『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

誕プレ

2020-12-08 04:01:00 | 頂きもの
お嫁さんの
ミカちゃんから
リッ君の可愛い写真が
送られてきたので、
思わぬ「誕プレ」になった。






フクシマ弁で
いちばん可愛い孫を
「一等孫」(いっとまご)
とよく近所の
爺様たちが口にするのを
幼い頃に耳にしたことがある。

まさに、
初孫のリッ君は
"いっとまご"である。




5月に生まれて、
半年を経た今もまだ
会えないという
恨めしいコロナ禍である。






ナッちゃんが赤ちゃんの頃、
小学生のフミが可愛がって
あやしていたビデオがあるので、
さぞかし我が子をも
可愛がっているのだろうと
想像がつく。







おとついの晩に、
久しぶりに
「閃輝性暗点」に見舞われた。

突然、両視界に
眩しいギザギザ模様が現れ
次第に大きくなり
やがて消えるものである。

初めて発症したのは
大学生の頃だったが、
その直後に猛烈な
片頭痛と吐き気を催し
以後、しばらく、その発作には
苦しめられ、医者通いと予防薬も
服用した。

これは、脳血管の一過性の
攣縮(れんしゅく/けいれん収縮)
により生ずる症状で、
その後に血管が拡張する際に
激しい片頭痛となるのである。

去年も、
熟成チーズを食べすぎて
久しぶりに起こったが、
その後に片頭痛は到来しなかった。

調べてみたら、
中年以後はそのような
頭痛を随伴しないケースも
多いと知った。

一昨日も、
幸いにして片頭痛は
起こらなかった。

後で、食べたものを
チェックしてみたら、
その発症に関与している
チラミン含有物を
沢山摂っていたことが判明した。

バナナ、チョコ、餡子、大豆、
コーヒー、シークワーサー、
カボス、漬物…、
そして、決定打となったのが
カミさんが夕餉の菜に買ってきた
好物の「ニシンの酢漬」を
大量に摂取したことだった。

7時に夕食を済ませてから、
8時に閃輝性暗点が発症した。

体内の蓄積チラミン濃度が
閾値を超えたのであろう。

ほんに、人体とは
ケミカル・マシンであることを
再認識させられた。

JKにも片頭痛持ちが
けっこういるので、
必ずや、閃輝性暗点が
prodrome(前駆症状)として
なかったか確認する。

生物学科の大学生の頃に、
自分の症状について
よくよく調べたので、
その頃に覚えた
「Migraine aura」
(マイグレイン・オーラ/片頭痛前兆)や
「Scintillating scotoma」
(シンチレイティング・スコトーマ/閃輝性暗点)
というタームを
カルテに記すことも多い。

よく、SC協議会で
転任後に後任の若いSCから、
「先生のカルテは英語表記で
調べるのが大変ですぅ…」
と半分冗談で
こぼされた事がある。

中学時代から
英語が五教科のなかで
いちばん好きだったので、
長じて教員になっても
備忘録はいつも英語で書いていた。

今も、買い物のメモは
英語と仏語のゴチャまぜである。



高校時代に
芥川龍之介の小説にハマり、
その全集を読破したが、
『歯車』という作品が、
閃輝性暗点を記したものだと
後々知ることになった。

*****

最近、
希死念慮を訴えるJCを
多くカウンセリングしているが、
このコロナ禍の半年で
250人もの十代の自殺者が
出ていることを鑑みて、
どうしても慎重に
「クライシス・インターベンション」
(危機介入)的な
アプローチをしているから、
疲れ方がハンパない。

これじゃ、
オシリ痛が治んないのも
当然といや当然なのかもしれない。

カウンセラーという商売は、
クライエントの「毒」に中ったり、
「病み」が感染するという、
まるで、コロナ禍の医療従事者と
同じような危険性を伴うものである。

それを、知らずに、
単に「人助け」の仕事をしたい、
なぞというロマンチックな
憧れを抱いているうちは、
まだまだトーシロー(素人)
であって、プロとは言えない。

42歳の厄年の頃、
1週に5校×5人で
25人ものカウンセリングをして、
重い「うつ病」を患った時、
主治医になってくだすった
研究会仲間のドクターから
「先生。
20人以上カウンセリングするなんて
自殺行為だよ」
と呆れられたことがある。

なにせ、
カラダが麻痺して
ベッドから起き上がれず、
「垂れ流し」まで
してしまったのである(笑)。

その時の過労が仇になり、
その後、幾度も
再発・寛解を繰り返し、
今日に至っている。

現在も寛解状態にはあるが、
研究会に来られていた
医大の教授や名誉教授、
主治医ら他の誰に訊いても、
ストレスフルな心理職の仕事柄、
再発予防で少量の抗鬱剤を
常用していた方がいいと
奨められて、それに従っている。

たしかに、
ベースラインが上がっていると、
ちょっとしたストレスでは
再発までは落ち込まず、
服用前まであった
セロトニン欠乏による
苦痛を伴う諸症状からは
解放されている。








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