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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

不定愁訴

2019-11-05 07:25:00 | 健康
きのうは
出先でちょっと具合が悪くなり、
すぐさま引き返して
床に伏せった。

耳鳴りと体痛が治らないので、
やっぱり「長風邪」なのかもしれない。

去年、おととしも
気管支炎が、ひと月ほど
癒えなかったり、
咳が何週間も治まらなかったり・・・と、
歳のせいなのか患い期間が
遷延化する傾向にある。

激痛や重篤な症状でないのが
幸いではあるが、
あっちこっちと、不定愁訴が長引くのは
真綿で首を絞められているかのようで、
自分のカラダという着グルミを
脱ぎたくなっちまう(笑)。

十年もの重症小児喘息やら、
思春期の自律神経失調症、
そして、中年以後の「うつ病」と
長患い続きで、
「従病(しょうびょう)」という
「病気と仲良くする」生活には
慣れっこになってるつもりなのだが、
真綿で首のようにスッキリしないと、
これもまたストレスになる。

閑職、半隠遁、年金受給・・・という、
老いたるライフ・スタイルに
早く順化・適応して、
焦らずボチボチ参ろうか・・・と、
なりたいものである。




症状に捕らわれず、
生活・仕事が出来てることを喜び、
感謝しなくては・・・とも、
自戒もし、自分に言い聞かせている。





横になると、
すぐに眠りに落ちるような
体調なので、
「新人落語大賞」でも
見ながら寝付こうかと
リアルタイムで番組を視た。

上方・東京の「二つ目」クラスが
それぞれ11分のネタを演じたが、
どうせカラッペタだろうと
高をくくっていたら、
どーして、どーして、
なかなか聞かせるだけの
テクニックがあった。

もっとも、予選があって、
百数十名中の6人だったので、
下手なら本選には
残ってなかったのだろう。

上方勢の漫才チックな
関西弁口調に対して、
東京勢の江戸弁による
ベランメイ口調が
対比的に面白かった。

将来の名人の呼び声も高い
立川談春の弟子も出ていたので、
談志家元の孫弟子に当たるから、
身贔屓な気持ちになったが、
ちょいとばかり上滑り気味で、
しかも明らかに言い立てを
間違った箇所があり、
大賞は逃した。

大師匠から見たら、
まだまだで
「下手くそが・・・」
と、苦笑するだろう。

寝オチすることなく
若手6人の噺を聴いて、
所々、笑いもし、
40年来聴いてきても
つくづく落語という芸は
フォーマットのしっかりした
話芸だなぁ・・・と、再認識もした。

流れで・・・
Eテレの演芸番組で
この道30年という
笑福亭銀瓶という噺家を
初めて聴いた。

お馴染みの『寝床』だったが、
独自の工夫で笑う場面もあった。

金馬・志ん生・文楽・
可楽・三木助・円生・
談志・米朝・枝雀…と、
名人・達人たちを
長らく聴いてきたので、
きのうの審査員の権太郎なぞ
カラッペタが偉そうに
コメントしてたので
「お前が言うか…」と腹立たしかった(笑)。




きょうは
月一のソーちゃんの
「順位戦」である。

朝10時から
12時間の長期戦で、
時折、深夜の11時半頃まで
及ぶことがあり、
油断すると寝オチすることもある。

月曜が連休で
学校勤務がなかったので、
木曜まで休みの6連休だが、
今日もソーちゃん観戦しながら
寝養生してようと思う。












シェフごっこ

2019-11-04 07:57:00 | 食物・飲物
生来のタレカ(横着)なので、
出不精の傾向があり、
しかも、長らく喘息少年だったので
“おうち遊び”が多かった。

なので、
マンガが好きで、
物造りが好きで、
お絵描きが好きで、
オママゴトも好きになった。

ブルーレイ・レコーダーが
2台あるので、
BSの海外旅行番組や海外グルメ番組を
いくつか録画しては
とっかえひっかえ視聴している。

最近の旅行番組は
VRみたいな目線で
路地裏を歩いたりするので、
寝ていながら海外の見知らぬ街を
旅してるような気分にも浸れる。

そして、
世界各国の料理を
レポしてくれるので、
これまた、寝ながらにして(笑)、
その広い世界観を見知ることができる。

【百聞は一見に如かず】と言うが、
旅番組の氾濫で、
「一見」どころか「百見」も
寝ながらにして(笑)
できる時代になった。

むかしは、
『兼高かおる世界の旅』くらいしか
なかったように思う。

「円安ドル高」時代で、
1ドル360円くらいだったから、
誰もがホイホイと海外には
行けんかったのだろう。




西田哲学を齧ってから、
「人生を遊ぶ」
「人生深生き」
というライフ・モットーに
【日常の発掘】という
新たなテーマを得た。

季節の変わり目で、
「長うつ」か「長風邪」で
ベスト・コンディションではないのだが、
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)
という認知行動療法を実行し、
「痛さ」や「だるさ」や「億劫感」に
捕らわれず、楽しいと思う事を
積極的にやることにした。

先日のクラフト・マルシェ(野外市場)を体験して、
久しぶりにセコハン・ショップを
常設“蚤の市”に見立てて
廻ってみようと思いついた。

近所にも
散歩コースに
万サイ堂やセカンド・ストリートという
大きな中古店がある。

最近、おうちフレンチ用の
プレートをいくつか仕入れた
森合のブックオフに出かけてみたら、
3枚108円というアシエット(小皿)があり、
国産品ながらプリント・ドットが見えないので
試しに購入してみた。

そのままでは、
直径15cmほどなので
30cmのプラ(大皿)と
組み合わせてみたら
なかなかエレガントな
ドレッセができた。



ゆんべは、
カミさんがお友達と
夕方の映画を見にいったので、
夜も“ぼっち飯”だった。

なので、スーパーに
買出し散歩に出かけ、
一匹100円のカワハギと
150円の鶏腿を買ってきて
調理した。

オードヴルは、
「ソテ・ド・ラルドン・オー・マイス」

冷凍保存してた豚背脂を
拍子木に切って
カリリとソテーして脂を落とし、
その脂で冷凍スイートコーンをも
カリリとソテーした。

ポワソン(魚)は、
「ポワレ・ド・カワハギ・ソース・ペルノー」

カワハギを三枚に卸し、
コーングリッツ(挽粒)をまぶしてポワレし、
ペルノー酒にハチミツ、ライム、
出汁、バターを加えてソースにする。

ヴィアンド(肉)は
「グリル・ド・プーレ・ソース・フロマージュ」

鶏腿をグリルパンで
じっくり火を通し、
皮目をパリパリに焼き上げる。

ブルーチーズに生クリームを加えて
火にかけて溶かし、バターで仕上げる。

材料費250円と
108円のアシエットで
見た目も味も豪華な
“ぼっち飯”の
フレンチ・ディナーになった(笑)。





アルコール40度もある
ペルノー酒を煮詰めると
恐ろしいほどの炎が
30秒近くあがる。

これで一度、
換気扇用のフィルターを
溶かしてしまって
カミさんにえらく叱られた(笑)。

なので、
気をつけて
端っこに寄せてやっている。

カワハギの三枚卸しの中骨に
まだ身がついていたので、
オリーヴオイルでさっと焼いて
手で持ってシャブリついた。

デセールには、
グランマニエを
ブランデー・グラスに注ぎ、
その高貴な香りを楽しみつつ
チビリチビリとやった。



万年筆が2本あるので、
K中とY中で使い分けている。

常に使ってないと
すぐにインク詰まりを起こして、
これまで幾本もダメにしてきた。

なので、
できるだけ、
インク交換の時に、
吸い上げ式の方は
コンバータをスコスコやっている。



来月、身内の祝い事で
ギターを弾くことになったので、
Y中カウンセリング室用に
自作の木製足台をメンテした。

要は、下駄の歯の長いやつである(笑)。



夏に行ってきた
裏磐梯高原ホテルのコースターを
リキュールをやる時に使っている。

見るたびに、
ラウンジからの磐梯山と
弥六沼の静謐な光景が
脳裏に浮かぶ。



日常を旅す

2019-11-03 08:30:00 | 生活

Eテレの『100分de名著』で、
西田幾多郎の『善の研究』の
100分勉強をして、
いろんな知見が得れた。

その一つに、
非日常に憧れず、
日常の大切さに開眼し、
永遠性とつながる「今ここ」で、
ものをものとしてよく観、
その実相・実在性を認識しよう、
という心構えになった。

そして、また、
日々、怠らず、
己れ自身を深く
掘って、掘って、
普遍的なものとつながろう
という自己実現の道、
個性化の道も見えた。

それは、
深層心理学者のユングが唱えた
「Self realization」であり
「Individualization」でもある。

孔子は『論語』で、
五十にして、天命を知り、
六十にして、耳順(したが)い、
七十にして、心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず、
と説いた。

60代の「耳順(じじゅん)」とは、
どんな事を聞いても動揺せず、
泰然自若といれる境地を言ったものか。

孔子は73歳で身罷ったので、
80代については言及してないが、
さしずめ、漱石が理念とした
【則天去私】あたりが
相応しいだろうか。

すなわち、
小我を捨て、天地自然に
身命を委ねて生きることである。




きのう今日と、
秋晴れで
吾妻山の噴煙がキレイに見える。

毎日、目の前に
活火山を見ながら
暮らしている。

街に出ると、
至る所でもうクリスマス飾りを
目にするようになった。

我が家では、
まだ、晩秋の侘び感を
味わっているので、
ちょいとフライング気味じゃないの・・・
と思わないでもない。

もっとも、
商売にはムードの盛り上げが
必要なのだろうが・・・。

うちは
12月に入ったら
クリスマス飾りにしている。




近所に大型家具店の
「東京家具センター」と
「ニトリ」があるが、
いつだか兄嫁は
「こんな近くにニトリがあったら、
毎日でも入り浸っちゃうかも・・・」
と冗談を言っていた。

それほどのニトリ・ラバーらしい(笑)。

たしかに、
様々なタイプの家具が
あたかも一室のように
何タイプにもコーディネイトされていて
それを見て廻るだけでも
楽しいかもしれない。

きのうは、広告で見て、
黒四角の岩盤プレートを
ワンコインで1枚買ってきた。

そのついでに、
店内を散歩のつもりで
はじめて3Fの家具フロアも
グルリと見て廻ってきた。

システム・キッチンには
北欧風のクラシカルなタイプもあり、
いいなぁ、これ・・・と、
しばし、目を奪われた。

帰宅後は、
さっそくプレートに
ランチとバナナ・ブリュレを
ドレッセしてみた。

最近、グルメ番組で
しばしば目にする
岩盤プレートは
目先が変わって
料理を盛る楽しみの
新しいアイテムになってくれた。




日曜の朝方に
たまたまBSをつけたら、
2000年の大河ドラマ『葵 徳川三代』
というのをやっていて、
千姫の役で出てた
大河内奈々子の美貌に魅かれて
ズルズル視てしまった(笑)。

77年生まれで、
現在42歳というから、
この頃は、23歳だった。

お姫様らしい
おちょぼ口が目立って、
楚々とした感じで
好感がもてた。

ウィキってみたら、
他の出演作品は
何一つ見たことがなかった。

20年も前の作品なので、
鬼籍に入った名優が
多く演じていて、
その懐かしさにも
目を奪われた。

今日は、樹木希林が
乳母(めのと)役で出てきて、
津川雅彦の徳川家康に
あわや、お手打ち・・・というような
名場面が楽しめた。

中村梅雀のナレーションと
幕間の歴史解説も
日本史の復習のようで
面白い。

なんたって、
二代将軍が西田敏行なので、
ちょいちょいボケ役となって
笑いも入る。

今の邦画やらドラマに出てくる
平成生まれの役者たちは、
存在感がなく薄っぺらい感じが拭えないが、
さすがに激動の昭和を生きてきた
物故者の名優たちは
いい演技を見せてくれる。

『葵』を見てると、
ついつい、
死んだ人ばっかじゃん…と、
思ってしまうが・・・(笑)。

「昭和」は遠くになりにけり、
である。















ガッコのいちにち

2019-11-02 08:13:00 | 仕事
きのうは
ガッコさ行ってきた。

・・・(笑)

なんだべ・・・。
脳内がフグスマ弁モードだべした。

こないだの、
『さんま御殿』の
東北人特集の影響だべか・・・。

Hey!Say!JUMP 八乙女 光の
『123456すづはづ』には
腹をかかえて爆笑した。

さんまが何度も
「ナナ(7)は?」

「すづッ!」

場内がヒックリ返って
笑い転げた。

「すづがづ、はずがつ…は、あったけの?」
にも爆笑した。

ジャニーズ・ルックスでの
見た目ギャップに
笑えたのかもしれないが、
当人は、やや天然のようらしい。

世界でいちばん短い会話である
「け」
「く」
も紹介されたが、
これは東北人以外には
理解不能だろう。

「け」→「くえ(喰え)」・・・どうぞ、おあがりください。
「く」→「くう(喰う)」・・・はい、いただきます。
という意味の
寒い東北ならではの
短縮語なのである。




運転席の頭上の
サンバイザーのバインダーには
いつも何かしらの「行程表」が
さながらフライト・プランのように
挟まれている。

備忘録のメモなのだが、
最近、アルツかなぁ・・・と、
本気で心配するような
失念事態が多く、
洗った茶碗を無意識に冷蔵庫にしまって
気づかなかった【事件】は
ショッキングで、引きずっている(笑)。

加齢と共に脳は萎縮してくるので、
早朝覚醒やら睡眠相が変調することは
識っていたが、プチ認知障害も
生ずる可能性もないではないなぁ・・・
とも思ってはいる。

もっとも、
季節の変わり目で
体調不良が長引いており、
「プチうつ」もあるのかもしれない。

「うつ」による
認知障害も起こりうる。

きのうも、
職場に持参する
飲み物類をスーパーの袋に入れて
洗面所に置いて、
洗面・歯磨きをしてたら、
すっかり忘れて出かけるところだった(笑)。

以前にもあったので、
(忘れんなよ!)
と、ちゃんと、置いた時に
自分に言い聞かせたのに・・・である。

脳科学的には
ワーキング・メモリ(作業記憶)が
劣化した時に生じる現象である。

これの維持訓練には、
二重課題遂行が有効という研究がある。

施設などでは、
「楽しく会話しながら読み書き計算をする」
というような
単純なプログラムがあり、
要求される2つの課題を
同時にこなすのである。

これは、
2つの課題への注意を
適切に配分しながらでないと
遂行できない。

通勤中の車内では、
朗読CDを聴きながら
ちゃんと理解して楽しみ、
計器類を読んで
セルフ・コールしながら運転操作し、
しかも、時折、風景写真をも
片手で撮ったりしてるから
【二重課題】は常々やってるのだが・・・。

ま、プチ認知でも、
「プチうつ」でも、
クヨクヨすんのが
いちばんツマランから、
「俺もこの頃、老人力がついてきたなぁ」
と、老化・劣化を楽しんだ方が
賢明で得策かもしれない。

固有名詞が思い出せない、
なんていう加齢特有の認知症状も
とっくに生じているので、
白髪・老眼・皮膚ジミなみの
老化・劣化は自然のことなのだと
アクセプタンス(受容)して、
それよりも積極的に
コミットメント(関与)する方が
人生“深生き”のモットーに適っている。

 我が老い憂ふより
  今ここの実相に開眼すべし
   我は真善美聖のなかに在り

              飄 水

・・・ってな、もんだぁ(笑)。

(((o( ˙-˙ *))o)))  




秋晴れに
白亜の校舎が映えて
眩しいほどだった。

前庭の花梨の実が
たわわに稔り
その豊穣感に癒された。

高台の校舎から
眼下を眺めると、
秋色に染まった山間の集落が
落ち着いた佇まいに見えた。

いい景色である。

全校生4人のうちの
一人のみのカウンセリングだったので、
空き時間には
新築の香りのする校内を探検し、
“映え”する構図を撮ってまわった。

原発事故の避難指示解除を受けて、
校舎を大規模改修し、
小中一貫校として再開し、
文科省のHPにも開校式に訪れた
大臣と共にアップされている。

「学校に戻ってよかったと思って頂けるよう、
国としても、最大限の支援を行って参ります」
との大臣の言ではあるが、
中3の三人が卒業すると、
中1の子が一人だけになってしまい、
「復興の灯」である
学校の存続も危ういのが
現状ではある。

「避難指示解除」地域の復興のため、
総額93億円をかけ
14の小中学校の校舎が
新設、改修されたが、
再開時の児童・生徒数は
以前の3.4%に留まっている。

避難先での生活が定着したり、
解除地域のインフラ不足や放射線量、
子どもの数が少ない状況が、
再開校への復帰を妨げているようだ。

国や自治体は、
手厚い財政支援や特例を認め、
地域復興のためにも
子どもや保護者を呼び戻そうと懸命だが、
現実はなかなか厳しいようだ。



そんなんで、
人けのない深閑とした
高台にある真新しい校舎内を
白衣姿でうろついてたら、
なんだか研究所にでも
いるような錯覚がする。

手洗い所の鏡を用いて
自撮りしてみた。

さながら、
教育臨床研究所の
カウンセラー/研究者のようである。




午後の空き時間には、
無人の体育館のグランドピアノで
ベートーヴェンの『悲愴』と
モーツァルトの『ソナタ』を
2時間近く練習した。

かつて、
欲しくて購入を迷った
ヤマハのC5で、
90年代には180万くらいだったが、
今は220万に値上がりしている。

音楽堂のスタインウェイの
フルコンサートには及ばないものの、
弦長が長いから音がよく伸びて、
黒鍵は天然木(染物)なので
ザラッとしたタッチが心地よい。

なにより、
無人の板張り体育館は
音楽堂なみに残響が2秒近くあり
これまたいい音場である。

やっぱし、
いい楽器で練習すると
気持ちがいい。

٩(^‿^)۶♪

キー・レスポンスがよくて
思ったように弾けるから
上達したような気になれるのだ。



チェロの弦が切れたので、
新品と交換して、
こっちも、たっぷし
1時間ほど練習した。

「歌って踊れるカウンセラー」
を標榜してるので、
ギター以外の練習や音楽の勉強も、
論文研究と同等に
資質向上のための研鑽には
大事なのである。



立派な図書館もあるが、
各階には図書コーナーもあり、
そこに寄贈した拙著が
紹介されていて嬉しく思った。

中高生のために書いた
『十代のあなたへ』
というのもあるので、
近々、造本して寄贈しようとも
考えている。



廊下の床の上で
外から迷い込んだカメムシが
瀕死の状態で
脚をピクつかせていたので、
しばしルーペで観察してから
窓の外の草むらに放してやった。

きっと、
天寿を全うする直前の
個体だったのだろう。

冷たく無機的な廊下の上よりも、
草むらのほうが
自然に帰れてよかっただろう。

ナムナム (-人-) コンダァ ニンゲンニ ウマレテコイヨ…


首里城全焼

2019-11-01 06:54:00 | ノンジャンル
 なげき得る賜びしいのちのある思ひ
 度をすぎ
 なげきのとりことなるな
 
               碧水歌

沖縄の首里城が
焼け落ちた。

今年のリサイタル共演者の
アベタミさんが
沖縄在住なので、
さっそくお見舞い申しあげた。

2000年来、
とんと見かけなくなった
二千円札をこの際、
再発行したらいいと思うのだが・・・。

そしたら、
沖縄の人の痛みを
共有できて、
早期の再建を国民が
願うことになるだろう。




ブロガー仲間のM先生が、
自宅で栽培しているレモンが
結実したのをアップされていたので、
さっそく拝見に伺った(笑)。

無農薬で育てたら
レモンチェッロという
リキュールに仕立てましょう、
と去年から約束していたので、
芳香を放つほど完熟しているか
鑑定してみたら、まだ七部の熟度だった。

隣には
オリーブまで実っていて、
まるで南向きの裏庭が
地中海沿岸のごときだった(笑)。

もっとも、
正面は地中海でねぐ(笑)、
畑だけんど・・・。




きのうの朝刊に
「シブコ登場 本日無料」
というWOWOWのフレコミがあったので、
さっそく録画予約した。

台湾で開催されている
米ツアーらしいが、
1Rだけの「無料放送」をエサにして
「残り三日をご覧になられるには、
どうぞご契約下さい」
ときた。

・・・だろうな(笑)。

そんでも、
シブコのライヴを見れて
よかった。

結果は、
5バーディー/2ボギーの
3アンダーで4位タイ、
という堂々と上位発進で、
さすがであった。

強風と小雨という
バッド・コンディションで
ずっと渋い表情だったが、
たまーに、駄菓子を食べながら
ニコリとシブコ・スマイルが見られた。

スイング・フォームの美しさは
合い変わらずで見事で、
解説の森口プロをして、
「アスリートらしい、
淀みのない、見事なスイング」
と言わしめた。

そう。
アスリートらしいのだ。
均整の取れたプロポーションで、
筋肉に過不足がない故の
美しい動作なのである。

その要因は、
小学生の頃から、
ソフトボールで
右投げピッチャーで
左打ちをしていたから、
肢体バランスがいいのだろう、
ということだった。

他のプレーヤーと比較すると、
なぜかシブコのフォームの美しさが
際立っているので、
その秘密の一端を
知ったような気がした。

民放でも、
せめて最終ラウンドだけでも
放映してもらいたいものだが・・・。




今日は
遠方の山木屋への
勤務日である。

かつて、
学期中途で
前任者の補欠に
オファーされたことがあったが、
遠いことを理由に断ったことがあった。

でも、後に、
90kmもある棚倉に
6年も勤務したので、
片道30kmはその1/3なので、
たいして苦にも感じていない。

途中からは山道になり、
トンネルを3つも潜るので
平地の一般道より時間はかかるが、
運転していては飽きなくていい。

45分くらいの通勤時間というのも
疲れないのでいい。

3.11直後は、
緊急支援の配置で、
自宅の近所の学校に
それこそ5分で着くような所もあったが・・・。

車のインパネには、
ごちゃごちゃと
いろんな計器類がつけてあるので、
それらをチェックしながら、
飛行機を操縦するような気分で運転するには
45分くらいがちょうどいい
「フライト・スケジュール」かもしれない。

トンネルに入ると、
計器のイルミネーションが輝き、
なんだか、非日常的な気分も味わえる。

時たま、バックミラーに
パトカーなどを発見すると、
なんだか、急に、敵戦闘機に
ミサイル・ロックされそうな
ビビるような気分にもなる。

実際、スピード・オーバーしたら
レーダー派を照射されるが、
こっちにも探知機を備えてるから
アラームを発する。

まさに、路上での
ゲーム駆け引きのスリルがあるので、
常々の後方視認も
操縦中の必須動作である。

された経験はないが、
もし、後方から命に危険な
「あおり運転」とか喰らったら、
グローブボックス内に格納してある
レーザーポインターを
バックミラーに照射して
「敵」の視界を妨げる
迎撃体制をも装備している。