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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

秋色

2019-11-10 09:19:00 | 風景
十一月「霜月」は
初冬である。

札幌でも初雪があった。

街路樹のハナミズキも
赤い実に変わり
鳥たちが啄ばんでいる。

年に幾度か
近くを通るたびに
母校の清明小のグランドに寄って
6年間過ごした少年時代の
思いに耽ることがある。

児童の目には
大木だった大イチョウが
時を同じく40年も成長し、
未だに見上げるほどの
大樹ぶりであるのが
不思議でもある。

そこで遊んだ
遊具の下には
踏んだら強烈に臭い
“バクダン”の銀杏が
山ほど落ちるのも
昔と変わらぬ風景である。



隈畔の土手から下は
先日の大水で
すっかり様変わりしてしまった。

弁天山は
まだ、さほどに紅く
色付いてはいない。




時折、「街散歩」と称して、
クルマで出向いて
駐車場を拠点に、あちこちと
歩き回ることがある。

おとついも、
デパートの北海道物産展を
目当てとして、
出向いてきた。

チラシで見た
イクラの赤々しいのを
愛でてきたり(笑)、
去年、食べた「若鶏半身揚げ」の
フライヤーでじゅくじゅく揚げるのを
眺めたり・・・と、買うこともせず、
さながら、吉原の花魁(おいらん)を
冷やかすだけの江戸っ子職人の如きである。

落語で覚えた言葉だが、
紙漉き職人が、紙を「冷やかす」間に
吉原をただひと回り見てくるのを
素見(ぞめき)/冷やかし、
と言ったらしい。

志ん生の得意とした噺に
『二階素見』というのがある。

物産展は毎度、7階の
催し物フロアで開催されるので、
リュックにズックという
街散歩の出で立ちだから
“街登山”と称して
あえて階段をフーフー言いながら
登ることにしている。

いつもの事ながら、
4合目(4階)あたりで
息が切れて、脚がパタリと止まる(笑)。

おとついも同じく
ヒーヒー言ってたら、
その様を見て
よそのオバチャンがニヤニヤ笑って
何か声をかけたげだった(笑)。

きっと、
心ん中で
(ガンバッテ・・・)
と、声援を送ってくれたのだろう。

各階の踊場には、
休憩ベンチがあり、掲示板があるので、
ここに6年間、リサイタルの手製ポスターを
貼ってもらっていた。

駅前のシンボル「中合」も
大規模開発で
もうじき取り壊されるのだろう。

同ビルにあった
老舗ホテルの「辰巳屋」は
すでに閉館した。




昨夕は、
文化センターでの
県庁職員の室内楽団による
無料コンサートに出向いてみた。

大学ギター部の定演や
1981年の卒業リサイタルもやった
小ホールは懐かしくもある。

キャパ400人ほどのホールだが、
きのうは数十人の観客で
さみしいものだった。

それも、普段、
管弦楽やクラシックを
聴いていなさそうな
演者の家族のようなお年寄りが目立ち、
バーンスタインの『キャンディード序曲』や
ラベルの『クープランの墓』なぞを
のっけから聴かされて、
なんだか、ちっと気の毒だった。

お目当ては、
モーツァルトの『交響曲40番』だったが、
それがプログラム後半のトリで、
しかも1、4楽章のみで、
それまでに、邦人委嘱曲やら
ジブリ物を延々聴かねばだったので、
メンドっちくなって
ラベルまでで帰ってきた。

のっけの
ブラス・クインテットによる二曲も
あまり面白くなくて退屈だったので、
生楽器の音色だけを楽しんできた。

***

先週から、
朝刊の日曜版にだけある
『えいご工房』の欄を
トイレタイムや隙間時間に
持ち歩いて、プチ勉強している。

元々、英語は好きで、
一時は、
「英語教師」になろうかな、
と思ったこともあった。

今でも、ちょっとしたメモや
カルテにも英語で書くことが多い。

パソコン、マイコンが
日常になって自動翻訳システムが
登場したあたりから、
急に英語に興味がなくなり、
どうせすぐに小型翻訳機ができて
普及するんだろうと思っていた。

でも、カタカナ外来語でも
年にいくつも覚えなきゃならない
時代なので、もいちど、
未知の単語や言い回しに触れて、
感心したり新鮮な気分を
味わってみようと思った。

河合先生から習った
英語上達のコツは、
とにかく文章を速読すること、
というので、
滑舌よく音読している。

そして、院生の頃、
市橋先生に習ったのは、
とにかくアタマっから訳して
理解していくこと、
というのも実践している。

有名な英語学者である
島岡先生には、
「即聞即解」という
先生の提唱されていた言葉を
色紙に揮毫して頂いた。

新しい言い回しを覚えると、
学校のALTのネイティヴ先生に
使って試してみれるので、
タダの実践英会話学習が
できるのもいい。

***

毎日、30分くらいは
“新しいオモチャ”のスマホを
いじくりまわし、
自分用の設定にカスタマイズしている。

画面設定に
「自動転回」というのを
やっと見つけて「オン」にしたら、
将棋番組も横向きの
フルスクリーンにできて、
やれ嬉しやであった。

これで、
ソータの棋戦が
ルーペなしで
駒が見えるようになった(笑)。

元々、メーター・フェチで
メカ好きだから、
マニュアルなぞなくっても、
あれこれいじってる間に
モノにできるだろうと思う。


















スマホ・ライフ

2019-11-09 06:59:00 | 趣味
一昨日から
スマホ生活が始まった。

ここの処、身の回りで
ちょっとした
ヴァージョン・アップが
続いている。

車を買い替えたら、
キーレスという新機能が
初めてだった。

そして、
ワンセグ付きのナビ装備で
退勤時にTVでニュースを
見れるようになった。

アマゾン・ファイアスティックを
寝室の大型TVに装着したら、
ソータやシブコをネットTVで
寝転びながら観戦できるようになった。

しかも、
リモコンに音声入力で
動画を呼び出せるので
近未来的な感覚である。

そして、
ようやくスマホ・ライフが
始まろうとしているが、
ソータの棋戦以外は
おそらくさほどに
使うことはしないだろう。

なにせ、
25年来、パソコンで
文章作業しているから、
検索、画像編集、キーボード入力は
もう思考と動作が
シンクロナイズするくらいの
スピードである。

PC画面を分割して
諸サイトに飛びながら
情報やターム(術語)を検索しながらの作業は
マルチタスクのPCでなきゃ
効率よくできないだろう。

スマホ達者な
JC/JKと勝負しても
文書入力スピードでは
負けない自信はある(笑)。




職場のカウンセリング室で
棋戦中継にアクセスしたら、
画面が1/3ほどで、
将棋の駒が目を凝らして
やっと判別できるようなものだった。

この画面を拡げることも、
フルの横画面にすることもできず、
「使えねぇなぁ・・・」
と、愚痴りたくなった(笑)。

/(┯_┯)\

これだと、
老眼鏡持参でルーペで
将棋の駒を見るようになる(笑)。

スマホをルーペで見てる
ジサマの姿は、
なんだか哀れで滑稽だなぁ・・・。

ᕦ(ò_óˇ)ᕤ   

そんなんで、きのうは、
先週の残業の時間調整として
校長センセに
「プチ早退しまーす」
とお断りして、
15分早く退勤して
30kmの帰路をスッ飛ばして
帰宅した。

そしたら、奇跡的に、
両者残り時間10分という
最終盤の佳境の場面を
大画面で見ることができ、
ソータがまたしても
衝撃の一手で
相手を投了させたシーンを
堪能できた。

そこから、
感想戦や解説で
初手からを延々と大画面で
苦労せずに見れてよかった。

解説の塚田父娘は、
お父っつぁんが
吃音ぽい滑舌の悪さで、
娘が自慢しいキャラなので、
稀にみる最悪コンビだった。




昨日は久しぶりの
秋晴れだった。

快晴の日には、
二つあるナビを
一つは3Dのスカイヴューにして
日本上空の飛行モードにし、
高度計や方位計、傾斜計などを見ながら
脳内操縦を楽しんでいる。

高度計には
上昇率を表すグラフも表示されるが、
トンネルに入るとGPSが遮断されるので、
その時間帯だけブラック・アウトになる。

“メーター・フェチ”なので、
今度はスマホに
気圧計アプリをダウンロードして、
インパネにセットできるように、
固定具もカーショップで
見てこようと思う。

いつか、
男の子の孫ができたら、
助手席に乗せて、
コーパイ(副操縦士)の役目をさせ、
「レフト・サイド・チェック」
「クリアー」
「ラージャー。レフト・ターン」
なんていう掛け合いを
やってみたいなぁ・・・(笑)。

そういや、なんで、
息子たちん時は、
やらなかったんだろう・・・と、
今、気が付いたわ(笑)。

***

山間部の僻地校でもあるY中は
高台に独立して建っているので、
そこへの長い専用アプローチを登る時に、
何故だか、いっつも、
「日文研」の坂道を思い出す。

正式名称は
「国際日本文化研究センター」だが、
通称「日文研」は
西京区の大枝山町にあったが、
カミさんの勤務していた
大枝中学校の向かい側だった。

たしか、
教え子のイマダケちゃんも
音楽の講師をしていたという。

河合先生が
京大退官後、
二代目の所長を
なさっていた。

***

きのうも、
空き時間に
体育館のグランドピアノで
ショパンの『幻想即興曲』の
練習を1時間した。

ピアノや音楽を知らない人なら、
あの蟻の行列のような
16分音譜の真っ黒な譜を
休む暇もなく“常動的”に
指をバラバラ動かしてたら
とんでもなくスゴイと
思うかもしれない(笑)。

でも、
ちゃんと人間が弾けるように
マジカルではなく、
ロジカルに曲が構成されているのである。

ただ、
左手で3つの音譜を弾きながら、
右手で4つの音譜を弾かねばならないので、
その訓練に少々時間がかかるが、
それにもコツがある。

まだまだ
曲にはなっていないが、
それでも、段々と
ザルの穴目は詰まりつつある。

ある時、
完成~! となるのだろう。

ギターもピアノも
山登りと同じで、
一歩一歩、苦労しながらも
歩みをやめずに登って行き、
とうとう頂上を制覇した時の気分は
何物にも換えがたい達成感がある。

\(゚▽゚*) ヤリ~! 

CDやコンサートで聴く
楽聖たちの音楽が
自らの手で、目の前の生楽器で、
奏で鳴らせることが出来るのは
無上の喜びでもある。

上手い、下手は
さておき・・・(笑)。

(^▽^)> ヘヘ…♪




職場の先生たちに
スマホの使い方やら
保存法などを聞きながら、
ケースを買おうと
100均に行ってみた。

そしたら、
これといったものがなく、
仕方なく、暫定的にだが、
捨てようと思ってた
ゴムの伸びた靴下に入れて
持ち歩いている(笑)。

人様が見たら、
ドン引きしそうだが、
なーに、ちゃんと洗濯してあるし
(当たり前か・・・笑)
二足重ねの袋状にしてるから、
取り出しやすく、
フワフワの内面で
画面もちゃんと保護されている。

**

今朝は、
珍しく寝坊して、
ルーティンの朝ブログも書かず、
快晴だったので、
街中散歩に出かけてきた。

駅前にクルマを置いて、
山中公園のビルの谷間から
青空を仰いだ。

非日常的な空間で
ちょっとした
異空間体験ができた(笑)。

それから、
デパートに行って、
美術サロンを散歩コースにした。

ビュッフェやルオー、
ユトリロらの
リトグラフ(版画)が
数十万円代で出ていた。

やっぱ、
数刷れるので、
油彩よりも全然安価なので
驚いた。

棟方志功の一点物が
570万もするのにも驚いた。

ヾ(・̆○・̆)ノ ヒェ~!













瀬戸ジャイアンツ

2019-11-08 06:15:00 | 食物・飲物
赤穂在住の
元ギター弟子の
ガッちゃんから
リサイタルCDのお礼として
「瀬戸ジャイアンツ」という
超高級ブドウを送って頂いた。

ご本人とは、
一昨年だったか、
金光大阪で講演仕事の折に、
高槻での飲み会で
懐かしく再会した。

元気で変わらずいてくれたので
嬉しく思った。

かつては、
学校の文化祭や
島本町音楽祭で
現弟子のハッシーのように、
フラメンコ・デュオをやったものである。




ひと房1kgほどもある
「瀬戸ジャイアンツ」は
見るのも食すのも初めてで、
名前の通り「巨大」な粒である。

先日は、高畠からレッスンに来られている
Kさんからシャインマスカットを頂いたが、
これも同じく、種無しで
皮ごと食べられる。

見た目がプチ・トマトくらいあり、
まん丸のツルリとした感じでなく、
三粒の実が融合したような形をしている。

なので、
昔、生物の授業でも教えたことのある
「三倍体」か?
と思って、ググッてみたが、
「グザルカラー」と「ネオ・マスカット」の
交配種という情報しかなかった。

あるいは、
「企業秘密」なのかもしれない。

三倍体は「巨大」「種無し」
という特徴がある。




月に何度かある“唯一の楽しみ”
ソーちゃんの棋戦と
勤務日がぶつかることがあり、
それをとても残念に思っている。

棚中の勤務時は、
職員室の共用PCで、
休憩時間ごとに
経過を観れたのだが、
今の2校にはその設備がなく
PC室のネット使用には
フィルターがかかっている。

今月、来月と3回も
棋戦が勤務日とぶつかり、
今日もまたぶつかったので、
止むに止まれず、
きのう、近所のAUに行って、
老母からお下がりのガラケーを
スマホへと「機種変更」した(笑)。

ソーちゃんのためなら、
メンドクサイ手続きも
厭わずである(笑)。

ところが、
老母名義で、老母口座からの
引き落としのまんまだったので、
引き落としだけ、そのまんまにして、
機種だけを代理人が変えるというのは
大変な手続きだった(笑)。

まず、本人による委任状が要り、
要介護4の認知症でムリだというと、
ほしたら「診断書」が必要だという。

そんなん、医者に連れて行って、
今更、「認知症です」って
書いてもらうのはバカらしい。

なので、
委任状は代理人が書いて、
本人に拇印だけでもいいか尋ねると
それもアカンと言う。

役所関係の書類は、
それでOKなのである。

AUもアッタマ硬ってぇな~と、
よっぽど毒づきたくなったが(笑)、
そこは、可愛い名誉孫のソーちゃんの為に、
爺様はグッと堪えた(笑)。

けっきょく、
何とか本人に書かせる、
ということで、ホームに赴いたものの、
鉛筆での下書きをなぞることもできない。

仕方なく、
お手を拝借で、
むかし母親に書道の「かきぞめ」で
やられたみたいに、手にペン握らせて、
その上から金釘字でなぞった。

介護士さんも、
どっちにも気の毒がって
「頑張ってー!!」
と、横に座って
婆様を応援すると
そっち向いてヘラヘラしている(笑)。

こんなんなら、
いっそ、左手で書いて、
誤魔化して持ってけばよかったわい、
と思わんでもなかった。

見るからにキチャナイ字に
AUのオネーチャンも
納得したようだった。

そのオネーチャンも
高卒か短大出たばっかのような感じで、
ジサマ相手だと思ってか、
説明がクドくて、
「おらぁ、認知症じゃねーぞい!」
と、よっぽど言いたかったが、
そこはカウンセラーだから、
ニコニコして聴いていた。

職業病じゃわい、こりゃ(笑)。
キモチと表情が乖離しとる。

一生懸命仕事してんだろうけど、
もちっと相手を見ろやい、
である。

いろはの「い」から
説明せんでも、いいっちゅうねんッ!!

「これは初心者用で、
画面が大きくできてるんですよー。
スイッチはここですよー・・・」

ソンナン ᕦ(ò_óˇ)ᕤ ワカットルワイ!

あんまし、
「・・・よー。・・・よー」
って言うんで、
「よーッ!!」
って真似してやったら、
チラ見して苦笑してはった(笑)。

わいの勝ちやッ!!(笑)

***

営業所が
込んでもいなかったのに、
11時に行って、
ホームに行って、
また戻って・・・と、
なんだかんだで
2時過ぎにやっと手続き終了した。

しかも、
支払い明細がさっぱし意味不明で、
新品の5万だかの機種が
なんちゃらクーポンから
かんちゃら割引やら、
ポイント値引きとかで
「0円」になってもうて、
なんじゃい、そりゃ!!
であった。

ヾ(・̆○・̆)ノ

しかも、
月々、3500円の
ガラケー料金が
2000円になった。

最新のスマホになり、
月々1500円安くなる
(老母口座・・・笑)って、
イッツ・マジック!!
である(笑)。

まさに、
「機種変」って、
「奇手変!」である(笑)。

ま、これで、
今日から、職場でも
ソーちゃんの棋戦が
観れることになった(笑)。

それが、いちばん大切なことである。



カミさんが
一緒に映画を観に行った
&ぉさんから、
カワイイ姫リンゴをもらってきて
室礼の漆文箱の隣に
勝手に飾っていた(笑)。



この時季になると、
毎年、トイザラスの冊子カタログが
ポスティングされる。

子どもたちが
幼かった頃は、
それこそ「オモチャの国」のような
広い店内につれていくと
三人そろってコーフンしてたが(笑)、
もう、うちには幼な児は
いてないちゅうねん!

そしたら、
あ、そっか・・・
そろそろ、孫目当てに・・・
いうことやねんな・・・と、
思もて納得した。



学会の案内が来たが、
メンドッちいのと、
オモロそうなシンポや発表がないので、
今年もパスである。

河合先生亡き後、
現地まで行ってでも
聴いてみたいという
ビッグ・スターもいなければ、
ネタもない。

なので、近頃では、
もっぱらジャーナル(学会誌)の
購読会員のようなものである。





寝勉強

2019-11-07 08:35:00 | 風景
テレビを見ながら
夕飯を食べてたら、
今年の流行語大賞なるものを
やっていて、
「どれも、パッとしないねぇ・・・」
というのが
カミさんの意見だった。

さもありなんだが、
ワカラン用語もいくつかあって、
気になって調べもした。

なんせ、暇人なんで・・・。(^‿^)۶

「サブスクリプション」いうのんは、
元々は「予約購読」などを意味するが、
ソフトの定額課金などを言うらしい。

「上級国民」なるものも
初耳だったのでググッてみたら、
池袋で87歳のドライバーが
車を暴走させて通行人をはねて
二人が亡くなった事故があったが、
あの折、被疑者が逮捕されなかったという。

その憶測として、
ネット上で、被疑者が
旧通産省のお偉いさんで、
叙勲者だったからではないか、
という「上級国民」説が
囁かれていたという。

【刑事訴訟規則】の
「罪を犯したことを疑うに足りる
相当な理由があったとしても、
逃亡したり、証拠を隠滅するおそれがなければ、
被疑者を逮捕することはできない」
という根拠をあげて、
「上級国民」的要素があれば
逮捕される確率が低くなるのでは、
という憶測のようだ。

「#KuToo」は、
なんのこっちゃ・・・だが、
「クートゥー」と読むようで、
職場で女性にハイヒールやパンプスの
着用を義務とすることに抗する
社会運動だという。

セクハラの「MeToo」を真似て、
「靴」と「苦痛」の駄洒落らしい(笑)。

そっか、
オフィスでスニーカーはマズイでしょ、
という社則が日本なら有りそうだなぁ。

なんせ「校則」が
厳しい社会だからねぇ。

一部のリベラルな企業を除いては、
「なんでも有り」というわけには
いかないんだろうなぁ。




こんなかでは、
本命は「令和」だろうなぁ。

だって、
30年ぶりの改元で、
天皇在位中の譲位も
珍しかったし、
お祝いムードだったからねぇ。

個人的には、
「シブコ」が一押し(笑)。

なんたって、
ゴルフ発祥地のイングランドの、
本家本元の「全英オープン」で
ハタチの初参加で
いきなり優勝しちまったんだから。

しかも、レジェンドの女王・
樋口 久子以来の42年ぶりの
歴史を作ったんだから。

世界のゴルフ界を
驚かし、魅了もした功績も大きい。

ラグビー・ワールドカップで
日本が優勝したのに
匹敵するような快事だろう。

それに、
シブコなら笑顔で
表彰式に登場しそうである(笑)。

「令和」を選んで、
まさか、菅官房長官を
呼ぶわけにもいくまい(笑)。




あっちイタイ、こっちワルイの
「寝たきりカウンセラー」なので(笑)、
【耳学問】でなく、
寝ながらTV勉強している(笑)。

ことに、
『コスミック・フロント』は
宇宙大好き少年のまんま
大っきくなったんで、
欠かさず視ており、
真剣にノートにメモも取っている。

昨晩は、ホーキング博士の
追悼番組の再放送だったが、
あらためて天才・物理学者の
示唆に富んだ珠玉の箴言が
胸に響いた。

物理学者らしく
「自分の人生をかけて、
物事の仕組みを探った」
と言う。

また、
「自分の知識の限界を超えて、
答えを出すには、
断片的な情報を深い洞察力で
つなぎ合わせるしかない」
というのは
至言であった。

ニュートン、アインシュタイン来の
天才と讃えられるホーキングは
これらをすべて数式で証明し、
それを文章化して一般書をも著した。

それゆえに、
文科系の人間でも
形而上的な考察のヒントを
多く得ることが出来ているのである。

ブラックホールに下降していくと、
時計の針は段々遅くなり、
その急極点では時間は「0」になる、
という現象と宇宙の始まりは
同じではないかという大胆な考察で
「特異点」を数学的に証明してみせた。

そこから、
宇宙の始まりでは
ブラックホールの底と同じく
時間は「0」なので、
「神は宇宙を創る時間がなかった」
という有名な「創造論否定説」を発表した。

これに、世界中の宗教界が
騒然となったが、
さすがに、ローマ法王だけは、
ホーキングを招いて
詳細にその言説に耳を傾けたという。

宗教家のTちゃん先生との
毎月恒例の「宗教セミナー」でも、
こういう科学的知見を援用しながら、
「神の実在性」や「存在の本質性」
などについてディスカッションや
ダイアローグをしている。

ニュートンは
神の実在を前提に、
宇宙の摂理を
『プリンキピア』に著した。

アインシュタインは
「科学のない宗教は盲目だが、
宗教のない科学も盲目である」
と言い、
自分の数式が元で
原爆が開発され、
それが日本に二度も使用された事に
大いなる抗議をした。




ブラックホールの入り口付近にある
「事象の地平線」領域では、
ブラックホールから得られるエネルギーで
粒子が生じたり消えたりする
「対生成」が生じている。

ブラックホールに呑み込まれる粒子と
放射される粒子があって、
やがて、エネルギーをすべて放出し終わると
ブラックホールは消滅する。

この「ホーキング蒸発」という
初期の予測理論が
2018年の去年に、実験によって
ようやく証明されたという。

それに関与した
実験者たちは、
「ホーキング博士の頭の中では、
観察困難な現象であっても、
きわめて正確なことが解かっていた」
と感嘆していた。

なので、
【遺言】として残した・・・
「宇宙のなかで、知性が達成できることには限界がない。
 私は限界を信じない。個人の人生に限界はない。
 想像力を解き放とう。よりよい未来を作るのです」
という言葉には、
重みと説得力がある。

大天才物理学者の残してくれた
「宇宙解明」のための
パスルのピースをつなぎ合わせて、
「宇宙」「神」「たましい」
「人類の助かり」などの
「魂理学」的なグランドテーマに
自分も残りの人生をかけて、
探っていきたいと思う。

!(*・∀・)!ムン  

回春シネマ

2019-11-06 09:03:00 | 映画
きのうは
完オフ日だったので、
風邪気味のカラダを休めるべく
一日、寝養生していた。

幸いにも、
ソーちゃんの月一の順位戦だったので、
午前10時から
ベッドで電気毛布で温もりながら
ヌクヌクと観戦していた。

それでも、
棋戦の昼食休憩中に
歩いて近くのスーパーまで
夕餉の菜の買出しに行き、
ついでに弁当も買ってきた。

最近、凝っている
「タイシ」の無添加「生豆腐」と
整形品のハンバーグを肉団子に崩して
コトコトとオーヴンまかせで
一時間ほど土鍋で炊き込んだ。

そのまま冷まして、
肉汁と醤油味の昆布出汁が
染みこんで、ちょいと
ガングロ豆腐に仕立てた。

これは、
カミさんも気に入ってくれたようで、
半丁に切った豆腐と
ハンバーグ1ケ分の肉団子を
汁ごと丸々平らげていた。




カミさんは通常勤務なので、
米を研いだり、味噌汁を作ったりと、
ほとんど「おさんどん」(飯炊き女中)である(笑)。

でも、熱もなく、
鎮痛剤で体痛も緩和してたので、
なんとかフラつきながらも
台所仕事ができた。

将棋を見ながらなので、
朝はブログを書きながら、
PC画面を半分にセパレートし、
ベッドに入っては足元の大画面テレビで、
台所ではカミさんのノートPCで・・・と、
三元中継である(笑)。

夕食中も
テレビに夢中になる子どもみたいに
画面から目が離せない。

将棋には
「盤上没我」という言葉があるが、
まさしく、「観戦没我」である。

でも、好きなことに
とことん没入できると、
その間は体のシンドさも忘れて、
なにより、免疫力が上がると
『ためしてガッテン』でも
血液検査で実証していた。

なんでも、
数項目のリンパ球の種類や
比率、機能などを調べると
判るらしい。

実験では、
カラオケの好きな人と嫌いな人を
数時間カラオケをやらせてみて、
その後に検査してみると、
好き組は免疫上昇、
嫌い組は下降していた。

だから、
「嫌なことはしない方がいい」
と書いてくだすった
談志家元の箴言は正しかったのだ。

それは座右の銘として
寝室の掛け軸にかけてある。




BS録画で、
超久しぶりに(笑)、
先日、物故したゼフィレッリ監督の
『ロミジュリ』を観た。

これはHPにも
20年来、手付かずにある
ベスト・ムービー『生涯の10本』
のうちの1本である。
http://www.jade.dti.ne.jp/~osamu/best%20moovie.htm

中一の時、
劇場で観て、
どれほど感激して
胸キュンになったかわからない。

その後、
ビデオも購入し、
何十っぺん観たことか・・・。

サントラのLPまで買って、
セリフまで覚えたくらいである(笑)。

劇中に出てくる
ニノ・ロータによる
テーマ曲を今でも歌える。

2014年のリサイタルでは、
サントラに出てくる
エピソード曲2つとテーマ曲を
自編の『ロミオとジュリエット組曲』として
リュートで演奏した。

そしたら、
やはり『ロミジュリ』ファンだった
テニス仲間のナベさんが
大いに感激してくれた。

今回は、
劇中の古楽器に注目して観たら、
ロミオの仲間が持つ
フラット・マンドーラ
(膨らみのない大型マンドリン)
と思われる楽器が、
なんと、ジュリエット家の
舞踏シーンでも登場し
劇中小道具として使い回していたのに
気が付いた。

そこまでは、
よほどの古楽器フェチでないと
気がつないだろう(笑)。

正体不明の不思議な
小型のシターンのような楽器も見られた。

もひとつ、
今回の発見は・・・
ロミオが仮面をつけて
仇家の舞踏会に紛れ込むのだが、
ふとそのマスクをあげた時の様が
「さかなクン」にどこか似ていて、
それ以後、あのレナード・ホワイティングの
エラの張ったところが
ぜーんぶ「さかなクン」に見えてしまい、
笑えてしゃーなかった。

「さかなクン」登場以前には
なかった現象なので、
せっかくの愛する作品に
ミソが付いてしまったようで、
クダラナイ連想が恨めしかった(笑)。




14歳のジュリエットを演じたのは
当時16歳のオリビア・ハッセーだったが、
今見ても、画面に定着された
その美少女ぶりは
なかなか比肩し得る他の美少女が
思い浮かばないほどの
女神チックな完璧な美しさである。

1951年生まれなので、
当年68歳だが、
2003年の『マザー・テレサ』で見た時には
52歳だったが、メイクもあって、
その老婆ぶりには魂消たものである。

カネボウのCMに出たのが縁で、
CM曲を歌った布施 明と
80年に結婚して話題にもなったが、
89年には離婚した。

他には、
『サマータイムキラー』と
『ナザレのイエス』での
聖母マリア役を見たきりだが、
やはり彼女の白眉は、
ゼフィレッリ監督が
画面に固定した
永遠のジュリエット役であろう。

それは、ドラクロワ風でもあり、
ダヴィンチの『モナリザ』や
フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』にも
匹敵するような映像美の傑作でもある。