『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

下剤飲料の「苦行」・・・つらい(😿)

2024-07-12 05:53:33 | 健康

きょうはオフ日で、
いよいよ
大腸内視鏡検査の当日である。

これから
『ニフレック』という
水溶性下剤を2ℓものんで、
何度もトイレを往復しながら
腸内清掃にはいるが、
(なんだか、苦行めいてるなぁ・・・)
と、思わないでもない(笑)。

【人生深生き】
のライフ・ビリーフに従い
「今ここで」の体験を
味わってやれ、である(笑)。

*

きのうは
いつもの駐車スペースに停めると
目の前に「ヘクソカズラ」が
咲いていた。

葉や茎を傷つけると、
悪臭を放つことから
「屁糞葛」という
ひどい名がつけられたものだ。

ウィキに拠れば、
学名は「Paederia scandens」
(パエデリア・スキャンデンス)。

地方名では
サオトメバナ(早乙女花)
と言う美しげな呼び名もある。

また、ヤイトバナとも
呼ぶ関西以西もあり、
「やいと」は灸のことで、
花を伏せた姿がそう見えることや、
花芯の赤が
灸を据えた跡に見える事に由来する。

カズラ(葛・蔓)は、
つるで伸びる植物につけられる語で、
『万葉集』の中にも
「屎葛(くそかずら)」の名で詠まれている。

 そうきょうに
  延(は)ひおほとれる屎葛
    絶ゆることなく宮仕えせむ
               高宮王

そうきょう(皂莢、ジャケツイバラ)に
絡みながら延びてゆくクソカズラ、
その蔓のように絶えることなく
いつまでも宮仕えしたいものだ・・・。

 名をへくそかづらとぞいふ花盛り
               高浜虚子

諺には
【屁糞葛も花盛り】
というのがあるそうで、
嫌な臭いがあっても、
愛らしい花をつけるように、
不器量な娘でも年頃になれば
それなりに魅力がある・・・。

「鬼も十八 番茶も出花」の類語である。

英語では、
スカンク・ヴァイン
(Skunk vine:スカンクの蔓)
スティンク・ヴァイン
(Stink vine:臭い蔓)。

中国名では「鶏屎藤(けいしとう)」。

花言葉は、
「人嫌い」「意外性のある」。

***

きのうのお昼は
検査前日なので、
要項に従って
流動食にした。

いつものように、
PCで『孤独のグルメ』を視ながら
唯一の固形物の
茶碗蒸しと玉子豆腐を
よく味わうように噛んだ(笑)。

夜も
卵豆腐とコーンスープのみに
留めた。

*

前夜に、
とろろ汁を作ろうと
山芋を剥こうとして
包丁の鋭い角で
人差し指をズブリと刺して
深い傷を負った。

けっこうな出血があったが、
これも、大腸出血の
「お奉り替え」を頂いたと
「思い替え」して、
有難うございます・・・と、
神様にお礼申し上げた。

*

止血剤を服用して
4日経つが、
今朝もやや血便が観られた。

はたして、
上行・横行・下行結腸の
どの部位に病巣があるのか・・・。

ポリペクトミー
(ポリープ切除)が行われるのか、
それとも「がん生検」がなされるか、
はたまた、糜爛(びらん)か
潰瘍が確認されるのか・・・
のぞいて観なけりゃ
ワカラナイである。

検査後の報告も
ドキドキものだが、
ちゃーんと麻酔から覚めて
聞けるだろうか・・・(笑)。

帰りは病院前で
客待ちをしているタクシーで
帰ろうと思っていたが、
カミさんが、心配して、
わざわざ午後から年休を取って
迎いに来てくれるというから
有り難く思った。



**

昼休になると
廊下はおろか校庭でも
子ども達が羽を伸ばして
ギャンギャンと騒いで
遊び興じる歓声に覆われる。

いつもは、
(うるせーなー・・・)
と、辟易しているが、
検査前で気弱になっているせいか、
その弾けるようなエネルギーに浴して
(ちったぁ、元気分けてもらってるか・・・)
と、苦笑するようだった。

*

きのうも
ご新規さんのドタキャンがあり、
ここの処、キャンセル続きと、
K中で若い先生二人から
「さん付け」で呼ばれたり、
コーディネーターのメッセージに
SCへの不信めいた表現を感じたり・・・と、
なんとなく違和感を感じていた。

こういう時は、
なにがコンステ(布置)してるのか、
易を立てるか、
WWT(言語連想テスト)
をしてみることにしている。

その過程で解ったのは、
SC制度開始期から28年目の
最古参になったので、
知らず知らずのうちに
増長慢になっていて、
不遜・傲慢に心が囚われていた
という事を認識させられた。

また、
「○○さん」て、
事務員さんや
給食のオバちゃんたちと
同格やんけ・・・と、
不快に思った事は、
取りも直さず
それらの方々を軽んじていた
自分がいた、という事を
思い知らされた。

金光教祖のみ教えに
「人を軽んずるな。
 軽んじたら、お陰は取り外す」
という厳しいものがあった。

それを、今、
この血便・内視鏡検査という
身の一大事中に
気付くことが出来たのは、
有難きことの極みであった。

 気づかねば
 ぼや大火事となる道理
 気づきしことはありがたきかな

・・・という、
碧水先生のお歌もあった。

きのうのWWTの
究極の「自己実現」ワードには、
「すべてはひとつ」
内的人格(魂)ワードは
「誰もが自分=神」
となった。

そう。
すべてが自分であり、
対象を軽んじることは
自分を軽んじることでも
あるのである。

・・・とは言うものの、
キシダの馬鹿、とか
グローバリストの気違い、とか
しょっちゅう、言ってるが、
「偽悪醜邪」の輩への攻撃も
「軽んじる」範疇に入るんだろうか・・・。

教祖様のみ教えには、
「悪い者は、神が地に伏せる」
という恐ろしいものもあるが・・・。

***

IQが学校一くらい高い
高機能自閉系のJCが、
ずっと「希死念慮」を抱いていて、
箱庭療法や絵画療法を
20回ほど続けてきた。

最近の作品では、
川のほとりの草原に座る女性が
スマホで音楽を聴きながら
南十字星と満月を眺めている、
というのを描いた。

いっけん
良さげな絵で、
希望が見え、予後も良さそう
とは思えたが、
この日もセルフ・スケーリングさせたら
希死念慮「5/10点」との事だった。

社交不安障害をも有するので、
ほとんど別室で
読書に専念しており、
一週間で1冊読了しており、
そのレヴューを話させると
見事に要領よくまとめる能力があり、
文章を書かせても優れているので、
それはギフテッドとも思われ、
国文学者か作家の才能が十分に思われた。



***

『ニフレック』を飲む
定刻7時になったので、
いよいよ、これから、
生まれて初めての
下剤2ℓへの挑戦と体験が始まる・・・。

・・・ので、
ここで、実況中継しながら、
この苦難を凌ごうと思う(笑)。

出勤前のカミさんが、
2ℓの袋を「たんがいでる」
(方言:抱き持ってる)
のを見て、
「だいじょうぶ!!
ペットボトル1本分だから・・・」
と、変な励まし方をしてくれた(笑)。

冷やしてもいいとの事で、
10分ほど冷蔵庫にて
冷やしてみる。

さて、いよいよ、
ひと口目の
ファースト・トライ。

「うぇッ! まじぃッ・・・」
ほろ苦く、ほんのり塩気がある。

生まれて初めて
ラムネを飲んで、
そのビー玉に手こずって
「のみずら~い‼️」
と、困惑顔をしたリク坊に
どえりゃ~共感した。

(ノ_・、)

柑橘系の香りというが、
ちぃとも、役立っておらず、
むしろ、無臭のほうがいいや。

最初のコップ一杯分は
15分ほど時間をかけて・・・
という処方である。

おそらく、
副作用の出具合の有無を
確認するためだろう。

病院からの服用説明書には、
吐き気・腹痛・蕁麻疹・etc・などの
症状があれば、すぐに服用中止して、
内視鏡室に連絡して下さい・・・とある。

とりあえず、
最初の一杯の関門は
大丈夫のようである。

ほんでも、
味覚に敏感なHSPの自分には
やっぱり美味くもないクスリを
2ℓも呑まなくてならないのは、
苦行・苦難ではある(😿)。

最初は、
コンデンスミルクを口直しに
微量ずつやったり、
カミさんが買って来てくれた
ハッカ飴で胡麻化してたが、
それでは飽き足りず
キッチンに降りて
「白砂糖・黒砂糖・蜂蜜・
ゲランド塩・マヨネーズ・ライム・
ピーナツバター・クリームジャム」
と小皿に持参した。

ある程度の口直しは
OKだというから。



86歳の叔母ちゃんや
婆様友達らは
ウメボシをやりながら
飲み切ったというから、
戦中派の昭和世代は
豪胆なものである(笑)。

あいにく、
今朝に限って、
いつもベントに入れていく
ウメボシ殿下が切れていた(😿)。

服用して、
30分経ったが、
すこーし、おなかが痛くなってきた。
グルグルもいってる(笑)。

医用ステト(聴診器)も
持ってるから、
腸内音を聴いてみようかしらん(笑)。

このまま、便意を催したら、
いよいよ、トイレへの
単振動・往復である。

透明の水様便になるまで
目視・記録せねばならない。

これで、オワリではなく、
次は、いよいよ、タクシーに乗って、
注射を打たれ、麻酔をかけられ、
オシリに管を突っ込まれ、
グルリと盲腸んとこまで
入れ込まれる。

麻酔で、完全に意識が
消失してくれることを願うばかりである。

なかには、浅くて、
朦朧(もうろう)として
感じる人もいるらしい。

おっと、
目標の、1時間内で1ℓという
タイム・リミットまで、
あと10分である。

なのに、まだ、
まだコップ二杯分もある。

これは、ツライ・・・(😿)。

こんだぁ、
マヨネーズなめだぁ!!!(笑)

TO BE CONTINUED・・・

ちゃんちゃん。






 









 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドラゴンフライ | トップ | 術後の「鮨」の旨さかな・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

健康」カテゴリの最新記事