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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

聡ちゃんファイル

2017-10-21 07:47:00 | 趣味
「うつ病」持ちなので
セロトニン代謝不全のせいか
メランコリー気質が生来あり、
時折、何かの切っ掛けで
貧困妄想・自罰感というのに
取り憑かれる。

それは、
文字通り「憑かれる」という感じで、
そうなると、内言で自分を罵倒し、
果ては、生きているのが嫌になって
死んでしまいたい、という
希死念慮や自殺企図がでる。

これまで、セラピストとして
ドクターとの
「A-T split」(医教連携)で
多くの生徒たちの「うつ病」を
心理療法により治癒させてきたが、
こと、自分の事になると、
ドクターはいても
セラピストがいないので
煮詰まると厄介な心的危機に陥る。

そうならないため、
普段から趣味に心を通わせ、
せっせとブログを書き
勉強に勤しみ、
良く寝て、食を楽しみ、
リラクゼーションにも努めているが、
やはり一旦「憑かれる」と
フラフラと持っていかれそうになる。

昨日も、
気がついたら
「自殺サイト」を眺めていて、
最も楽に死ねる方法を
懸命に探していた。

その様は、まるで、
死神に魅入られて
耳元で
「死ね死ね」
と囁かれているような
落語の『死神』の場面を
彷彿とさせる。

8月の長雨による日照不足で
体調不良の長いトンネルがあったのと、
晩秋の日照時間の短縮、
台風接近による気圧の変動など、
さまざまなファクターが重なって
脳内セロトニン分泌に機能不全が
起こったのかもしれない。



趣味のひとつでもある
創作フレンチや
ケーキ作りをしながら、
なんとか死神の
「おいでおいで」を
躱(かわ)そうとしている。

これが、
仕事も家族も何もかも
どーでもいいや、
になったらアウトである。

どーしていいかワカンナイ、
もうメンドクサイになったら、
危ないなぁ・・・と、
思っているが、如何ともし難い。

もいちど、
講演で人様に説いたように
「感謝療法」をしっかり実践して
「生きてて、ありがたい」という
実感を取り戻さなくては
と思った。




今、いくらかの
生き甲斐になっているのが、
ソータの活躍と対局姿である。

どこか
誇らしい息子のような
孫のような感情転移をしているので、
気が滅入るとソータの対局を
ユーチューブで見ている。

彼のほんとの祖父が
テレビで「ソーちゃん」と
言っていたので、
PCのライブラリに
「総ちゃん」という
フォルダを作って
ネットの画像を集めてみた。



NHKスペシャルにも登場した
この正面の対局姿が
いちばん凛々しくて
かっこいい。



聞き惚れ

2017-10-20 07:49:00 | 音楽
FM『キラクラ』の
再放送で、
メゾソプラノの波多野睦美と
リュートの「つのだたかし」の
デュオに聞き惚れて、
ユーチューブにあった
いくつかの曲をCDに録音した。



コレクションにあった
フィゲラスとスミスの
コンビのものと聞き比べてみたが、
やっぱり波多野さんの声質の方が
温かみと繊細なヴィヴラートで
心にしみる。




12月の誕プレの先駆けとして
4枚入手しようと
ヤフオクで入札した。

毎年、
自分への誕プレとして
1万円ほどを使うというのを
恒例にしていたが、
最近は欲しいものが
とんとなくなって困っていた。

久しぶりに
欲しいと思うものが見つかって
嬉しくもある。

歳と共に物欲がなくなってきて
いいことではあるが、
何処か寂しくもある。

2020年の
最後の『復興支援リサイタル』では、
ゲストに沖縄在住のソプラノ歌手の
阿部さんにお願いしてあるので、
ちょうどプログラム選定にも
いい資料になりそうである。





朝方、朝刊をとろうとしたら
不思議なものが郵便受けに
のっかっていたので、
よくよく見たら蛾であった。

ここの処の寒さで
死んだのかと思って
触れてみたら、
パタパタと羽ばたいて
逃げていった。

画像検索してみたら
外国サイトで
「Pale Oak Beauty」
とあった。

訳してみれば
「淡樫美」となる。

和名の
「エダシャク」が
それかもしれない。

これは、
生物の教科書にも出てくる。

産業革命後の公害の影響で
樹皮が煤けたので、
自身の体表もそれに合わせて
黒っぽく変化させた
「工業暗化」という
適応の処に出てくる。





豚肥ゆる秋?

2017-10-19 07:55:00 | 風景
晩秋になると
毎年、室礼に掛ける
色紙がある。

フミが初めて
保育園で字を覚えた頃、
すかさず山頭火の句を
平仮名で書かせてみた。

字を書く悦びが
山頭火の児戯的な歌風に合って
味わいのある作品となり
お気に入りの一枚でもある。

当人も
こんなものを書いたことを
覚えてはいないだろう。



「わたし」の処で
「た」抜きになったので
あとで付け加えた。

これでは「タヌキだ」と
言ったかどうだが・・・。

落款は中国への
修学旅行の引率時に
篆刻士に掘ってもらった
「陰陽デザイン」である。



花枯れの庭から
赤く稔った柿と
ハナミズキの照葉を
活けてみた。

花入は
大学同級生の
ナリテンさんに頂いた
「越乃寒梅」の洒落た
青い一升瓶を用いてみた。

浴槽に一晩沈めておいて
ラベルの糊を剥がし
タオルで磨き上げた。




昨日は朝一の検診で
食事抜きだったので、
それが終わって11時頃の
ブランチとなった。

グルメ番組で
「トンテキ」なる
豚のステーキを見て、
面白がって
特売の480g(400円)の塊りを
買ってきて早速焼いてみた。

最初はグリルパンで
網目をつけて、
それから魚焼グリルで
両面にじっくり火を入れた。

少し寝かせてから
カットしてみたが
まだ肉汁が落ち着いてなくて、
ジュースのように滴った。

切り口は
ほんのりとしたロゼで、
先日頂いた
「ワイングラスで呑む日本酒」を
合わせてみたが、
なかなかのマリアージュであった。

ただ、
特売の「米豚」だったので、
フレンチ・レストランで頂く
「富士幻豚」や「三元豚」のような
ブランド品のような
旨味や香りには
いささか物足りなかった。

さすがに、
見た目は圧巻だが、
480gは多すぎて
200gあたりまでで
やめておいた。

それでも
カロリーにすると
丼飯2杯分になる。

残りは、
今日、厚切りにして
バーナーで焼いて
炙りチャーシューにしようかと思う。




市民検診

2017-10-18 08:12:00 | 風景
今日は
9時から市民検診に行く。

年に一度の
メタボ検診でもある。

なので、
朝食抜きで血を抜かれる。

CKD(慢性腎臓病)の
クレアチニン検査は
毎年、ドキドキもんだが、
どうにか1.1ステージⅡで
止まっている。

これがⅣになったら
人工透析である。

HbA1cも6.1で
主治医から
「ギリチョンだねぇ」
と節制を促されている。

亡き親父も糖尿病だったから
遺伝的には可能性大である。

胃カメラや
大腸カメラなぞは
苦しいし、高いんで
毎年、パスしている。



朝の通勤時には
11℃まで
気温が下がってきた。

車内のヒーターが
温まるまで
膝掛け毛布での
保温が要るようになった。

これが
10℃を切ったら
いよいよ初冬という
ことになるだろう。

してみると、
11月からは冬入りで、
今は晩秋ということになる。




通勤の棚倉路で
好きな風景がいくつかある。

稲田と竹林の間に
疎水が走っている
この風景には
つい目を奪われる。

冬には
粉雪が粉糖を散らしたように
竹に薄っすらとかぶって
これまた風情がある。





来年のリサイタルの
Ⅰステージのプログラムの
練習にぼちぼち入っている。

なかば暫定ではあるが・・・

もののけ姫
君をのせて

影を慕いて
津軽のふるさと

パヴァーヌ(ルネッサンス・ギター)
少年時代
 
セヴィリアの祭り
パコのファンダンゴ

・・・の8曲を
考えている。

トリの「ファンダンゴ」は
3年連続である。

毎日、PCデスク前に飾られた
パコの遺影を眺めているせいか、
それとも、ようやくファンダンゴが
自分のものになった感じが嬉しいのか、
今、いちばん弾きたいと思い、
トリ曲に据えてみた。




大吟醸もどき

2017-10-17 04:29:00 | 食物・飲物

大学の同級生で
ギター部仲間でもある
T中の校長から
廉価の紙パックでありながら
「最高金賞」を受賞したという
『菊正宗』を頂いた。

職員室の隣の校長室で
酒をもらうというのも
ナンだが…(笑)。

さっそく、
ぬる燗と冷(ひや)で
テースティグしてみた。



シールにも表記されているように、
冷でやってみると、
まるで大吟醸のような
フルーティーさには驚いた。

ぬる燗でも、
なかなかに佳かった。

さすがに、
酒を知る酒飲みが
推薦するだけはある(笑)。






ソータに入れ込んで以来、
いろんな対局を
観戦する機会が増えたが、
時折、見事な将棋盤を
ハイビジョン映像で
見ることがある。

先日の『クール・ジャパン』でも
やっていたが、数少ない
盤師という伝統工芸士による
手造りの物は、
1セット300万もするそうな。

カヤという木を
狂いがでないように
何十年も寝かせてから
盤に仕立てるという。

そして、
あの升目は
日本刀の刃先に漆をつけて
盛り上げるようにして付けるのが
見事な技であった。

ソータ戦でも常に、
木目から見る限り
最高級の盤が
用いられているのがわかる。





秋祭りの
画像スケッチが
まだ何枚も残っている。

やはり、
お化け屋敷の
おどろおどろしい
「生首記念フォト」とか
「クモ女」の怪しげな幕絵が
非日常的で面白い。