『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

日本一の『馬鹿野郎』(笑)

2023-05-16 07:36:00 | 

 

五月も半ばとなり、
きのうは
「走り梅雨」のような
肌寒さでストーヴをつけたが、
一転して、きょう、明日と
25℃、32℃の
「夏日//真夏日」になるという。

日内変動や日間変動が
7℃以上あると、
自律神経失調症が起こりやすい
というが、
この寒暖差で体調くずしているのは、
JCにも多い。

自分も持病の
座骨神経痛と顎関節症痛が疼き、
それに加えて、ギター練習による
背中、腕、手、指も痛んでいる。

さりとて、
コンサートまで
あと11日なので、
練習を怠るわけにもいかず、
文字どおり、身を削り、
痛みに耐え、薬を飲みながら
ギターを弾いている。

せめてもの、
気慰みに、これを
“演奏家の使命”
という矜持でもって
精神の平衡を保っている。

《慢性疼痛》は
QOLを下げるだけでなく、
鬱をも併発し、
厭世気分や希死念慮を
高める厄介なものである。

でも、この痛みと
オサラバできるなら、
死ねることは「恩寵」とも
考えることができる。

釈尊の説いた「四苦」
《生病老死》を
すべて体験するために、
この世に魂が受肉した、
ワンネスから意識が分離した、
と魂理学的には考えている。

ならば、
自分の魂が設定した
この人生で
【無意味な痛みはない】
はずなのである。

 すべてに禮をいふこころ
  神をあらはし
   神になるこころ

・・・と、
師の碧水先生は
究極の歌に詠まれた。

すべてに感謝するのである。

痛みにも、哀しみにも、
苦しみにも…。

常識の世で生きている
生身の人間には、
なかなか出来ない事である。

まさに、
ここにおいて、
スピリチュアルに、
魂理学的コレクトで
「深く生きる」という事が
「四苦を生きる」という事
なのかもしれない。

*

きのうは
K中勤務だったが、
久しぶりに、Uちゃんが来て、
「これ…」
と言って、
折りたたんだ紙片を
手渡してくれた。

開いてみると、
墨痕淋漓と
『馬鹿野郎』
とあった(笑)。

それを見た、
職員室内の先生方も
失笑していたが、
けっして、彼女が
からかったのでもなく、
自分でそれを洒落文字として
彼女にリクエストしていたことを
忘れていた。

文科省大臣賞を受賞したり、
全国一位に二度も輝く、
天才少女なので、
その渾身の揮毫は
貴重なものである。

・・・なので、
さっそく、オフ日に
色紙表具して
茶室や玄関の室礼に
飾ろうと思う。

洒落がキツイので、
なかなか、常識人には
通じないかもしれないが・・・(笑)。

自戒の言葉としても佳い。

*

常習性リストカッターで、
ゲーム依存、オタク…と、
自称メンヘラのJCが
初めて箱庭を創ってくれた。

サイコ・セラピストには
「こころのレントゲン」のような
アセスメント・ツールなので、
当人が語るほどは重症ではないなぁ…
と見れて、ひとまずは安心した。

夢分析では、
初めて報告されたものを
「イニシャル・ドリーム」(初回夢)
といい、そこには、
ケースの予後が凝縮されている、
と言われている。

・・・と、すれば、
箱庭の「初回作品」にも、
同様のイメージが投影されているので、
という思いを、ワークショップで
河合先生のご子息である
俊雄先生に質してみたら、
「そうとは言えない」
との事だった。

京大教授で、
ユング派分析家の有資格者から、
そう断言されると、
(そうなのか・・・)
と思わされたが…。

でも、自分の「仮説」を
検証するのも、研究者として
興味が持てることなので、
時系列的な経過観察と、
「初回作品」の関連性を
今後も検討していきたい
とは思っている。

*

寒暖差による
自律神経失調症や慢性疼痛で、
気鬱と希死念慮に
見舞われる日々だが、
孫のあどけない表情や
可愛らしい仕草が、
なによりのクスリに
なってくれている。

 

 

 

 

 

 


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