『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

健康メタボ?

2016-08-11 04:07:00 | 健康
2ヶ月に一度の
メタボ検診に
もう10年近く通っている。

検診は
問診と聴診、
血圧測定だけで、
そのたびごとに
抗コレステロール薬を
2ヶ月分処方されて
ちょうど3.000円かかるので、
年に18.000円の出費である。

現在、大学時代よりも
15㎏も肥ったので
BMI=26.7の「過体重」にある。

これが、
CKD(慢性腎炎)や
糖尿病予備軍(A1c=5.9)
の元凶であることは
間違いないのだが、
運動習慣がなくなってから
なかなか食事制限だけでは
効果的に減ってくれない。



そしたら、
主治医のブログに
「高齢者は太めが長生き?」
という日本人における
肥満パラドックスを支持する結果が、
岡山大から報告されたという。

それによれば、
BMI=23.0~27.5(過体重)は、
全死亡危険率が
正常体重の0.83倍であるという。

欧米の報告では
肥満者は有病率・死亡率ともに
正常者を上回るというのが定説なので、
まさしく「ジャパニーズ・パラドックス」である。

自分もすでに
CKDや糖尿病予備軍なので
有病なのは確かだが、
「ガンとか血管病のリスクが減って
けっこう長生きするよ」
というパラドキシカルな事実を
見せつけられて、
「どうしたもんじゃろのぉ~」
と、とと姉ちゃんみたいに
受け止めかねている。

それでも、
せめて夏休みの間には
2~3㎏は落としたいところである。




今日は「山の日」という
初めての祝日だという。

「海の日」があるから
「山の日」も作ったというから、
そんなら「川の日」も作れやい、
と揶揄したくもなる。

夏休みに入ってから、
熱中症予防のため、
もっぱら“おうちバカンス”で
ゴロゴロ、グータラばっかりしている。

山にも海にも出かけず、
エアコンと扇風機で涼みながら
読書三昧(マンガも含む)、
昼寝三昧の毎日である。

合間には
部屋の片付けや
気分転換に新しい店に
外食に出かけたりしている。

今日ぐらいは
祝日名にこじつけて
岳温泉あたりまで
ドライヴしてランチしてこようかな、
と涼しい朝のうちは思っているのだが、
厚くなってくる日中頃には、
また穴熊のように涼しい寝室に
引き篭もってしまうかもしれない(笑)。




今週から
『とと姉ちゃん』に
真野響子が
“平塚らいてう”役で
出ている。

前回の連ドラ
『あさが来る』で登場した
若き日の“平塚らいてう”は
生意気でいけ好かない女だったが、
真野響子扮する平塚は
穏やかな好々婆といった
品のよい感じである。

『寅次郎と殿様』では
まだ25歳で、
可憐なマドンナ役だった真野も
64歳になったが、
相変わらずの清楚感と
上品さは保っていた。

40代の頃は、
『ちゅらさん』で
我が子を亡くす母親役で泣かされ、
息子に孫ができて狼狽しながらも
お茶目にハシャグ祖母役に
笑わされもした。

今回の慈愛に満ちた
“平塚らいてう”もまた
楽しみな役処である。



真野の清楚で美人な
老け役とは対照的に、
片桐はいりは
その異形からエキセントリックな
インテリ教師役が
これまたハマリ役で
若い女優陣の薄くて軽い存在感を
重厚に支えている。



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大量殺人の心理

2016-08-10 06:50:00 | 勉強
「やまゆり園事件」の
ケース・スタディをするのに
参考文献として
精神分析学者の著書に
目を通している。

筆者はラカン派の
臨床医であるので、
その方面からの切り口で
一貫して語られている。



これまでの
日本とアメリカで起きた
大量殺人事件と
今回の「やまゆり園事件」には
いくつかの共通項があることが
解った。

ただ、
これを未然に防ぐというのは
至難のことであることも
同時に思わされた。

根幹には、やはり
生後からの
必要にして十分な
母性・父性のバランスの取れた
家族関係が必須なのである。

今日、児童虐待件数が
10万件を超えたという
家庭状況の劣化を見るに、
反社会性パーソナリティを
抱くに至る子どもたちを醸成する温床が
増えることはあれ減ることはない
という憂慮すべき現状にある。

それに加えて、
ネット社会の蔓延化、
スマホ依存の常態化、
「ポケモンGO」なぞに現を抜かし
現実検討識を失して検挙される輩を
観るにつけても、
民度の劣化をも
感じずにいられない。

人口減少、少子高齢化というのは
この国が衰退期に入ったという
ことでもあろう。

政治劣化、
企業モラル劣化…と、
大人社会がガタガタなのだから、
常時不景気ムード下に生まれ、
ゆとりなく育った若者が、
デプレッシヴな気分と
アグレッシヴな衝動を抱いたとて
何ら不思議はないのである。

犯罪史上、稀にみる
「やまゆり園事件」でさえ、
オリンピック・フィーバーで
早くも忘れ去られ、
過去のものとされる危惧すらある。

3.11や原発事故で
今尚、仮設暮らしや
県外避難が十万人以上いる
という事実も、
忘れ去られようとしている。

まさに、
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
である。

リオが終われば、
東京オリンピックを目指して、
バブリーに、マニック(躁的)に、
ハシャいでいくつもりなのだろう。

3.11を上回る
「頂門の一針」を喰らわねば
まだ目の覚めぬ
日本人なのかもしれない。

個々の民は、
慎ましく、しとやかに、
日常を大事に暮らしているのだろうが、
戦時中のように
中空構造的社会の中心に
軍属のような善からぬものが
その座を占めると、
一億総ヒステリー状態に陥るという、
ナチスを支持したドイツ国民と同じ過ちを
日本は過去に犯したのである。

世界情勢もキナ臭いが、
日本の国内事情も
そうとうに病み始めていると
思わざるを得ない。

それでも、救いは
教育現場や学校臨床で
まだ8割近い子どもたちや
その家族たちは健常で
まともである、ということである。

我われの仕事は、
力を得つつある悪貨が、
この健常な良貨を
駆逐することがないように、
しっかりと見張り、
不退転の壁となることである。

だいぶ以前に、
「変造ウォン」という
韓国貨幣に手を加えた悪貨のせいで、
自販機で500円硬貨が
使用できなくなったことがある。

少数の悪貨のせいで
良貨が駆逐されかかった
注目すべき現象として、
記憶に留めて置いた。




子ども部屋の片付けをしていたら、
ラジコンのプロポが出てきたので、
ボックス電池を買ってきて
操作してみたら、
ちゃんと動いてくれた。

ただ、キャタピラが劣化して
途中で切れてしまったので、
仕方なく針と糸で縫い合わせた。

車体の電池の蓋もなくなっており、
ガムテで間に合わせたが、
砲塔も旋回し、BB弾も発射するので
しばしの間、童心に返って
遊ぶことが出来た。

ちなみに、
これはだいぶ以前に
自衛隊戦車をドイツ軍色に塗り替えて、
ウェザリング(汚し)を施し、
デカールを貼って
改造したものである。

たしか、
アキかナツの
クリスマス・プレゼントで
5、6千円したと思う。




ロンドン・オリンピックの
ゴールド・メダリストで、
当時もその形相から
「殺し屋」と渾名された
女子柔道の松本が、
試合直前にあの「殺し屋」睨みを
見せてくれた。

今回は残念ながら
銅メダルで、
インタヴューで感想を訊かれ
「甘酸っぱいです…」
と女の子らしい
柔和な表情に戻っていたのが
印象的であった。
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オリンピック・ゲーム

2016-08-09 06:35:00 | TV・ドラマ
あまりオリンピックに
興味はないものの、
早朝に目覚めてテレビをつけた時、
たまたまライヴで
試合の盛り上がった場面に
出くわすと、そのまま
見入ることはある。



昨日は、日本のエース
石川佳純の初戦で
北朝鮮の選手に敗れるシーンを
目の当たりにした。

卓球でカットマンと言われる
もっぱらカットで返球する
防戦タイプのプレーヤーに対して
ファイナル・ゲームまで競っていたが、
石川が最大の山場で
脚をつらせてしまい、
体力的に敗色濃厚になった。

カットマン対策はして望んだとはいえ、
オリンピックという大舞台で
緊張と大歓声の中、
未経験の長丁場で
脹脛(ふくらはぎ)が悲鳴を
上げてしまっては、
勝ち目はなかった。

北朝鮮選手は国際大会に
出場してこないために、
相手のデータがなかった、
と解説は語っていたが、
本番の真剣ガチンコ勝負で、
そんなことは言い訳にすらならない。

勝ったものが強いのである。
負けたものが弱いのである。

思えば、
“柔ちゃん”こと田村亮子も
96年のアトランタで、
84連勝の無敗を誇りながらも
北朝鮮の選手に敗れた。

あの時も、
同じようなことが囁かれたが、
北朝鮮選手は貧しいがゆえに、
国際大会に出ることが出来ないのであって、
スポンサーがついていたり
CMで何千万も稼いでいる日本選手が、
ハングリーさ、必死さ、真剣さにおいて、
本チャンの闘いで
相手に負けただけなのである。




今朝は、
体操団体のライヴを観た。

鉄棒を三人とも無難に決め、
床では鉄壁の演技を見せ、
現時点で99%優勝間違いなし、
というトップに立った。

白井、内村の名は知っていたが
イケメンの加藤選手というのは
知らなかった。

団体戦のプレッシャーなのか
三人とも演技を終えるたびに
胸を撫で下ろし
ホッとした仕草を見せた。

「絶対王者」の内村、
「床の天才」の白井をして、
大舞台のチーム戦というのは
自分の責任を感じて
緊張するものに見えた。

なんだか、
長野冬季オリンピックで
原田がミスった後、
船木たちが挽回して
団体優勝して、
原田が雪上で泣き崩れた
名場面を彷彿した。




難民選手団の競泳選手
ユスラ・マルディニ(18)という子が
可愛いとネットで評判になっている。

彼女は、
トルコから地中海を渡って
ギリシャに向かう途中、
すし詰めの救命ボートの
エンジンが故障し、
海に飛び込んで3時間も
ボートを引っ張り続け
人々の命を救ったという。

100mバタフライ予選では、
41位で予選落ちだったが、
「オリンピックの舞台で
泳ぐことをずっと夢見ていたので、
とても気持ちよかった」
と語ったという。

11日には、
100m自由形に出場するので、
ライヴで観戦してみたい。

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猛暑日つづき

2016-08-08 03:14:00 | 季節
連日30℃を越す真夏日、
35℃を越す猛暑日が
続いている。

真夏だから、
当たり前だが…。

そういえば、
三島由紀夫の
『真夏の死』という短篇が
我が家の朗読ライブラリにあった。

市立図書館や
十数ヶ所ある学習センターから
10年近くかかって借り出した
1.000枚ほどのCDをコピーして、
ファイリング、パソコン管理しているので、
検索すればすぐに聞けるようになっている。

『真夏の死』は、
蟹江敬三による
重々しい渋い朗読である。



一日、一度は
用足しやら外食で
車に乗っているが、
乗り込むのが日中だと、
カーポートのない置き曝しなので、
車内は40~50℃という
尋常ならぬ高温のサウナ状態になっている。

最近では、
熱中症予防に、
庭で一度放水して
車体を冷水でクールダウンさせてから
出すようにしている。

そうすると
エアコンの効きがよく
瞬時に25℃くらいまで
下がってくれる。

ボディが黒いので
真夏は熱を吸収して
走行中でも屋根が
激熱になってしまう。

この時季の外出は、
氷・冷水の入った
マグボトルは必携である。




ちょいと郊外に出ると、
桃がちょうど熟れ頃で、
赤い実が青空に映えて
極楽浄土のような
豊穣の景色を見せてくれている。

毎日のように
水分とビタミン補給に
桃とスイカを食している。





テレビを視ていて
目を魅かれる女性が幾人かいるが、
『女酒場放浪紀』の
万波奈穂(31)と
NHKアナの橋本奈穂子(36)が
好きなタイプである。

偶然にも、
ダブル「奈穂」だが、
マンナミちゃんの方は
時折見せる「アヒル口」が可愛いく、
ハシモっさんの方は、
NHKアナらしい前で手を組んだ
佇まいが清楚感があって
キュートである。

いずれにせよ、
親爺心を擽(くすぐ)るのは、
サンマみたいに脂の乗った、
桃のように熟れ頃の
三十路女性なのかもしれない。

(´¬`) イイ!



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(▼ε▼メ)…凹ンダァー!

2016-08-07 04:55:00 | 
夏休み中、
うちに居っ放しというのも
気が寄るといけんので、
気散じのために、
昼餐に新奇の店に
外食に出ている。

昨日も、
郊外の初めての蕎麦屋に出かけたが、
帰りに、バックで駐車場を出る時、
路上の電柱にぶつけてしまい、
リア・バンパーを凹ませてしまった。

(▼ε▼メ)…凹ンダァー!

後ろに目はない、とはいえ、
ちょうど死角になっていて視認できず、
ドカーン! と大音声と共に
衝撃を喰らった時には、
「ウワーッ!!」
と驚いた。

これまで、
何度かぶつけたり、
ぶつけられたりしたが、
車内で聞く衝撃音というのは、
マジでビビるほどの
大きな音である。

運転歴40年にして
未だにこんなミスをするので
情けなくなるが、
これを機に、今まで
何処でも前進駐車を
慣わしとしていたが、
今日からは面倒でも
後進駐車に改めようかと
過剰訂正しようとも思っている。

それでも、
「神様に、大難を小難に奉り替えて頂いた。
 有り難いことなんだ」
と「思い替え(リフレーミング)」をしたら、
いくらかストレス・コーピングとなって
早く立ち直ることができた。

その後、
気持ちも凹んで
一過性の精神異常状態だったので、
十分に注意して帰途についたが、
いつも通りなれている交差点を
通り過ぎた所で、
プチボケ風爺様が周りも見ずに
ヨボヨボと道路を横切ったので
逸早く視認できて徐行したので
やり過ごすことが出来た。

その瞬間、
(あッ! これが、大難の回避だったんだ…)
と腑に落ちるようだった。

通常速度で交差点を通過していたら
もしかしたら、爺様を跳ね飛ばして、
最悪、事故死させて
交通刑務所に収監されていたかもれしない。

それを車が身代わりになってくれて
ドーン! という大音声と共に
「お気付け」させて頂いたと解すれば、
これはやはり「ありがたい」ことであった。

アクシデントへの
都合のよい解釈であるかもしれないが、
「物語ることは癒すこと」でもあるのだ。

また、
人生は多くの
対象喪失体験の連続でもある。

事故、怪我、病気、災難、痛い目に
遭わない人生など有り得ないし、
「石橋を叩いて渡らない」ような
ヤワな惰弱な生き方は
「英雄の生涯」とは為り得ない。

テニス・プレーヤーでも、
リスクを侵さないプレーヤーは
観ていても魅了されないし、
演奏家も同じかもしれない。

失敗を怖れていては、
人生は「何も始まらず何も終わらない」
ツマラナイ、無彩色、無変化の
時空体験で終わってしまうだろう。



帰宅後、
凹んだ箇所を上から叩いたり
腕を入れて引っ張り出して、
ダイソーの黒スプレーで
塗装したら、なんとか
目立たない程度にはなってくれた。

自分で貼った「4WD」の
プラシールも欠けてしまったが
それも年季の入った
「味」ということにしておこう。

ボンビー・カウンセラーなので、
傷ついた箇所を
一々修理に出してもいられず、
「切られの与三郎」みたいに
満身創痍の愛車である。

カワチの駐車場に停めたら、
周りの車がどれもこれも
ピッカピカで傷一つないのが
なんだか異様にさえ思えた。

日本人の車を常にキレイにしておく
という異様さを
ある外国人が指摘したのを聞いて
(なるほど…)と感心したことがある。

東欧や中南米、東南アジアあたりでは
車は汚れてるのが当然で、
靴の裏側を一々ふいたりしないのと
同じ感覚なのである。

そういえば、
大学時代に
初代コルサを
亡き父に新車で買ってもらった時には、
大事にワックスかけをし
室内清掃を週一でやっていた。

自分で買った現中古軽は、
一度も洗車、清掃をしたことがない。

ナゼかナンデダロウ~♪
と思わないこともないが、
歳とってメンドっちくなったのか…、
汚れたら雨が適度に流してくれるので、
その方が、すこぶる楽であるのは
確かである。

 雨降らば
  濡るるに任す
   我が愛車
    けふも世話になり
     ありがたふと礼言ひぬ

               瓢水




凹んだ車で
気分も凹みながらも
パセオの旧七夕飾りを
眺めてきた。

どういうわけか
以前のようには
もう気分が高揚もせず、
オリンピックの開会式にも
まったく興味がなくなった。

人生の残り時間が
あとわずかなので、
形而下的な瑣末なことは
興味対象から
離れてしまったのかもしれない。

自分が面白いと思う対象だけに
意識とエネルギーを集中していこう、
というのは、やはり
「終末効果」に
入っているのかもしれない。

線香花火や電球のように
最期はパッと輝くのだろうか。




フラメンコ専門店
【アクースティカ】から
メールが来て、
引越しにつき全品半額セール
というので、
中古盤を540円で
6枚ほど注文した。

三人は無名のマイナー・ギタリストだが、
いずれもオールド・スタイルで
演奏しているので
昨今のドガチャカのモダン・スタイルに
馴染めないので、愉しみではある。

パコが12才頃の
デヴューCDもリリースされたので
ついでに注文した。

中一くらいの年齢にして
すでに完璧なテクニックと
音楽性があったというのだから
やはり50年にひとりの天才なのだろう。






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