goo blog サービス終了のお知らせ 

『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

天才ギタリスト

2020-03-16 05:10:00 | ギター
花粉症のせいか、
運動不足のせいか、
どうにも、寝苦しい日々が
続いている。

加齢によるものか、
CKD(慢性腎臓病)のためか、
はたまた、敏感膀胱のせいか
知らねども、2時間おきの頻尿で
目が覚める。

広告類には多く
「頻尿でお悩みの方へ」
と様々な漢方やらがあるが、
試してみたいとは思わない。

さる睡眠の大家のドクターが、
中途覚醒しても、
二度寝できて熟睡できれば、
ノープロブレムだと言う。

ただ、ここん処、
夜10時頃には入眠し、
朝方4時頃には目が覚めてしまう。

「目が覚めたら、朝」
ということにしてるので、
もう、とっとと起きて
朝刊、朝食、コーヒー、
にしている。

そして、まだ暗いうちから
ブログを書き始める。

それが、
今のリズムだから、
仕方がない。

眠気が来たら、
その時、ちょい寝すりゃあいいや、
と思うことにしている。




きのうはお天気だったので、
二度目の「びっき沼」へ
フキノト採りに行ってきた。

こないだ、
ハンティング・スポットは
あらかた採りつくしたが、
数週間たったので、
また、新たな芽吹きが
あちこちに見られた。

初めて解かったのは、
南側斜面に向いたものは
黄緑で柔らかく手折りやすいが、
北側に芽吹いたものは
濃い緑のまん丸い形で
根が木本化して
なかなか切れなかった。

なるほどなぁ…と、
その生態も解り
勉強になった。

ギターで用いる
親指の爪が
カッター代わりになるが、
30ケもカットしたら、
帰宅後、その灰汁のせいでか
生え際がヒリヒリ痛み出して
抗炎症軟膏を塗りこんだ。

それでも、
天婦羅とフキ味噌にして、
けっこうな酒のあてと
おまんまの菜に
なってくれた。





山往きの前に、
ポストに注文していたCDが
届いていた。

楽しみに待ってたやつなので、
ワクワクしながら、
クルマん中で聴いてみた。

フラメンコギターを
習い始めた中一の頃、
先生から、
「日本にただひとり、
天才と言われるペペ島田という
ギタリストがいる」
と教えられたことがある。

スペインに留学して、
日本人で、唯一、
パコ・デ・ルシアの曲を
弾きこなせるギタリストだ、
というので、爾来、
ずっとLPやCDを探してきたのだが、
全くリリースしていず、
“幻の天才”と言われていた。

あらゆるメジャーデビューのチャンスを
断り続けて、ひっそりと清里に隠棲して
バイラオーラ(踊り手)の妻と
暮らしていたという。

まるで、ヒターノ(ジプシー)みたい(笑)。

それで、気の向いた時だけ、
ライヴやら来日カンタオーラ(歌い手)の
伴奏をやっていたという。

なので、カセットテープに
録音された貴重なライヴ音源を
デジタル・リマスタリングした
今回のCDは、ほぼ初音源に近く、
専門家の濱田ジロやんでなくとも、
「幻の夢のCD」ということになる。

ご当人は2017年に物故しているが、
なにせ、70年代、
クラシックギターの天才・渡辺範彦、
フラメンコギターの天才・ペペ島田、
と並び称されたほどの
名ギタリストである。

今でこそ、
技術的にはバリバリ弾ける
ギタリストはなんぼもおるが、
この人こそ日本での嚆矢である。

ドキドキ興奮しながら、
一曲目の音の出だしを待った。

新譜でこんなに
期待感を持って耳を澄ませたのも
久しぶりのことだった。

カセット音源を
リマスタリングしたせいか、
やや尖った生音で、
エコーやリバーブの
エフェクターを通してないので
決して耳障りがいいわけではなかった。

それでも、
音楽の創りは、
第一世代のリカルドや
サビカス、モントーヤに近く、
時折、パコのような鋭くモダンな
ファルセータ(メロディ/和声)を
交えていた。

傑出しているのは、
いかにもダンサブル、カンタブル…
すなわち、踊れる、歌える、
トーケ(演奏)なのである。

さすがに、
スペインで何年も
歌・踊りの伴奏をこなしてきて、
本場ヒターノから認められて、
スペイン名までつけられた人物である。

当時は、
来日した誰もがペペを
伴奏に選んだという。

なるほど、
現ギタリストにはない、
独特のアイレ(雰囲気)、
妖しくホンド(深い)な
ドゥエンテ(たましい)を
感じさせてくれる。

あぁ…
やっぱり、伝説のペペ島田は
フラメンコの天才トカオール(ギター弾き)
だったんだなぁ…と、
痛く納得した。

まさか、
中一の頃の憧れの
幻のギタリストの音楽を
還暦過ぎて聴けるとは、
夢にも思っていなかった。

長生きは
してみるもんである…(笑)。




朝起きにTVを付けてみたら、
あらま…桜前線も
ずいぶん早いことぉ…と、
ネボケまなこで眺めてたら、
なーんだ、コロナだった…。

我が家でも東京でも
桜が開花したので、
この時季、「さくら色」は
前線の北上かと思うやん。

「赤」だと強いからって、
柔らかな「ピンク」にしたんかなぁ…。
ほんでも、発熱のイメージだぞー。

カミさんの故郷「山形」は、
しぶとく、未だに、
緑色を保ってんなぁ…(笑)。

オセロなら、とっくに、
ひっくり返ってなきゃ…。

周囲を包囲されてるので、
時間の問題かもねぇ…。

致死率は約30人/1500人だから、
やっぱ2%になんなぁ…。

80代以上は20%越えだというから、
並のインフルと同じだわなぁ…。



「びっき沼」周辺は
前日のミゾレで
雪が積もってた。



さくら咲く

2020-03-15 08:49:00 | 季節
きのうは
我が家の庭の
サクランボの樹に
花が咲いた。

そしたら、
東京の「さくら」も
観測史上もっとも早く
開花したという。

“100年に一度の暖冬”で、
季節が2~3週前倒しになってる感がある。

先週は、
毎日のご祈念に、
「世界中の感染症が
一日も早く、収束いたしますように」
という祈りもするようになった。

路傍の道祖神やお地蔵様にも
自然と頭を垂れる習性があるので、
根っから信心深いのだろう。

中世のペストは
権勢を誇っていた
教会の権威を失墜させ、
近代国家樹立のきっかけにも
なったという。

“神の無力”さに教会離れした
民衆を扇動するのに、
教会は疫病の源を「魔女」のせいと
でっちあげて、無辜の女性たちを
火炙りにしたという説もある。

事実だとすれば、
キリスト教史でも
トンデモナイ汚点であり、
イエス・キリストも
呆れ嘆いたに相違ない。





ギターをやる知人から
メールがきて、
「今年は、リサイタルがないから、
手持無沙汰でしょー」
とのお気遣いを頂いたが、
コロナ騒ぎで気が付かなかった。

そういや、去年の今頃は、
沖縄からアベタミさんが
リハに帰郷されたことがあって、
福島駅までお迎えに上がったら、
しきりに、
「寒い、寒い…フクシマ寒い…」
と仰っていた。

なので、
茶室でまず、
熱い薄茶を一服さしあげた。

室礼には、今見たら、
フキノトウが活けてあったので、
土湯にハンティングに行ったのだと思う。




明日のK中勤務で、
今年度は最後になったが、
一斉休校でもカウンセリング予約の
生徒たちは皆ちゃんと登校してくる。

担任たちから聞くと、
みんなカウンセリングを
楽しみにしているというから、
有難いものである。

と言うのも、
生徒それぞれの関心事や
ハマッてること、やりたいことに
話をフォーカシングし、
実際にそれを一緒にやるからだろうと思う。

いわば、レディ・メイドではなく、
各自に合わせたオートクチュールの
メソッドだから、贅沢セラピーである(笑)。

「ピアノをやってみたい」
という子の為には、
ピアニカから運指と読譜を教え、
ゲーム化させて楽しませ、
出来たら一緒に喜んでやる。

今、麻雀にハマッて
小遣いで中古品を買って
妹と二人でやってるという
JCの為に、明日は
我が家のものを持参し、
一丁仕込んだろと思っている。

教頭センセにも
「プレイセラピーで
麻雀やりますから、
校長センセにも
言うといて下さい」
と、念のため、
お断りしといた(笑)。

カウンセリング室で
博打おせーてると
誤解されたら、
かなんもんねぇ…(笑)。

中には、稀に、
そーいうおバカ教員もおって、
「見た見た! 見いーちゃったー!
カウンセラーが生徒と賭博やってるー」
とか、わざわざ管理職に
「ご忠心ーっ!」
って、チクりに行く
暇人でゴマスリもいるのである。

だったら、
トランプで「ポーカー」や
「神経衰弱」やんのも
ダメだという理屈だろうに…(笑)。

ま、「馬鹿は隣の火事より怖い」
っていうから、しゃーないけんど…(笑)。

なので、河合先生は、
プレイセラピーは傍からは
その意味を解されないので、
素人の親・教師には
公開しない方がいいかもしれない、
と仰っておられた。

たかが麻雀だが、
されど麻雀で、
我が家の理数系息子たちをして、
とうとう点数計算を
マスターせずじまいだった。

そのルール、計算法、勝負術は、
さすがに中国三千年の歴史が
生んだだけあり、
日本の「丁半博打」なぞ目じゃなく(笑)、
「メンタンピンドラ一丁、裏ドラバンバン」
でハネ万、子12.000の親18.000点…
てな具合で、これはまだ
単純なカウントの部類である。

子の30符5翻は、
24、48、96、192、384…で「3.900点」、
親なら、
36、72、144、288、576…で「5.800点」、
というような計算法になる。

もちろん、法則性があり、
それを理解するまで、
大学時代も、教員時代も
計算できない人がいた(笑)。

そこまで、きちんと
JKにおせーてやろーと
思ってるので、将来の
名プレーヤーになって
ネットTVでのオープン選手権に
登場するやもである…(笑)。

楽しい事をやっている間と、
それが心に作用している間は、
たいがいの悩みや苦痛は
癒されるものである。

これは、最新の
ACT(アクティヴ・コミットメント・セラピー)
という認知行動療法のメソッドでもある。




卒業式の日、
通勤中の車中で、
久しぶりにラペルにつけた
スワロフスキーのカットグラスが
日光を乱反射させて、
プラネタリウムのように
ルーフに星座を描いていた。

その透明度と
緻密なブリリアントカットから
ベルサイユ宮殿のシャンデリアにも
用いられていることで有名な
超一級のカットグラスである。

コンサートの舞台上でも
しばしばカフリンクスや
ラペルに付けるが、
スポットライトを浴びて
キラキラと輝くそれは
ご婦人方をして
「素敵でした~」
と、よく言わしめる。

卒業式後の会食会でも、
用務員さんのオバちゃんが、
「センセのカフス素敵ですね~」
と、黄色のドレスシャツに合わせた
エメラルド・グリーンの
スワロフスキーに
目が奪われたようだった(笑)。



時節柄、
レンタル・コミックの
ナイロンカバーが
コロナ汚染してんのやないか…と、
気になって、貴重なアルコールで
ひと吹きしてぬぐってから
読んでいる。

なんでも、
専門家によれば、
レザーやビニルの上には
二三日はウイルスも
生き残っているという。

コロナ坊やも
生命力あんなー…。

朝日の記者が、
「(コロナ蔓延を)ある意味、壮快」
と、ツイートして
炎上したという。

・・・ったり前じゃん(笑)。
バカじゃん(笑)。

今朝の『サンデーモーニング』では
某専門家が、
「最悪、数千万人レベルまで
拡大する可能性があるやも…」
と、恐ろし気な予測をしていた。








卒業式

2020-03-14 05:12:00 | 風景
きのうは
被災特区で全校生4人の
Y中の卒業式だった。

コロナの時節柄、
来賓は教育長一人のみで、
生徒・教職員・父兄とも全員
玄関でマスクを渡されての
厳重な衛生管理のもと挙行された。

卒業生三人は
一斉休校中だったので、
一度きりのリハで臨んだが、
さすがに、9年間同じ学び舎で
過ごした学友どうしとあって、
気ごころがピタリと合って
動作が見事にシンクロしていた。

送辞は、
在校生ひとりの1年生女子の
Aちゃんだったが、
カウンセリングでは
おとなしめの子が、
堂々朗々として心に響く読み様で
驚きもし感激もした。

式後、先生方からも
たくさん褒められていた。

答辞は、三人が壇上にあがり、
三パートに区切って
それぞれ読み上げた。

これも、ふだん頼んなかった
子どもたちが、堂々と
振る舞ったので、
「今の子ぉは、本番に強いんだねぇ・・・」
と、先生方もしきりに感心しておられた。

特別被災地区なので、
これまで、何度も
マスコミの取材が入り、
彼らも取材慣れしていて、
度胸がついたのかもしれない。

この日も、
十数社からの取材オファーがあったらしいが、
校長先生が、厳粛な雰囲気の中で
心を込めて子どもたちを送り出したい
と判断して全てお断りしたという。

たしかに、
取材本位、スクープ命のマスコミは
撮影と「絵柄」の為なら
所かまわずチョロチョロするから、
賢明な判断だったと思う。




幼い頃から、
彼らの成長をずっと見守ってきた
65歳の用務員さんが
この日のために花を育てて
かれらの「花道」となった。

三人とも
毎週のように、
かわりばんこにカウンセリングをしたが、
謝恩式で頂いた色紙には、
「先生の雑談が楽しかった」
と記されてあり、
教員時代の色紙と同んなじだなぁ・・・と、
苦笑した(笑)。

でも、その雑談の中にも、
人生の真実や、「人生深生き」の
カウンセラーのライフ・ビリーフを
織り込んでいるのを、
彼らが長じて気が付いてくれればいいが・・・。




今年、一年間、
新卒ながら孤軍奮闘で
よくコーディネーターを務めてくれた
旧・福女卒のK先生には、
自作の水彩画をプレゼントした。

よく、
「福高・福女コンビだねい・・・」
と冗談を言っていた。

「次の学校の保健室に飾らせてもらいます。
いろいろご指導ありがとうございました」
と、ついでに、
ブログアップの了承も得た(笑)。

なんだか、
自分も“教え子”を
1年コースで
卒業させたような気分だった(笑)。



副担として三年間、
彼らの面倒を見てこられたR先生は
卒業証書授与の補助者として
凛とした袴姿が素敵だった。

自分は、職員・父兄・来賓一同、
黒系の礼服の中にあって、
ただひとり“尾木ママ”コーデだったので(笑)、
浮いてたこと浮いてたこと・・・(笑)。

。゚(|||´Д`|||)゚。   

でも、オメデタイ式での
“寿ぎ”を現す装いだもんね。

オシャレ道は、
半分度胸である。
そして、ハズイ気分を隠して
堂々としていることである。
ハダカよりましだ、
くらいのつもりで・・・(笑)。

ほんでも、いろいろ気ぃ遣って、
パンツは黒で半分フォーマルを示し、
「白」の比翼襟(ウィング・カラー)シャツは
正装のフォーマルだけんど、
「幸せの黄色いハンケチ」に倣って
あえて春めいたイエローにしたもんね(笑)。

ループタイも
ラッキーストーンの
「ターコイス」。

パステル・オレンジの
ポケットチーフ。

麻のジャケットは
梅や桜のような極薄ピンク。

そしたら、偶然にも、
R先生の袴の絵柄も
上が梅で、下が桜だった。

黒一色礼服コーデの中で、
カラー部門、華やぎ隊の
連帯感を感じたので
ツーショット写真をお願いした。

先生からもブログアップの
了承を得られてよかった。

いちど、授業見学をさせて頂いたら、
R先生は、ネイティヴ並みの
流暢な英語を話されるので驚き、
訊けば、留学経験があるとかで、
感心して賞賛した。

美人でイケボなうえ、
スキーも相当の腕前らしい。




式後、卒業生を見送ってから、
やれやれ、ご苦労様・・・と、
職員全員がランチルームに揃って
祝い膳の「特性弁当」(1500円)を
楽しく頂いた。

学校の真向いにある
お蕎麦屋さんからは、
「お祝い」の牡丹餅が
人数分のパックに入れられて
届けられた。

地域ならではの
こういう心遣いは
嬉しいものである。



学校を辞去すると、
退勤時はいつも右折して帰宅するが、
初めて左折して原発のある
浪江方向に向かってみた。

3.11から二日後というのもあって、
津波と原発関連で亡くなられた方々に対して
現地に赴いて、きちんと黙祷を捧げたく思った。

Y中が、ちょうど、
自宅と海との中間点に当たるので、
足を延ばせば30分ほどで着けた。

原発事故後、
何年も道路が封鎖されていたが、
ここ最近、通じるようになったのだ。

それでも、至る処に、
放射線量が高いので
長く留まらないように、
という立看板があった。

途中の家々、店々は
軒並み人けがなく、
自販機類にはチェーンがかけてあり
禍々しい雰囲気のまんまである。

それでも、
海は蒼く、波は白かった。

思わず、
3.11の渦中に思った
狐狸庵先生(遠藤周作)の
詩句が思い浮かんだ。

  人間がこんなに哀しいのに
    主よ、海があまりに碧いのです

街道に咲く
梅の花々を目にしては、
3.11にコロナ・パンデミックの今を
重ね合わせて

 神様
  なぜに
   こんなことが起こるのでしょうか
 
と、やるせない哀しみに襲われた。 



卒業式

2020-03-13 06:54:00 | 風景

一斉休校であったが、
今日はY中の卒業式に
参列してくる。

カミさんも
昨日まで風邪で寝ていたが、
今朝はシャンとして
卒業式にでかけて行った。

幸い、天気も良く、
日中は17℃にもなるというので、
極寒の体育館だけは
免れそうで助かった。





きのうは、
ソーちゃんの「竜王戦」があった。

朝の10時から始まり、
決着がついたのが夜の9時頃だった。

中盤から、始終、安定して
有利に進め、危なげなく
勝ち切った。

相手の高橋九段の
得意戦法「横歩取り」を
真向に受けての
堂々の横綱相撲である。

最終盤には、
AI表示が「11手詰め」を表示すると、
『詰将棋選手権』五連覇のソータは
瞬時にそれが見えて、
すかさず、その手筋どおりに指した。

竜王戦は6組・5組・4組と
すべてのトーナメンを優勝して
勝ち上がってきたので、
3組も上がれば、あと2年で
タイトルに挑戦ができる。

月曜日の棋戦は見逃したが、
たまたま、敗北したので、
かえって見なくてよかった鴨・・・🦆(笑)。





WHOが現象を追認するように
「パンデミック」宣言をした。

記者団に詰め寄られ
オドオドするテドロスが
みっともなかった。

所詮、この男は、
忖度と阿諛追従で
のし上がってきた
政治屋上がりの小物なのだろう。

そして、案の定、
アメリカでの感染拡大に
政府要人が苛立ち始め、
自分たちへの避難をかわすのに
中国攻撃を始めた(笑)。

「武漢ウイルス」を連呼して
世論を煽ろうという政略だが、
中国もまた、屁理屈をこね回して、
言うに事欠いて
「世界の為に尽力している中国に感謝しろ」
と、きたもんだ(笑)。

呆れ果てた阿保国家である。

ʅ(-"-;)ʃ アホ・・・

これまで、
人類規模のパンデミックが
社会システムやパラダイムの
シフトをもたらしてきた
と疫学者が述べていたので、
このコロナが世界をどんな風に変えるのか、
分析、予測し、見届けてみたい。

キーワードは、やはり、
市場原理、一極集中、人・物の流動、
経済効率、巨大マーケット、
唯物主義、物質社会・・・
なのかもしれない。

アメリカでは
トム・ハンクス夫妻も
コロナったらしい。

インフルや風邪と同じと思えば
大したこともないのだが、
なにせ、「感染拡大」やら、
「致死率」「薬なし」という情報が、
人々の不安を煽っている。

確率は低いものの、
0%ではないので、
「いつ、どこで、感染してもおかしくない」
という政府やWHOの公式見解は
どうしたって人の心理に
影響するものである。

このままでは、
世界経済は半減し、
恐慌の恐れすらある・・・。

物理学者だったメルケル首相は
ドイツ国民の6-7割が感染する恐れがある、
と警告しているが、
科学者で、知恵者なだけに、
驚きの発言ではある。





時節柄、
外食は控えているが、
食材や総菜は買わねばならず、
ほんとは「火入れ」できない
生もの類は避けていたが、
つい美味そうなので
「高菜のサバ巻鮨」を買ってしまった(笑)。

オキニの信楽の酒器と器で
濁り酒を熱燗にして
ささやかな昼時を
楽しんだ。



ほろ酔い気分になったら
なんだか、もう、ヤケんなって、
こころん中で、
えーい! もう、コロナれ! コロナれーッ!
と、世の中を呪う気分になった(笑)。

「I am」という
スピリチュアルな宇宙観からしたら、
この現実は、自分が創りあげてんだよなー。

でも、なんで、コロナなんやろ・・・
と思った。

スピリチュアル・リーディングの
S先生はに拠れば、
ワイは、6000年前に
太陽からやってきた霊らしく、
金光教でも太陽を「日天子様」と
崇めている。

コロナは「光」だもんなぁ・・・。
なんで、コロナなんやろ・・・。

(*_*) サッパリダァ・・・



祈りの日

2020-03-12 07:18:00 | 風景
きのうは
2時46分には、
テレビの前で、
日本中の人たちと
共に合掌して
黙祷を捧げた。

そしたら、
途中から涙が込み上げてきて、
オンオン泣きになってしまった。

震災・原発事故がらみでは
親しかった同僚のS先生が自殺したり、
お弟子さんのCさんのお母様が
津波で亡くなられたり・・・
生徒が消息不明になったり・・・と、
哀しい出来事が多すぎた。

市内18ケ所の避難所では、
野戦病院さながらの
凄まじい光景を目にしてきた。

津波の犠牲者が出た海岸地区にも
幾度も慰霊巡礼に赴いた。

慰霊碑の前で、
慰霊演奏も奉納させて頂いた。

2011.3.11当時の
「追悼演奏」も、まだ、
ネット上に残っている。
http://www.onyx.dti.ne.jp/~yoko-s/alhambra.htm

南相馬では、
高台に避難した百数十名が
両岸から押し寄せた15mの津波が
「波の干渉による合成」で
15+15=30mにもなり、
全員が呑まれて亡くなった。

その驚異的な高さを想像するだに、
やれ安心と安堵していた人たちの
恐怖と阿鼻叫喚の様を思い描くと
カラダが固まってしまいそうだ。

そこに、
高さ5メートルほどの
白い観音像が建立され、
慰霊巡礼に赴いたとき
その前で黙祷させて頂いた。





夜のニュースでは、
一日の各被災地の風景が
映し出されていた。

中でも感動的だったのは、
仙台の繁華街で
その時報が流れると
歩いていた人たちが
みなピタリとその場に止まり
銘々が合掌したり瞑目していた。

『エハン塾』で、
スコットランド人のエハン氏が
同様の風景を目にして、
ものすごく感動したらしい。

「こんな事ができるのは、
世界で唯一、日本人だけだ」
と絶賛し、
「だから、自分は日本に惚れ込んだ」
と言っていた。

さもありなん・・・
である。

これは、「何々教」に関係なく、
古代人が死者の側に
花を共に埋葬したように、
原始的な「宗教性/祈る心」なのだ。

私的格言として
「音楽を解さない者。
 祈りをしない者。
 これ、もっとも侵略に適した者なり」
と思っている(笑)。





金光第一高時代の元・同僚で、
ギターのお弟子さんでもあった
赤穂在住のガッちゃんから
毎年3.11の日に
「支援物資」が届く。

きのうもメールと共に
ナッツとドライフルーツの詰め合わせが
届いて、嬉しくも有難く、
さっそく頂いた。

3.11当時は、
元・自衛官のご主人が、
遥々、赤穂から
電車・バスを乗り継いで、
10㎏もある迷彩バッグに
保存食類を山ほど届けて下すった。

原発爆発後の低くない放射線量下で、
大地は数分おきに余震で揺れ、
上空にはヘリが飛び交い、
街中は国防色の自衛隊車両が行き交う、
非日常的な緊急事態の風景が展開されていた。

昨日のメールでは、
今でも、ご主人はその様を
鮮明に覚えておられるそうだ。



詰め合わせのパッケージが
色とりどりの紙箱に収まっていたので、
全部出してみて、
空き箱を積み木に見立てて
いろいろ組み合わせて
しばし童心に返って遊んでみた。

しばしのプレイセラピーと
カラーセラピーによって、
2時46分の哀しみが
大分と癒された。

そして、
大好きなピスタチオを一袋頂いて、
これまた癒しになった。

好きな食べ物は
「合い薬」という。

だから、
フードセラピーにも
なってんのね(笑)。

ありがとね。
ガッちゃん。

持つべきものは
「愛弟子」だなぁ・・・。

…:;(∩´﹏`∩);:. シミジミ・・・







じつは、2時46分まえに、
朝の連ドラ『スカーレット』を視て、
ひと泣きしてしまった(笑)。

母親のキミコが、
白血病の息子のタケシに
「お母ちゃんが、
ぜったい死なせへんッ!」
と、成人した息子のホッペを
ギュッとつかむシーンに
ウルウルきた。

医師から
余命3年から5年・・・と、
告げられて、ショックを受け、
哀しみのドン底に
親子共に叩きつけられるが、
母親が
「お母ちゃんに任せろッ!!」
と力強く息子に言ったのは
素晴らしかった。

離婚後に
母一人、子一人で
真剣に生きてきた二人だからこその
「厚みのある生」「深みのある生」
であったに違いない。

実話では、
神山清子さんのご子息は
26才で病没する。

当時の医師の
宣告通りだったが、
最近では、白血病も早期治療で
随分と治癒率が上がってきている。

再発しながらも、
元気に生活しているクライエントを
幾人も知っている。