先日、通勤途中で
きれいな羊雲が見れたので、
信号待ちの間、
大空に向かって
何枚かシャッターを切った。
モコモコ毛の羊たちが
まるで群れをなして
移動しているようで、
「羊雲」とは
まさに言い得て妙である。
音楽堂用の
パンフとポスターが出来たので、
さっそく事務局に届け
貼ってもらえるようにした。
去年も200枚近いパンフが
3ヶ月ではけたので、
また、なくなり次第
補充にいかなくてはならない。
来週には、また
市役所の文化課に
市内12ヶ所の学習センターへの
ポスター・パンフ依頼に出向く。
この時ばかりは、
《楽壇ひとり》の
マネージャー姿に身を固め、
さながら、芸人(自分)を押す
キレ者風役柄に変身する。
なにせ自分の宣伝に
自分で行くのだから、
よほど自己愛が強いか、
厚顔無恥でないと勤まらない。
つくづく、有能マネか
事務局か美人アシ(笑)が
ほしいところである。
BSで菅原文太の追悼番組
『仁義なき戦い』の第一作が
まあまあ面白かったので、
シリーズ全篇の4作を
ツタヤで借りてきて
一挙に観た。
故人となった役者たちの
個性的演技が
それなりに楽しめた。
子どもの頃は、
成田三樹夫の強面(こわもて)と
ドスのきいた声は、
本物のヤクザのようで
怖かったが、今見ると
なんとも味があって、
まるで和製アル・パチーノのようである。
山城新伍の弱腰のヤクザ役も
コケティッシュで面白かった。
ブレまくり親分役の金子信雄は
全篇に殺されもせず登場するが、
後年、モノマネ芸人たちが
パロッているように、
独特のダミ声でのオーバー・アクションは
凄惨な殺戮シーンの間の
緩衝材的効果を果たしている。
『コロンボ』声優で
一世を風靡した小池朝雄も、
味のある演技で、時折、
コロンボのような声になるのが
楽しめた。
川谷拓三は毎回、
大部屋の端役扱いでクレジットされ、
異なる役柄で登場しながら
毎回犬死にする(笑)。
早死にはしたものの、
後年、彼も主役を張るほどに
有名になったが、
端役時代にもさすがに
個性際立つものが見られた。
これらの中に在って、
さすがに菅原文太は
個性と存在感があり、
作品全体をピリリと引き締めていた。
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