。

食後訓にも
「体(たい)の丈夫を願え。
 体(たい)を作れ。
 何事も体(たい)が基(もと)なり」
とある。

意識して、積極的に
体(たい)を作っていないなぁ・・・
と、反省もさせられている。

「痛み」や「病」は
己れの生き方の改善、改まりを
必要としているのだろうと
頭で解っていて、クライエントにも
そう説いているのだが、
自分の事となると後まわしになって、
カウンセラーの不養生になっている。

**

T中の職場につくと、
毎朝、金光教の「日めくり」を
繰るところから始め、
教紋の彫られた檜の盾に
一日の仕事に間違いがないように
御祈念をさせて頂いている。

そして、
孫の写真立てに
「りくぼう。おはよう」
と挨拶して、
PCを立ち上げる。

**

寒くなると
スープ類をいれて持参する
専用のマグボトルが紛失して、
仕方なく、ずっと使わずにいた
今年、三十路男になったアキが
初任給でプレゼントしてくれた
イニシャル入りボトルを
卸すことにした。

8年も前に
もらった物だが、
卸したてはさすがに
ピカピカして新品で
気持ちがいい。

使ってこそ、
生きるのが道具なので、
勿体ながって、いつまでも
取っておくものじゃ
ないのかもしれない(笑)。

そういや、
アキが小学生の頃、
トーチャンの誕生日に
100円ケーキを買って来てくれ、
驚かせてくれ、喜ばせてもくれ、
「これで、小遣いアップだなー!」
と言ったら、弟のナッちゃんが、
「アキちゃん。ずるいー」
と、兄貴の戦略と見たようで(笑)
地団太を踏んでいた。



**



きょうは
ソーちゃんの竜王戦
「第三局」がある。

北九州の会場での
「検分」(下見)の様子を
YouTubeで視ることができた。



すでに
七番勝負で
「2-0」なので、
今日の後手番を取れば、
防衛は確実であり、
八冠も堅持される。

羽生「永世七冠」は、
七冠達成後、五か月で失冠し、
その期間は短かった。

それでも、
タイトルを99回も取り、
七つの「永世」称号を得た。

ソーちゃんが
「永世」八冠になるには、
これから勝ち続けても、
まだ、7~8年先になる。

それまで、
生きていて、
見届けもしたいものだが・・・。

・・・なので、
おととし、彼をモデルとした
二次創作的な
リアル・ファンタジーを
フェイスブックに連載したことがある。

onyx.dti.ne.jp/~yoko-s/m0.html?fbclid=IwAR2b6fCAia5FyYA2Vbl2_H5iU0zEw5GFg51m3QdZecQZQVNIve6JKdLIKvQ


**



今年、90歳になる老叔母が、
まだ矍鑠(かくしゃく)としていた
2013年頃の
『復興支援リサイタル』に
足を運んでくれた折、
ご祝儀を頂いて、
「今度は、『なごり雪』が聴きたい」
と、リクエストされていたが、
楽譜を見ても、ギターソロには
不向きとみて、期待に沿えずにいた。

たまたま、きのう、
その時の楽譜をみつけて、
何気なく、退勤前の空き時間に
鼻歌がわりに弾いてみた。

ステージで弾くに値する
ちゃんとしたアレンジには
ならなかったが、
それでも、鼻歌がわりに
旋律をなぞることはできた。



 

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お手紙カウンセリング

2023-10-24 07:07:16 | 仕事

 

今週は
三日の勤務で
土曜日は「文化祭」への
サービス出勤である。

明日・明後日は
ソーちゃんの竜王戦の
第三局がある。

*



きのうは
出勤路の途中で
ホームセンターに寄って
用材の買い足しをした。

端材も50円くらいで
あったので、
ギター内部のブロック用に
買ってきた。

*



学校に到着すると
山の学校でも一緒の
巡回司書のS先生が
本を持ってこられて、
「こんなのが入りましたので、
どうですか・・・」
と奨めてくだすった。

ソーちゃんの師匠の本で、
あるのは知ってたが、
わざわざ買うつもりもなかったので、
お借りする事にした。

空き時間に
ペラペラと頁を繰ってみたら、
なかなかの名エッセイストぶりの
巧い文章で感心した。

週刊『文春』での
100回の連載を
冊子化したものだという。

弟子である
ソーちゃんの
面白いエピソードもいくつかあり、
楽しく読めた。

**



お昼には
手作りベントで
“ぼっちランチ”をとりながら、
そろそろ、ジビエのシーズンだなぁ・・・
と、思いついて、
行きつけの三ツ星フレンチのシェフに
入荷がないかメールしてみた。

そしたら、まだ、
とのことで、
入ったら連絡してくれそうだった。



春頃には
カイユ(ウズラ)を味わったので、
この秋には、
ベキャス(シギ)や
ペルドロー(ヤマウズラ)なぞを
味わってみたいと
思っていた。

春には
ピジョン・エトフェ
(窒息鳩)のロティを味わったが、
生涯で最高の「肉料理」であった。

なので、
ピジョン・ラミエ
(山鳩)も試してみたい
と思っている。

市販のスーパーでは
牛・豚・鶏・合鴨・仔羊ぐらいしか
買えないが、
肉類で美味なのは、
間違いなく「鳩」である。

(公園や神社にいる鳩とは別物)

それは、野鴨にも勝り、
赤味の鉄分豊富な血の味は、
肉質の最高だと思っている。

**



きのうは
予約生徒がひとり
早退してしまい、
変わりにご新規さんのJCが
養護教諭に連れ添われて来室した。

なんでも、
人見知りらしく、
対面では、思ったことが
十分に言えないので
手紙を書いてきたから
読んでほしい・・・という。

ご丁寧に
返信用の便箋と封筒まで
持参してきた。

目の前で
簡単な応答は出来ていたが、
決して話せないというわけでも
ないようだったが・・・。

「いいよ」
と快諾して、
すぐさま読んで
その悩みに
鉛筆の走り書きで
返事を書いた。

深刻な内容だったので、
スラスラ書いてはみたが、
彼女の持参した6枚全部の
長文返事になってしまった。

カンファレンスに訪れた
養護T.にそれを託し、
ケース・フォーミュレーションも
検討した。

手紙ひとつでも、
知性が溢れる文面だったので
この子は優秀だなと
すぐに判った。

そしたら、ISS=64というので、
IQに換算したら
「121」に相当していたので、
やはり優秀群であった。



おとついの日曜には
130超えの「ギフテッド」のJKが
自宅カウンセリングにやってきたが、
最近、高機能自閉タイプの来談が
増えてきた。

知的には優秀なのだが、
情緒面とのバランスがとれておらず、
結果、「自我脆弱」な状態に陥って
難儀しているケースが多い。

もっとも、中高生にして
情緒面や人格面での達観や完成は
あり得ないので、
ゆっくり成長・発達する過程を
見守るように助言しながら
支援するようにしている。

必要とあらば、
精神科医にリファーして
薬物療法を併用することも多い。

親を招聘しての
「家族療法」や「心理教育」も
普段から行っている。

たいていのケースでは、
心理療法・薬物療法・家族療法と
学校での環境調整を為せば、
軽快・改善・寛解をみる。

*



放課後の時間も
空いていたので、
久保田 早紀の名曲『異邦人』を
編曲して、録音してみた。










 

 

 

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初冠雪を眺めながら、古酒を愛でる

2023-10-23 09:08:00 | 

 

 

おとつい
吾妻山頂で降った雪が
まだ、うっすらと
モモリン(種まき兎)の
耳のあたりとして
残っていた。

*



新聞の広告に
貴腐ワインのソーテルヌが
2千円を切る価格で
特売されていたので、
さっそく近所の『いちい』に
散歩がてら出向いてみたが、
棚には一本もなく、
仕方なく、車を出して
吉倉店まで赴いたが
やはりすでに棚は空だった。

ワイン通の
貴腐愛好家たちに
逸早く買い漁られた感がした。

残念な思いで、
隣接する酒屋の
『酒蔵』に寄って
カーヴ内をウォッチして廻ったら、
珍しいジュラソンの
レイト・ハーヴェスト(遅摘み)の
ハーフが一本だけあり、
価格も千円台だったので、
これはこれでレアな一本だった。



商品名の
『バレ・ドクトーブル』とは
「神無月の舞」とでも訳せようか。

ブルゴーニュなどでは、
夏に詰み終わる葡萄を
10月まで遅らせて、
完熟から貴腐状態に
脱水してから醸造するので、
濃厚な甘さと杏香のする
独特のアロマとブーケになる。

ジュラソンは
フランス南西部の
スペイン国境のピレネー山麓にある。

ここで栽培されている葡萄は
「プティマンサン」と「グロマンサン」
(Petit Manseng/Gros Manseng)
という白葡萄である。

帰宅後、
さっそく
テイスティング・グラスで
香りを聞き、
味を愛でてみた。

2012年のヴィンテージなので、
11年物になるが、
糖度が高いせいか
まったく劣化も酸化もしておらず、
デザート・ワインとしては
申し分ないクオリティだった。

ついでに、
先日、山形の物産館で買ってきた
ナイアガラやデラウエアによる
甘口白とも比較してみた。



やはり、
フランス産の11年物は
古酒然として、
厚み・重みにおいて、
一段上の「姉御格」であった(笑)。

イタリア産のフォルマッジョ(チーズ)
『ペコリーノ・ロマーノ』で
塩気を摂りながらの
こういった
ヴァン・ブラン(白ワイン)の
比較テイスティングも
楽しいものである。

***



在京中の
20代から30代にかけて
ワインにどハマリした事があり、
近所の酒屋のショーちゃんと
一緒に切磋琢磨しながら勉強をし、
エチケット(ラベル)も
せっせと蒐集して、
スクラップ・ブックも
5冊ほど出来たものである。

その後は、
呑んでも
浴槽に一晩浸けて
エチケットを剥がして
干してプレスするなんて
面倒なことはせずに
瓶ごと捨てていた。

今回の
2012年ヴィンテージの
ジュラソンの
珍しい葡萄酒は
久しぶりに
記憶すべくエチケットを
取っておこうと思わされた。

***



きのうは午後から
PNESのJKのCちゃんが
お父さんとやってきた。

中学時代は
お母さんは何度か
来校されてお目にかかっているが、
お父さんは初めてだったので、
ご挨拶して、Cちゃんの
カウンセリングが終わってから、
半時間ほど、「家族療法」や
「環境調節」のための「心理教育」を
させて頂いた。

あらかた、
お母さんから伝聞で聴いては
おられたようだが、
セラピストから直接聞くのは
初めてなので、丁寧に
病理・心理と治療方針を
説明させて頂いた。

PNESが10万人に3~5人という
レアなケースであることに
驚いておられたが、
「心因性」で命に係わる
重篤にはならない、と言われて、
少し安心されてたようだった。

ただ、MDI(躁鬱)の
デプ(鬱)状態の時に
時折、希死念慮が生じるので、
その事への慎重な配慮が
必要である事を
ご理解いただいた。

他にも
HF-ASD(高機能自閉)傾向やら
ADD(注意欠損症)やら
専門用語を交えて、
できるだけ、詳しく、丁寧に
解説させて頂き、
ご家庭で
「安心感・安全感・大丈夫感」を
ご両親から提供される事が
最も治療的に大切であることも
お話しさせて頂いた。

まだお若い
イケメンのお父さんは、
喰い入るようにお聴き下さり、
質問もされて、メモをされる代わりに
ホワイト・ボードの走り書きを
写メされていった。

Cちゃんは
お父さんが好きだというので、
良好な父子関係で
予後も良好そうに思われた。

**



「私的三連休」中に
古楽器製作を再開できたのは
幸いだった。

猛暑が去って、
やっと、製作意欲が戻り、
「芸術の秋」に相応しい
素敵な楽器創りに専念できそうである。

これまでの
10年近くの製作歴で
30本ほどの古楽器を製作してきたが、
すべて、完売してくれて、
細々とながらも
副業となっていてくれて
有難く感じている。

幼少期から、
プラモ世代で育ったので、
その頃からの製作精度や
塗装技術も身になっているのだろう。

「料理」も趣味だが、
その原意は、「料」が、
「米」と「斗」を合わせた
「計る」という意味で、
「理」は「おさめる」意味なので、
「物事を適当に処置する」
という事になるという。

たしかに、
料理も楽器造りも
材料を計って、図って、
理に適ったように
仕上げる事で共通している。

*

ルネッサンスギターや
バロックギター、ビウエラなどの
ギター属の楽器は、
その全体のフォルムもさることながら、
ヘッドや指板にも特徴が出るので、
いつもいつも、胴体よりも
このパーツから製作を始める。

ペグ(弦巻)だけは
工作機械もあるが、
精緻で数仕事なので、
これは専門の職人さんが
中国や東南アジアにいて、
(農業などの片手間にやってるらしい)
廉価で大量に仕入れる事ができるので、
手間とコストを省くのに
海外のオークション・サイトから
何種類か仕入れて用いている。

今回は、
稀少材のエボニー(黒檀)で
洒落た飾りのついたものを
用いることにした。

ここから、
全体像を想像したり、
本体のボディや
表面板のインレイ(象嵌)なぞも
イメージして造ることが多い。





 

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紅葉から初冠雪する吾妻山

2023-10-22 08:26:51 | 季節

 

きのうは
ソーちゃんの
「JT杯」の準決勝戦があった。

後手番だったが、
一見、無理攻めとも見える
速攻で、飛車切りまでして、
最後まで、反撃を許さず
勝ち切った。

「八冠」達成だけが
世間では喧伝されているが、
公式戦の「早指し戦」である
「JT杯」「NHK杯」
「朝日杯」「銀河戦」
の4つすべての覇者でもあるので、
プロ棋士界では
「十二冠」なのである。

加えて、
アベマの個人戦でも
二連覇しており、
詰将棋選手権は五連覇している。

まさしく、
「絶対王者」に君臨し
「藤井一強時代」到来である。

***



きのうは、
久しぶりに散歩に出て、
近所の八幡様では
坐骨神経痛と顎関節症の完治を
お願いしてきた。

国家試験「合格」の
祈願成就もさせて頂いたので
霊験あらたかと
思っている。

***



吾妻山の麓は
紅葉がすすみ、
市内からでもその彩りを
愛でることができる。

4時頃には
初冠雪したようで
帰宅したカミさんが
しきりに
「見て見て!!」
と、将棋の最中に
部屋にやってきて言っていた。

*



来月、再オープンする『ツタヤ』も
外観や駐車場も完成し、
今は、内装工事にかかっているようである。

新しくカラーゾーンの
駐車スペースもでき、
車椅子用のエリアにも見えた。

*



散歩路にある
『ダイソー』に寄ってみたら、
モフモフ・クッションが1ケだけあり、
先に買って連結させていた二つに
帰ってから縫い付けて
三色ダンゴみたいな
ロング・クッションに仕立てた。

これを「抱き枕」にして
寝ている(笑)。

*



イスラエルのシオニストによる
狂人政権の国防省が、
言うに事を欠いて
パレスチナ住民を
「人間の姿をした動物」と言い、
だから無差別攻撃してもいい、
というトンデモ論を吐いている。

「ハマス≠パレスチナ人」
なのに、
【坊主憎けりゃ袈裟まで憎い】
である。

こんな野蛮人ばかりが
大臣・閣僚を占める
ネタニヤフ政権は
まさに狂人連合である。

***



YouTubeで、
久しぶりに
自民党員でありながら、
政府の政策の矛盾点や問題点を
鋭い舌鋒で指摘する
小野田 紀美ちゃんの
勇ましい姿を見た。

でも、質疑に応答する側は
事前に用意された
官僚の作文を読んでるので、
出来レースのようにも見えた。

NHK問題にも切り込み、
彼女は、N党の趣旨にも
賛同しているので、
是非とも、自民党を内部から
【獅子身中の虫】となって、
ぶっ壊してもらいたい、
と期待している。







 

 

 

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製作再開

2023-10-21 08:59:16 | 古楽器製作

金曜日から明日まで、
私的三連休なので、
そろそろ古楽器製作を再開しようと
工房の作業台の片付けをしたら、
作りおきのパーツに手が伸びた。

こうなると、
不思議なもので、
カラダで覚えている
作業手順が、あれよあれよと
勝手に動き始めた。

張り合わせて
2.5㎜厚にまで削ってあった
2枚の表面板に
モールド(木型)をあてて
木取りする外形を罫書いて、
サークルカッターで
音孔を刳り貫いた。

今回の2本には、
「組紐工房」に外注した
日本伝統の技を用いた
「組紐」によるサークルを
ローズ(薔薇窓音孔)に
用いることにした。

*

Xmasオナメントから転用した
ローズも、不要部分をカットした
2つのピースを接着して
3本目のものに使おうと思う。

*

カットして張り合わせたままの
ネックとヘッドを
ジョイン部分で切断・研磨し、
裏側を丸型にカンナかけした。

今日は、
ペグ用の孔あけと、
ヘッドの装飾切り・研磨、
指板の接着までやろうと
予定している。

**

春休みに製作した
ルネッサンスギターが
3本とも完売してくれ、
ビウエラ1本と合わせて、
16万ほどになってくれたので、
やや高級な「ゼブラウッド」を
仕入れてみた。

この素材は
初めて使うので、
まだ木の性質はよく解っていない。

5㎜ほどの用材を
これから、電気カンナで
2.5㎜くらいまで削っていく。

そして、
ベンディング・アイロンで
熱を加えて
ギター型の「8の字」に
モールド(木型)を使って曲げてゆく。

高い素材なので、
裏板は、安価なアガチスとの
ストライプにしようかと
思っている。

**

今朝の朝刊で、
去年の高校生の自殺者数が
過去最高の354人だったことを
知った。

明日も、
希死念慮のあるJKが
自宅カウンセリングに来るので
「私的三連休」なぞと
浮かれている場合ではない。

その苦しみに寄り添い、
最適なサイコセラピー(心理療法)を
提供すべく、その準備と
全人的関与をしなくてはならない。

加えて、
毎日の神前ご祈念でも
早期の快癒を
神様にお願いさせて頂いている。

「祈り」の力を
誰よりも信じているので、
自分の技量だけでなく
神様の後押しがあればこそ
「希死念慮」ケースにも
こころの余裕をもって
臨むことができている。

「臨床」の英語は
「クリニカル」だが、
「クリニック」などの語源は、
ラテン語の「クリネー」で、
これは、本来、
「死の床」に寄り添うという
意味らしい。

*

学生時代から
通っていた『珍満』で
ノロウイルスの食中毒が出た、
と地方欄にあった。

聖母高・大卒で
英語が堪能で
超ハイテンションの女将の
失意の顔が脳裏に浮かび、
きっと、被害者の元を訪れて
土下座くらいの
お詫びをしただろうなぁ・・・と、
想像してしまった。

**

きょうは
4時頃から
ソーちゃんの
『JT杯』の早指し棋戦が
行われる。

相手は、
王座のタイトルを奪取したばかりの
永瀬ッチである。

王座戦は、
第三局、四局とも
永瀬ッチが優勢だったが、
いずれも、最終盤の「詰め」で
ミスをして逆転負けしてしまった。

なので、
彼自身も言う
「詰めの甘さ」さえ克服すれば、
7年来の研究仲間の間柄で
手の内を知り尽くしているので、
今、最も、八冠にとっては
脅威の存在である。

そのことを
いちばんよく知っているのは
八冠自身で、
「まだまだ、実力を
つけていかなければならない、
と思っています」
という、インタヴューでの
謙虚な感想になったのだろう。



プロ・デヴューしたての頃、
「自分のピークは
 26歳頃かもしれない」
と、言っていたが、
それまで、まだ5年はあり、
これから、まだまだ強くなる
伸びしろがあるから、
いったいどんな最強棋士になるのか
ファンの夢は膨らむ。

誰が、
この絶対王者、
将棋の神に愛されし青年に
初めて土をつけるのか・・・。

八冠達成後の
『藤井劇場』の第二幕は、
〈努力する大天才〉に立ち向かう
〈努力する天才棋士〉たちの
美しき闘いを、
観戦することだろうか。




 

 

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