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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

本孫 > 名誉孫

2023-08-16 07:13:27 | 

 

リク坊フィーバーで、
きのうのソーちゃんの
王位戦の初日を
すっかり忘れていた・・・(笑)。

やっぱり
本孫は名誉孫に優る
のかもしんない(笑)。

それでも、
二日制なので、
きょうが勝敗の決着日である。

ここまで
「3-0」なので、
後手番ながら勝てば、
防衛となる。

ベトナムでの
『棋聖』戦を皮切りに
佐々木 巌流との
長かった二つの番勝負も
そろそろ終焉を迎えようとしている。

蓋を開けてみれば、
名人・竜王・九段・七冠は
やっぱり強かった。

*

今朝の朝刊に拠れば、
今季の『竜王戦』七番勝負の
挑戦者には、ソーちゃんと
同級生の伊藤七段になったという。

小学生時代から
数多く対戦してきた相手でもあり、
『アベマ』の団体戦では、
彼をチームメンバーに選んだほど、
その実力を認めている。

*

リク坊一家の
ウエルカム玄関室礼に
フミパパが三歳ころに描いた
「ネコちゃん」を飾った。

三十年前の自分の絵が
愛息を出迎えることになるとは、
思いもよらなかった事だろう(笑)。

ミカママは
「じょうず~!!」
と驚いていた。

 

玄関には
パパの小学時代の
『夜の遊園地』と
ナッちゃん叔父さんの
デザイン画も“常設展示”してある(笑)。

室礼のギヤマンの手水鉢では、
リク坊が柄杓で水を汲んで
しばし遊んでくれた。

*

9時間もかけて
深夜1時頃に無事、
帰阪してくれて安心したが、
翌日の午後からは
台風直撃の街に繰り出して
室内プールで遊んできたという(笑)。

「変な正常性バイアスで
出かけてきました・・・」
とミカママからメールが来て
笑ってしまった。

*

きのうは
おそい墓参りに
涼しいうちにと
朝早くから出かけてきた。

信夫山の急斜面に墓所があり、
もう85過ぎの叔父、叔母たちは
墓参が無理になって
本家の我が家だけになってしまった。

そのふたりとも
前期高齢者を過ぎたので、
そろそろ、
子どもたちにも墓所を
しっかり覚えさせとかなくては
と話し合った。

カミさんの
先にゆく後ろ姿や
合掌する姿を見ていたら、
なんだか・・・
自分の墓参に来てくれたような気が
ふと、してしまった・・・(笑)。

『関白宣言』じゃないが・・・
自分が先に逝くことを
理想として望んでるので、
遠くない将来、
そうなるのかもしれない・・・。

*

街中にも
ススキの穂が咲き、
アキアカネが
姿を見せるようになった。

もうじき、
秋風ありがたし・・・
となるのだろう。


また、あそぼうね・・・(😿)

2023-08-15 07:05:14 | 

 

 孫あり
  遠方より来たる
   亦嬉しからずや

 

はるばる大阪から車で
一家三人で帰省してくれた
フミ一家が
濃密で幸福な四日間を過ごして
きのう帰阪した。

台風6号が
今日にも関西圏に上陸しそう・・・
というので、
午後2時に裏磐梯から出発して
9時間もかけて
日本海側の高速道を帰路とした。

到着したのは
日付が変わる深夜頃だったろうが、
向かってくる台風より
先に帰宅できたようである。

*

海に山にと
まる三日のあいだ、
一家五人で楽しく出歩いた。

 

リク坊もミカママも
未訪問だった
“フクシマの宝石”である
国立公園の裏磐梯に
初めて連れていけてよかった。

 

毘沙門沼では
手漕ぎボートで
瑠璃色の水面を満喫していた。

高原には
まだアジサイが色づいており、
ススキは色づき
アキアカネも飛んでいる。

夏は過ぎ行こうとし、
秋がすぐそこまで来ている。

*

毎晩、毎朝、
りくぼうと二人で
腹を抱えて笑い転げて遊んだ
ほんとに幸福で
濃密な至福の時間だった。

 

裏磐梯で別れるときに
車中のりくぼうに
「また遊ぼうね・・・」
と言うと、
哀しげな顔で
何度もなんども首をふって
イヤイヤするのを見て、
ジイジも胸キュンになり
ウルッときてしまった。

まるで
『冬ソナ』の
運命の恋人どうしの
ユジンとチュンサンの
別れの場面のようであった。

 

 ありがとう
  りくぼう
   またあそぼうね

 

 

 

 

 

 

 

 

 


山のバカンス

2023-08-14 10:17:19 | 

 

朝、目覚めると、
ジイジの二階の部屋に
元気よくやってくるリク坊。

お気に入りのチェンバロに座って、
ひととおり即興演奏を
聴かせてくれる(笑)。

チャンス・ミュージックや
シェーンベルクの12音技法のように
不思議な不協和音が響いたり、
時に、バッハのような和音になったり
無心に音と戯れる三歳児の魂が
音に変換され、ひとつの音楽が
立ち上がる。

ジイジが低音部で弾くと、
高音部で応答してくれるので、
即興のデュオもできて楽しい。

それに二人の
デタラメ鼻歌を交えると
四声部の「宇宙音楽」になる(笑)。

既成の楽譜を
譜面通りに弾くというのと違った
インプロヴィゼーション(即興)は、
音のクラスターが現れては
消えてゆく、まさに、
【一期一会】の音楽である。

それは、小さな孫の命と
65歳のジイジの命の
「共鳴」でもあり、
「魂の歌」でもある。

ママがチェルニーやハノンの
正式ピアノ教育を受けていて、
パパもかなり弾けるので、
買ってもらったオモチャピアノで
ちゃんとやってくれれば、
そうとうの弾き手になるのだが・・・。

ジイジの家には、
幼児用の1/16、1/8の
ヴァイオリンもあり、
1/1は4台もあり、
ヴィオラもチェロも
コンバスもあるので、
弦楽器をやってくれてもいい。

パパとナッちゃん叔父ちゃんが、
オケでつかっていた
バック製(ドイツ)の
高級トランペットもある。

ピアノも二台あるし、
ギター、リュートは
20本近くあるので、
どの楽器も選り取り見取りである。

*

リク坊もミカママも
「流しソーメン」未体験だというので、
郊外の山間にある『吾妻庵』まで、
開店時の10時を狙って
出かけてきた。

そしたら、お盆中とあって、
すでに長蛇の列ができており、
30分ほど並んで、ようやく着座できた。

山の沢から水を引き、
山葵も生えているその清流で
キンキンに冷えたソーメンが
流されてくる。

沢の流れからは
自然のミストが発生し、
天然のクーラー状態で、
真夏なのに涼しすぎるほどだった。

しかも、足元は
ワサビ田のように水が流れていて、
まるで、京都の奥座敷・貴船で
川床料理を味わったときを
彷彿させられた。

ちょうどソーメンの
流出口あたりの席だったので、
飛び出た瞬間を捉まえるのに
「モグラ叩き」のような
反射神経が要った(笑)。

それよりも、下流の席では、
白いソーメンが流れてくるのが
事前に視認できるから、
待ってればいいのだが、
流出口の前は、そうはいかない(笑)。

パッと視界に白いクラスターを
視認した瞬間にサッと箸で
すくいにいくか、
前もって「ヤナ方式」で
沈めておくよりない。

すくい用の箸は
食する割り箸とは別物なので、
口に入れた箸ではないので、
「通せんぼ」しておけるのである。

リク坊も目をキラキラさせて
ママちゃんと一緒に
すくいとってはご満悦だった。

*

清流から摘みたての
クレソンの天婦羅は
鮮烈な味で、
目の前の釣り堀で上げたばかりの
イワナの塩焼きも新鮮そのものだった。

リク坊は
“トウモコロシ”大好き少年なので、
真夏の甘味のある炭火焼きを
「おいしいねぇ・・・」
と、嬉しそうに食べていた。

*

市内の校外から
土湯峠を超えて、
猪苗代湖畔の表磐梯にある
『野口 英世』記念館に赴いた。

中学教員のバアバは
生徒の校外学習で
何度も来ているが、
ジイジは小学校の遠足以来である(笑)。

まさか、子どもの頃に、
将来、老爺になって、
愛孫の手を引いてきようとは
想像だにしてなかった(笑)。

現1000円札の肖像にもなっている
野口の「ヒデ坊」とリク坊の
可愛らしいツーショットには、
パパ・ママ・ジジ・ババとも
それぞれに
スマホカメラを向けていた。

 

ステンドグラスとの
ツーショットも
過去の天才少年と
未来の天才少年の
そろい踏みだなぁ・・・と、
爺馬鹿はひとり
ほくそ笑んでいた。

ママが英語の「お歌」を
しょっちゅう聞かせているので、
英単語のヒアリング能力が高く、
ジイジが教えた英語を
すぐに反復して
翌日まで記憶保持して
再生していたのには驚かされた。

レトリックも
直喩・隠喩ができるので、
年少クラスの集団では
かなりの社会性を
発揮していそうである。

*

『世界のガラス館』では、
色とりどりのガラス製品を
ひととおり愛でてきた。

*

それから、
ニジマスのつかみ取り体験をやり、
リク坊は怖がって触れなかったが、
ババ・ママ・ジイジで4匹を捕まえて
その場で唐揚げにして頂いた。

*

磐梯山の雄大な頂きには
雲がかかっており、
東側には“尾頭付き”の虹が
かかっていた。

それを見たリク坊が、
「レインボーッ!!」
って言ったから、
また驚いた(笑)。

なんだか、将来は、
東京弁・大阪弁との
トリリンガルにでも
なりそうである(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 


孫との海

2023-08-13 08:12:00 | 

 

きのうは
リク坊一家と
海水浴&カニ釣り&温泉に
行ってきた。

出がけと到着時には
小雨模様だったが、
海の家でお昼をしているうちに
雨もあがってくれ、
ギラギラ照りじゃなく
ちょうどよい曇り加減で
海水浴にはうってつけだった。

その雨のせいでか
人の出足が遅れて
浜辺は人がまばらだった。

*

リク坊は
「海の家」の入口の
ピンクの「なんちってドア」が
すっかり気に入って、
「ジイジ。
ぐるぐる回りしよーッ!!」
と、出たり入ったりの
コントみたいなオリジナル遊びに
ひとり興じていた。

オトナがやったら
馬鹿みたいなことだが、
幼な子が嬉々として遊んでいる姿は
愛嬌があって
目にも楽しいものであった。

*

バアバも
いつの間にやら
「おバーブ」
と呼ばれるようになり、
安心して身を任せていた。

*

 

高校・大学と体育科の
バリバリの体育系のパパは
ワイルドなので、
息子を波打ち際の
波の砕ける間際までつれて行き、
彼の頭上から波がかぶさる瞬間に
抱き上げるという訓練?(笑)を
何度もやって怖がらせていた・・・(笑)。

大人に換算したら、
2m越えの波が
頭から襲ってくるところを
巨人にヒョイと持ち上げられる
感覚なのだろう・・・(笑)。

しまいには、
けっこうな大波に
パパも転倒してしまい、
二人もろ共に波をかぶっていた。

アドベンチャー親父に
付き合わされて、
リク坊も散々である(笑)。

途中からは、
「ジイジーっ!! 
 たすけてーっ!!」
のヘルプ・コールの
悲鳴を上げていた(笑)。

ジイジと手を繋いでの
浅瀬での波との戯れでは
その自然の不思議な律動と
裸足での砂の感覚、
引き波に足場がすくわれる感覚を
満面の笑みをこぼしながら
楽しんでいたようだった。

*

場所を磯に移動して、
ミニテントを張り、
カニ釣りにも興じた。

満潮時だったので、
平場の磯が水没して、
斜めった磯での
足場がわるく
波が絶えず寄せるという
上級向きの条件だったが、
二度目のチャレンジのママも
釣りあげてご満悦だった。

去年は、
「気持ち悪いーっ!」
と悲鳴をあげていた
都会育ちのママちゃんだったが、
リク坊とふたりで
浜辺に放流したカニを
素手でつかめるまでになった(笑)。

フミパパは、
子どもの頃からのベテランなので、
さすがに沢山釣り上げていた。

ジイジは
磯ガニの他に
大きなワタリガニの子も
手づかみで捕まえた。

干潮時だったら、
足場の平らで
波のこない条件で
リク坊もやれたのだが、
さすがに、きのうは
子どもには無理だったので、
ライフジャケットを付けさせて
見せているだけだった。

 

それでも、
パパ・ママ・ジイジの三人で
半時ほどで50匹ちかく釣り上げ、
恒例の砂浜にリリースして、
手づかみにして遊びもした。

引き上げる際、
離れて水遊びしていた家族連れに
エサのついたままの釣りセットを
ぜんぶ譲って、放流したカニの
手づかみ遊びもさせてあげたら、
キャーキャーいって
子どもたちが喜んでいた。

これも、
いつもの恒例である。

*

帰る頃には、
しばしの晴れ間が曇って、
また、小雨が降り出した。

遊んでる間だけ
晴れてくれたので、
なんて間がいいんだろう・・・と、
みなで喜びあった。

 

カラダの砂をおとすのに、
帰り道にある
『鹿狼(かろう)』温泉に寄って
海の見える露天風呂にも
浸かってきた。

リク坊は
ジイジとパパと入り、
背中の洗いっこをしたり、
露天の塀超しに
「ママーッ!」
「はーい」
と、何度も掛け声をかけていた(笑)。

パパが
「サウナに入ってくるから・・・。
ジイジと入ってて・・・」
と、行ってしまうと、
リク坊がちっこい頭だけ
湯から出して
「二人だけだね・・・」
と、しみじみと言ったので
可笑しくなった。

五月に三歳になったばかりなのに、
言う事が時々、大人びてて
驚くことがある。

聞けば、
子ども園でも
リーダーシップを発揮して
他の子に働きかけているという(笑)。

湯上りには
みんなでアイスを食べ、
リク坊はご満悦の様子だった。

ジイジと並んで座ってると、
「おバーブも、ここに座って・・・」
と、自分が詰めて
誘っていたので
(社会性があるなぁ・・・)
と、感心してしまった。

45年来の現職教師のバアバも
ティッシュボックスに描かれた
「車と犬」の組み合わせが、
正面・横向き・後ろ向き
と三通りあるのを
リク坊が見て、
「みんな同んなじだね・・・」
と言ったと驚いた。

異質な対象物の同一性を
瞬時に直感して言語化できるのは、
優れた図形認識と言語能力である。

まだ1歳半の頃には、
菓子折りの大きな包み紙と
小さな菓子に描かれていた
『ヒヨコ』が
「おんなじだねぇ・・・」
と言って、驚かせもした。

そんなんで、
リク坊用に置いてある
我が家のブロックでも
来るたびに、その建築物が
複雑化・精緻化していくのにも
驚かさせれている。

 

ジジ馬鹿で、
(こりゃ、幼少時に
ソーちゃんがやってた
立体パズルのキュボロをやらせたら、
さらに3D感覚が磨かれるかな・・・)
と、思ってしまった(笑)。

Amazonで
最廉価が13.999円なので、
衝動的にポチッてしまった・・・(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 


孫あり。遠方より来たる。亦嬉しからずや。

2023-08-12 06:10:02 | 

 

東京駅での
久しぶりの
お盆の帰省ラッシュを見て、
懐かしく思った。

かつて、
関西在住の頃は、
年に二度は
東海道新幹線から
東北新幹線に乗り継ぐのに
駅のホームで
幼子の手を引いて
こうして並んだものである。

高速道路も
例年のように大渋滞だったらしく、
正午に東京を出発してきた
フミ一家もそれに巻き込まれ、
通常は4時間くらいの処、
6時間もかかったというから、
たいへんなご苦労様だった。

それでも、リク坊は
はじけるような満面の笑顔で
クルマを降りてきた。

誕生日のビデオレターでは
「ジイジー!」
と、画面に向かって
語り掛けてくれてたが、
思わず、
「りくぼう。生ジイジだよー!」
と言ってしまった(笑)。

3歳児には
何のことか
ワカランかったことだろう(笑)。

 

東京を経由しての
大阪からのロング・ドライブで
さぞかし全員くたびれただろうが、
みんな元気で生き生きしていて
久しぶりの晩餐の食卓を囲み、
パパ・ジイジとも存分に遊び、
お盆バカンスのはじまりである(笑)。

*

ミカちゃんの
青梅の御実家からは
お心遣いを賜り、
あちらのご両親や妹さんも
久しぶりのリク坊に
喜ばれたようで幸いであった。

*

前日のフレンチの
『ロティ・ド・ブッフ』
(ロースト・ビーフ)が
まだあったので、
エマンセ(薄切り)にして
晩餐に供した。

同じく、残していたイベリコ豚は
半日、焼肉のタレに漬けおき、
竜田揚げにしてみた。

リク坊も
ムシャムシャたべてくれて
よかった、よかった。

*

今日は、
海に出かける予定だが、
今朝は雨降りである。

でも、涼しくて、
ちょうどよいかもしれない。

午後からは晴れそうだが、
恒例のカニ釣りと海水浴には
炎天下よりも
いくらか曇っていたほうが
ありがたい。

温泉にも、
喜多方にも行こうと
ゆんべから
一家で盛り上がっていた。