『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

秀作

2015-01-30 08:36:00 | 映画


録画した吹き替え版を
観たが、面白かった。

前科のある黒人が
事故で障害を負った富豪の
介助者となるが、
使用人でありながら
言いたいこと言いまくりで
主人の障害をもネタにシャレのめし、
富豪も余裕でそれに受けているのが、
観ていて清々しかった。

障害をさわやかに笑い飛ばし、
人と人との実存的関係の
対等性を巧みに描いており、
フランス映画ならではの
エスプリが効いていた。

原題の「untouchable」は
ここでは「社会ののけ者」的な
意味なのだろう。

マイノリティーとしての
両者に芽生える友情と、
そこから発展する
新しい世界の可能性と
希望に満ちた未来は
物語の読後感を
満足させてくれるものがあった。

2011年、本国フランスでは
歴代観客動員数2位になり、
日本ではフランス映画としては
歴代1位になったというだけの
秀作であった。


今年度は、四月から
本作品で通算95本目であるが、
年間ベスト3に入る一本である。

年度末の三月まで
あと5本観て、
今年も年間100本を
達成させたい。

100 cat4



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