『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

阿武隈河口

2016-08-16 06:02:00 | 風景
お盆休みのカミさんと
三日続けてドライヴに
出かけた。

いつかは見てみたい
と思っていた
阿武隈川の河口まで
行ってみた。

家から80km弱なので
棚倉勤務よりも近いくらいである。



家の前の阿武隈川から
河口まで、
ゴムボートで「川下り」をしたい
という野望を今も捨てきれないが、
未だに実行に移せずにいる。

去年やろうかと
中古のゴムボートの
下見までして、
ライフジャケットやら
用意しようとした矢先に
県庁前で溺死者が出て
カミさんに
「ほーら。死ぬかもしれないよ」
と脅されて怯えてしまった。

今回、阿武隈川に沿った
349号線を河口まで車で下って見て、
おおよそのイメトレにはなった。

今年は渇水で、
難所と思される
阿武隈渓谷の急流は
さほどの脅威には感じなかった。

これが増水していたら
カヌー競技のような激流となるので
やはり命懸けである。

三男が大学を卒業して
社会人になったら、
もう死んでもいいので、
還暦後の冒険として
挑もうかと思っている。




河口に架かる
亘理大橋の上から見たら
波が川を1㎞ほど遡上していて
それはダイナミックな景観であった。





3.11で1階の天井まで
津波がきたという荒浜中学校は
一昨年、立て替えられ、
1階はすべて吹きぬけ建築で、
津波が通るような新設計になっていた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名勝負

2016-08-15 11:33:00 | ノンジャンル
朝8時に目が覚めたら、
卓球の女子団体戦の
ライヴが盛り上がっていたので、
じっくりと観戦してみた。

ミマちゃんが2-3と惜敗し、
佳純ちゃんが3-2で辛勝し、
1-1で、ダブルスが2-3の惜敗。

続いて、
佳純ちゃんが3-0の完勝で
2-2で、愛ちゃん登場。

勝てば、
2大会連続
銀メダル以上が確定。



天才少女だった
「愛ちゃん」に、
勝敗の行方が託されたのは
ドラマチックだった。

相手は世界ランク7位で
愛ちゃんが8位。

2-2のファイナル・ゲームまでもつれ、
9-7で、あと2点というところで
逆転され、最期はなんと
サイドのエッジボールで
やられてしまった。

思わず、
「なんじゃ、コリャーッ!!」
と、怒鳴ってしまった。

ヾ(*。>◇<)ノ

卓球の試合を
真剣に観たのは
初めてだが、
やはりこれも
テニス同様に
メンタルなスポーツで、
駆け引きや運も左右し、
「テーブル・テニス」と
言われるだけのことはある
と痛感した。

接戦の惜敗だったが、
稀に観る
名勝負だったと言えよう。




昨日は、カミさんと
茂庭の奥の399号線から
鳩峰峠までドライヴに出かけた。

ここは、心霊スポットとも言われ
いささかビビリながらだったが、
細い道に覆いかぶさる樹木で
ずっとトンネル状になっていて
昼間でもライトを点けて走らないと
対向車にこちらの存在が
判らないほどてある。

途中、3台ほど
対向車が来たが、
やっとやっと
すれ違えるほどしか
道幅がない。

峠に着くと、
さすがに周囲は開けていて、
福島と山形の両方が
眺望できた。

カミさんは車を降りるや
さらに小高い頂上をめざして
ひとりスタスタ登って行った。

さすが「元祖・山ガール」で
とてもついて行けなかった。




湖南の湖の畔りで
アーチ状の柱を持つ
トンネルを通った。

モダン・アート風だったので、
一つの作品に仕立ててみた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湖南

2016-08-14 05:06:00 | 風景
カミさんも
お盆休みとあって、
初めて湖南に出かけてみた。

永らく福島に棲んでいても
未だ観ぬ風景は随所にあり、
湖南から眺むる磐梯山も
なかなかに乙なものであった。



夏真っ盛りとあって、
湖水浴やジェットバイクを
楽しむ姿が岸辺のあちこちで
見られた。

カミさんの希望で、
初めて布引高原という処に
行ってみた。

この辺りは、
郡山市湖南町になるらしい。

高台にある風力発電用の
白い風車群を近くで見ると、
まるで巨大なモダンアートの
オブジェのようで
壮観であった。



頂上にある展望台まで
10分ほど山道を
登らねばならなかったが、
「熊出没注意」の看板に
ビビリながらも恐るおそる
足早に歩みを進めた。

一早く展望台に辿り着いて、
眼下を見たら、
えっちらおっちら来るのを
クマかと思ったら・・・
カミさんだった(笑)。

どっちもコワイものだから、
「出没注意」には
笑えた。





風車の周囲のヒマワリは
これからのようで残念だったが、
高原を下った道沿いに
群生が咲き誇る一角があって、
真っ赤なサルビアとの
極彩色の景色であった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

照南湖

2016-08-13 05:37:00 | 風景
遠出のランチの帰りに
土湯の旧道を降りてきて、
途中、「照南湖」なる
かつてのスケート場で
蓮の花を撮影してきた。

ながらく
放置されてきて
荒れ果てていた沼だったが、
キレイに整備されて
裏磐梯の弥六沼のような
雰囲気になっていた。

でも、「湖」というには
無理があって、
やっぱりこの規模は「沼」が
相応しいだろう。

談志家元の『やかん』では、
いろいろとトリビアを
訊ねる八っつぁんに
ご隠居さんが、
「湖と沼とは、どう違うんです?」
「気持ちいいのが湖で、
 気持ちわるいのが沼」
と、見事な
定義をしてくれる。



のんびり
バード・ウォッチングを楽しんでいる
年配者とも言葉を交わしたが、
鴨の羽音が
辺りに響きわたるほど
森閑とした中に
見事な蓮の花が咲いていた。








午後からは、
撮り溜めた『怪談劇場』や
『ポワロ』『シャーロック』を
ベッドの上で見ながら、
処分しようと思っていた
息子のアーミー風パンツの
ウエスト拡張作業をした。

試着してみたら
10cmほどキツかったので、
ダイソーで日よけの伸縮する
アームプロテクターを買ってきて、
それをお尻を裂いて縫い付けた。

そして、左右の
ポケットの蓋を外して、
ダミーポケットのように見せて
覆いをしてみた。

履いてみたら、
脚のラインがピシリと出た
ロング・パンタロンで、
アーミー・シャツと
ハイヒール・ブーツとを
コーデしてみたら
なかなか満足できる
トータル・スタイルになった。

縫合部のほどきから、
縫いつけまで、すべて
手仕事でやったので、
4時間ちかくかかったが、
裁縫中はなかなか楽しげな
クラフト・タイムであった。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山の日

2016-08-12 05:52:00 | 風景
初めての「山の日」
というので、
カミさんと
岳温泉の手前にある
スカイピアの「空の湯」に
行ってきた。

ここは、かつては
グリーンピアという施設で、
20年前くらいに
アキやフミを連れて
亡き父たちと何度も遊びに
連れて来た処である。

不思議なもので、
施設に入ると、
子どもたちの幼い頃の
声や表情が
デジャヴュの如く
甦ってきた。



久しぶりに訪れた施設だが
グリーンピア廃業の後は、
温泉施設のみが営業になっていて、
以前と変わらない
大浴場であった。

かつての室内プールは
広々とした休憩所に様変わりし、
近郊の年寄りや家族が
畳敷きの上で食事をしたり
寝転がって保養を満喫していた。





道端にはススキが
赤い穂を出していて、
山にはすでに秋の気配が
到来していた。

吾妻小富士と一切経の
露出した山肌が、
青空と周囲の深い翠に映えて、
クッキリと目に飛び込んできた。

「山の日」に
美しい山を眺めるのも
ワルクない気分である。

もっとも、
夏休み中に
祝日にされても、
あまり旨味のない話ではあるが…。




帰りに立ち寄った
ウッドクラフトの店
「もりのこうぼう」に
美しいオニユリが咲いていたので
接写で撮影し額装してみた。

オニヒトデを想わす
色と姿だが、
反り返るように咲く花弁と
雄蕊(おしべ)に
「山の精」と「命の勢い」を
感じさせられた。

オニユリの学名は
「Lilium lancifolium
(リリウム・ランシフォリウム)」
と言う。

造語で英名をつけるとすれば、
「鬼」は可哀想なので、
「spotted orange lily」
とでもしたい処である。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする