『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

暇つぶし・・・は、やだねー

2019-12-26 07:57:00 | 風景
冬休みも
1週間が過ぎ、
さほどに退屈することもなく
日々を過ごせている。

坐骨神経痛も
ほぼ善くなってきて
ホッとしている。

きのうは、
ギターレッスンがあり、
明日は、ソータの棋戦と
音楽堂のピアノ練習がある。

間にはさまって
今日は完オフ日なので、
最近、お気に入りの
造語フレーズで
「何をしてもよく、
何もしなくてもいい」。

英語の「at ease」
(気楽に/くつろいで)という
イディオムも思い浮かぶ。

この反意語は、
「ill at ease」で、
落ち着かない/居心地が悪い/
くつろげない/気を使って疲れる/
なのだそうだ。

例文を調べてみたら、
箴言のようなものがあり笑えた。

「All therapists must try and put their patients at ease.」
(セラピストは、患者を安心させるように努めなければならない)

そりゃ、そーや。┐(´ー`)┌




学休期間中のウィークデイは、
晩飯の支度をせねばならないので、
毎日、スーパーに買出しに行っている。

ついでに、
“ぼっちランチ”の素材を見つけては
ままごとフレンチで遊んでいる。

きのうは
アニョー(骨付ラム)が
1ケパックで300円だったので、
買い得感があって、
さっそく調理した。

仏語表記では、
「グリル・ダニョー・バルサミコソース」
(仔羊のグリル バルサミコ酢のソースで)
となって、フレンチ・レストランなら
アラカルトで2.500円くらいになるだろう。

自分で創れれば、
さほどに遜色ない味で
300円で食せるから
「料理」が趣味だと
得した気分になれる。

直売場通いの好きなカミさんは、
何かと珍しい素材を見つけては
「何か創って・・・」
と、創作意欲を掻き立ててくれる。

ゆんべも、
紫色のサツマイモを
オーヴンで焼いて皮を剥いただけで、
「これだけで、お料理になっちゃうね・・・」
と、甘くてマッシュ状の食感に
舌鼓を打っていた。

紅芯大根も
オーヴンで40分ほど火入れしたら、
ホクホク感になり、
およそ大根とは思えない
不思議なテクスチュアになった。

長さが30cmほどもある
細長いサツマイモも買ってきたが、
焼いてみたら、味は
普通の焼き芋と変わらなかった(笑)。





年末恒例の
一年間の「ブログ」(グルメ版と二種)を
自分用に製本化するのに、
プリントアウトした。

そしたら、
フルカラーなので、
インクを大量に消費し、
ヤフオクで代替インクを
大量に落札した。

それと、
毎日、一曲ずつ
200頁近い「交響曲」をも
両面プリントして
スコアの製本化をしているので、
A4用紙がすぐになくなってしまい、
近所の文具店でさらに
1.000枚買ってきた。



今朝の朝刊の広告に
手書きのようなフォントを見つけて
「集字」素材として切り抜いて
スクラップした。

ペン字を始めてから、
自分の目にとまった
気に入った字を
稽古の手本にすべく集めるので
「集字」なのである。

書道でも、
王 羲之(おう ぎし/303-361)や
顔 真卿(がん しんけい/709-785)などの
名書家の遺墨を「集字」して
手本とするのが王道である。

喘息少年で
小学校時代に入院ばっかりして、
ろくに字を書いていず、
書道も習っていなかったので、
字の下手なのが未だに
コンプレックスになっている。

なので、
還暦の手習いで、
暇を見ては字体の分析や
研究や稽古をしている。

最近では、
楽しみながらやれてるので、
新しい趣味に加わった感が
ないでもない。





人生の残り時間が
少なくなってきた今・・・
“暇つぶし”という言葉は
勿体無い気がして
使う気にならなくなった。

じゃ、
何と肯定的に言い換えができるか
考えている処である。

この冬休みの
3週間ほどは、
スコア・リーディングを徹底してやろうと、
これまでガイドブック便りに聴いてきた
名曲の数々を出来るところまで
譜読みしてみようと思った。

“暇つぶし”には
もってこいなのだが、
もし他者からそう言われたら、
いささかムッとして
「いや。勉強です」
と見栄を張るだろう(笑)。

この身に体験すること、
インプットすることは
みな「勉強」なのである。

そして、それは同時に、
たましいの「遊び」でもある。

オモロイから
やってるので、
オモロイからこそ
飽きないのである。

ことに、長年、
ギターと音楽をやってきて、
編曲したり作曲したり、
楽譜を書いたり読んだり、
分析したりすることが好きなので、
多少の紙代・インク代は
遊興費の範疇内としている。

もっとも、
ここの処、プリンタを
毎日ハードユースで
稼動させているので、
冬休み中に、ひょっとすると、
オシャカになるやもである(笑)。

千冊以上も自家製本をしてきて、
販売もしてきたので、
もうプリンタは消耗品と割り切って、
「異常サイン」が出たら、
感傷的にならず、さっさと、
新機種に買い替え続けている。

長年、同型の
「キャノン」製品を使用しているが、
内部カウンターがあって、
1万枚近くになると「アガリ」で、
「異常サイン」とともに
「買い換えろ」メッセージが出る(笑)。

ユーザーは、
これを「時限爆弾」と呼んでいる(笑)。

その、カウンターを
リセットする方法やら、
「機能停止コマンド」を解除する方法も
ネットにはアップされているが、
裕に20台以上を使い潰してきて、
1台を分解して見てみたら、
ヘドロのようなインク溜りがあり、
ヘッドも磨耗しているのを見て、
メンテしての再利用を断念した。

ここ数日のハードユースで、
ローラーのキコキコ軋み音がし始めたので、
どうやら寿命が近いような気がする。

今日もきょうとて、
朝から、全部で500頁ほどの
マーラーのシンフォニーを
3曲もプリント・アウトした。

最近、プロの音楽家でも、
タブレットを持ち込んで
現場で演奏できないか・・・
という試行錯誤をしていると
テレビで見たが、
光の反射やら譜めくりの問題で
未だに実用化は難しいようだ。

まだまだ、
音楽現場では
「紙」の楽譜でなければ・・・
というのが現状のようである。
































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