『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

六十路の手習い

2024-04-04 08:12:36 | 

朝夕はいまだに
ひんやりもしてるが、
日増しに、春爛漫の気配が
しつつある。

庭のレンギョウも満開となり、
ボケも桃色の花芽をつけだした。

いずれも、
亡父が手植えしたものなので、
その花々も父が残してくれた
自然遺産のようにも思える。



*

陽気に誘われ、
少しは散歩しなきゃ・・・と、
近所の文房具店まで
筆記具を買いに出かけた。

勤務校にも
寸暇の手習いとして
小学生用の「学習ノート」が
置いてあるが、春休みの
集中お稽古用に一冊買ってきた。

ついでに、
書室での色彩書の為に
水色の顔彩も買ってきた。

YouTubeで
たまたま知った
『プラマン』という『ぺんてる』の
プラスチック万年筆があったので、
初めて買ってみた。



*

書き心地のいい筆記具を
2本入手したので、
朝から晩まで、久しぶりに
YouTubeでの『ペン字講座』で
朝・昼・晩・・・と、
4時間ほど視聴してお稽古した。

晩には、練習帳の7頁に
およそ700文字ほど
書いただろうか。

文字を書く楽しみを
しみじみと味わいながら
「一字入魂」でやってはいるが、
いかんせん、手元が定まらず、
まだまだウェル・バランスの
「美文字」にはなっていない。

JCで二度の日本一になり
ローカル番組にも出た
天才書家のYちゃんの
手書きの『卒業文集』を見たら
他の子たちとあまり大差なく
毛筆と硬筆は
また別の感覚なんだなぁ・・・とも
思わされた。

自分も付け焼刃のペン字を
一年以上やってはいるが、
手書きの「執務記録」を
あとで見返すと、
「へったクソだなぁ・・・」
と、ガッカリするのが常である。

周囲には、
手書きで惚れ惚れするような
美文字を書く女性の同僚が
少なくなく、かねがね、
その境地に到達したいとも
願っている。



*

カミさんの京土産も
早く食べないと
賞味期限が切れるので、
毎日のように
青竹羊羹と麩饅頭を
頂いている。

羊羹の方は、
青竹のオシリを付属の錐で
ブスリと穿孔しないと
スルリとでてこない
仕掛けになっている。

*

ぼっちランチの
デザートをとりながら、
その商品タグを手本に
そこにある漢字全てを
枡罫線のある学習ノートに
書いてみた。



新しい筆記具を得ると、
毎度のこと
何を書こうか悩むが、
とりあえず、身近にある
漢字素材を「美文字の法則」を
適用して作品を書くつもりで
練習している。

楽器習得と同様に
何事も繰り返しの修練・稽古で
身に付くものである。

最近では、
「書字療法」として
カウンセリングでも
自分の名前・住所を
「美文字に仕上げる」という
作業的なアートセラピーを
適応できそうな生徒に対しては
実施して成果が出ている。

その為に
「教える側」としての
勉強としても身が入る。



***

数年前に
変体仮名で作品化し
カウンセリング室の室礼にしてある
「いろは歌」を漢字まじりの
現代語に試し書きしてみた。


そしたら、
もいちど、その意味を確認するのに、
ウィキってみたら、
驚くべき「説」もあり
面白かった。



*



ネットニュースに
アイコ様が大学卒業して
日赤に嘱託勤務された、とある、
幼少期のイメージしかなかったが、
成長されてずいぶんと
キレイな女性になったもんだと
ちょっと感心した。



もっとも、
マサコ様が美人だから
カエルの子は蛙だなぁ・・・
とも思った(笑)。

時折、ニュースにでる
カコちゃんも可愛らしい。

どちらも、
アイドル・タレントたちにはない
気品を感じるのだが、
それは、皇族という
先入観があるからなのだろうか・・・。




 

 

 


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