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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

虹の彼方に

2017-11-10 04:20:00 | 風景
今朝のニュースで
座間事件の被害者9人全員の
身元が明らかになり、
心配していた
元クライエントの子でなく
別人だったので、
とりあえず安堵した。

でも、
同じ市内の女子高生が
殺人狂の毒牙にかかって
惨殺されたことには
胸が痛むばかりである。

容疑者の供述が
二転三転して警察が
動機を絞りきれない
と報道されているが、
あきらかにサイコパスであり
快楽殺人そのものとしか
言いようがなかろう。

人殺しが好きで、
死体損壊が好きで、
死体と同居していたい、
という性的倒錯で
知的にも低いと思われる。

自ら自殺する勇気がなくて
死刑にして殺してもらおう
という他害自傷型、
自暴自棄型の自爆テロでもある。

ラスベガス、テキサスと
銃乱射で数十人もの人々を殺害、
「やまゆり事件」では19人と
ここの処、大量殺人が続いている。

同じような事象が
時を隔て、処を隔てて
ある「場」に起こることがある、
というシェルドレイクの
「形態形成場理論」を
思い出してしまった。

それと、
人口増加により
生存環境が劣悪になってくると、
バイオ・フィードバックが働き
「種」自らが個体数を減損させて
調節しているのかもれしない。




昨日は、朝から
婆様を脳神経外科に
連れて行った。

覚悟はしていたが、
まるまる半日がかりで、
午後は疲労困憊となった。

老老介護の
身の辛さである。

西空に
クッキリと
虹が架かっていて、
気が重かったが
いくらか吉兆めいてるか、
と捉えることにした。




前線のような雲の上には
微かな月が浮いていた。

我れ
老母と共に
生かれて生くる在り、
という詩句が浮かんだ。

某先師は…

在るものみな美しく
起こる事みなよし

と詠まれた。

見事な全肯定である。

この句を3.11の時に、
どう受け止めるかで、
ずいぶんと頭を悩ました。

そして、
一つの帰結に達した。

「生死」をはじめ、
「左右」「NS」「+-」
あらゆる対局するものは
どちらかに価値が
有る無しのものではない
ということである。

神の視座からは
生も死も
等価なものなのである。

たとえ、
どんな生き方、
死に方をしようとも、
である。

曽野綾子さんは、
「偉大な創造主が創り給うた
 生と死が偉大でないはずがない」
というようなことを
仰っていた。

3.11の渦中に、
なるほどなぁ・・・と、
感心した。




婆様の「プチ呂律」は、
MRI検査で
左脳の微小血管に
小さな梗塞が見つかった。

主治医からホーム経由で
6日に電話を頂いたのだが、
5日の面会では
呂律が廻らない
という感じがなかったので、
オフ日を待って
9日の検査となった。

脳外科医からは、
即日、治療を施さないと
梗塞部位はもう治せない
とのことだった。

幸い、微小血管による
「プチ呂律」のみで
体の麻痺や精神症状は
現れていないので、
今後も後遺症が出ないことを
祈るばかりである。

処方された薬は、
今後の血栓予防薬のようで、
血液をサラサラにする効果があるが、
去年は小脳出血しているので、
強い薬は使えないという。

人と会話することが
リハビリになると言われるので、
ホームでいつものように
ヘラヘラ喋っていてくれれば
いいのだが。

「呂律」は、
脳梗塞の早期発見・
早期治療、早期回復、
後遺症の回避のために、
見過ごせない症状であることを
今回認識した。












老老介護

2017-11-09 07:56:00 | 健康
昨日は、
朝一で床屋に行って、
精神科、眼科のハシゴと
気ぜわしい一日だった。

それでも、
頭をこざっぱりしたら
気分もいくらか軽やかになり、
眼科検診では、
眼底出血が大分と吸収されて
1/3くらいになったという
朗報も得た。

事実、
今朝は飛蚊症の度合いが
1/3ほどに減じていた。

ドクターが
自然治癒になるのは希
と言った方向になりつつあるので、
すぐさま神様にお礼申し上げた。

それでも、
まだ、安静は必要で
隔週での検診になった。



網膜剥離の
レーザー手術をする
覚悟をしていただけに、
神様が、大難を小難に
奉り替えして下さったのだ
と理解した。

多くの方々の
陰祈念による
お蔭も頂いた。

これ以上、悪化させないように、
しっかりとダイエットに励み、
糖尿病のA1C値を下げて、
もすこし世と人の
お役に立つ仕事をせよ、
ということかもしれない。




街路樹が
黄に紅に染まって
ついつい信号待ちで
カメラを向けてしまう。

錦の彩りは
京都風に言えば、
「華なり」が語源の
「はんなり」している。





ホームに入居している
老母の主治医から
診察時に呂律が廻らなかったので、
脳外科の受診を奨められた。

日曜に面会に行った時は
まったく異常を感じられなかったが、
紹介状を用意して下さったらしく、
それを持って、久しぶりに
リハビリで入院していた
「あづま脳神経外科」に
予約を入れた。

歩くのがいささか覚束ないのと、
多動でお喋りなので
介添えは気苦労があるが、
去年の小脳出血時の
救急搬送の混沌を思えば
まだましだろうと気休めに
思うことにした。

もう、来年は
平均寿命の86歳になる。

だから、どーだ、
というわけではないが、
母方祖母が寝たきりの認知症で
98歳の長命だったので、
それまで生きるのかなぁ・・・と、
漠然と思ってしまった。

もし、こっちが先に逝ったら
どうしようかしらん。

そしたら、カミさんに
迷惑かかるしなぁ…と、
老老介護の現実を実感させられた。

ε=ヾ(◎θ◎)ノ


病院ハシゴ

2017-11-08 08:06:00 | 健康

今日は、
午前に精神科、
午後に眼科、
とハシゴ日である。

42歳で「うつ」を発症して以来
あしかけ18年も抗うつ剤を
微量ながら服用している。

職業柄
ストレスフルなのと、
元来、セロトニン生成が
完全ではないようで、
今のクスリを
常用するようになってから
不定愁訴と身体違和感がなくなった。

アメリカでは、
「ハッピー・ドラッグ」として
健常者も常用するような
問題もあるという。

たしかに、
抗うつ剤は
気分を上げる
「アッパー系」ではあるが。



一昨日の
座間事件絡みのような
急性ストレスも時折あるので、
やはり、予防に常用していて
助かってはいる。

それでなくても、
季節の変わり目や
天候不順時には
「プチうつ」になり、
ブログの色調もドーンと
ブルーになって、
愚痴っぽく、空虚感、
自己嫌悪、貧困妄想などに
染まってしまう。



座間事件の被害者が
地元紙に「二本松の高校生」と
報道されて、A高の前には
報道陣が殺到したという。

とりあえず、
かつての自分のクライエントでなくって
ホッと胸をなで下ろしてはいるが、
まだ、身元が確定していないので
一抹の不安は残っている。

A高サーチしていたら
かつて10年間勤務していた
O高のHPを見つけ、のぞいてみたら、
なんと、4年前の生徒向け講演が
まだ載っていた。

一度、自殺防止のための
講演をしていながら、
それを聞いていたはずの生徒が
卒業して数日で自殺したので、
忸怩たる思いをして、
その思いを数年後の
生徒たちにぶつけた
印象深い講演でもあった。

「相談する技術」
という造語を提示し、
親として、大人として、
黙って死んでいかれる側の
身の辛さも言って聞かせた。

ソーシャル・スキル、
ライフ・スキルとして、
誰かに相談する、できれば、
専門家に相談する、という
ノウハウを知っておいて
習慣にしてほしい、
という訴えである。

体は医者に、
困り事は弁護士に、
悩みはカウンセラーに、
というのが
欧米の常識ではある。

座間事件は、
SNSで自分の希死念慮を
安易に公けに吐露し、
それを「悪魔」「鬼畜」に
見込まれてしまった結果の
惨事でもある。

昨日も学校で
女子中学生の
「死にたい」
という安易な
言葉を聴ききながら、
その実、その言葉の裏には
「幸せに生きていきたい」
という欲求を
確かに感じることができた。

時折、
「親父を殺したい」
というような
過激な言葉も聞くことさえあるが、
それは背後に
(父親ともっと濃密に関わりたい)
という無意識の欲求を見ることができる。

その心理が解らず、
「殺しちゃダメだ」
とか
「少年院行きになる」
なんて、
しょうもない説教をする大人が多いから
少年たちはゲンナリして、
ついつい、哀しみと怒りで
犯行に及ぶことがある。

「雨の降る日は天気がワルイ」
「姉は妹より歳が上」
という常識は
何の役にも立たないのである。

監督が全バッターに
「ホームランを打て」
という馬鹿げたサインは
出さないのと一緒である。

正論と常識が
全く役に立たないのが、
座間事件のような
深層心理的な原始的凶行である。




退勤路の高速で、
安達太良パーキングに
トイレ休憩に寄った。

いつものように
「売る虎男」が
目を光らせて
自販機荒らしを
見守っていた・・・
・・・ように見えた(笑)。




ぱいなっぷる

2017-11-07 04:50:00 | 風景
カミさんの新車の
アウトランダーで
たびたびドライヴに出かけるが、
トンネル内で光コクピットの
イルミ類が斬新で
なかなかかっこよかった。



子どもたちが
幼少の頃から
何度も訪れている
スカイピアは
今は温泉施設のみが
残っている。




高原の草原に
ぽつりと立つ樹。

なんだか
詩情にあふれた
光景だった。




お世話になっている
接骨院で、
食した後のパイナップルの
頭を鉢植えしていたら、
果実らしきものが次第に
肥大してきたという。

毎日、その様子を
アップされておられるので、
大きくなったら
ぜひ試食のご相伴に
預かりたい(笑)。

和名を検索してみたら、
「鳳梨(ほうり)」
というらしい。

なるほど。
「鳳凰級の梨のような味」
ということだろうか。




ダンボールわんこ

2017-11-06 08:27:00 | 風景
玄関の室礼を
霜月飾りに変えた。

主題は掛け軸に現すが、
初めて作家物で
「鈴木とも」さんの
『白鳥』を掛けてみた。

生前、父が
個展で求めたものである。

裏庭の枇杷が今頃
花を咲かせていたので
一隣手折ってみた。

あとは、庭に生えていた
ヒメジオンやらタンポポの仲間を
柿の実と共に
宗全籠に混ぜこぜで活けた。



飾り物は、
ナツホが小学時代に
学習旅行で絵付けしてきた
「赤ベコ」だが、
垂れ眉のなんとも情けない表情が
ユーモラスで、
「赤ブタ」と呼んでいる(笑)。





一昨日、開通したばかりの
中央道で米沢まで行ってみようと
カミさんと初めて大笹生ICに
赴いたみたら、乗り口も本線も
渋滞していて、嫌んなって
そこからスカイピアの温泉に行った。

途中、運動公園の
イチョウ並木が
黄色く色付いていて
見事だった。

中央道は、
米沢まで20分という
バイパス扱いで
無料の高速なので、
もすこし落ち着いたら
名物の「義経焼」
(味噌ジンギスカン)を
食べに出かけたいと思っている。




帰宅途中、
信号待ちをしていたら、
お爺さんが台車に
ダンボールを乗せて
そこからワンコが
ちょこんと首だけだしていた。

なんだか
その様が可愛らしく
可笑しげがあった。