『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

アマとプロ・・・

2020-10-23 04:39:00 | ノンジャンル
出勤に着たスーツの
ラペル部分に
シミを見つけて
落とそうと石鹸水で濡らし
叩いたりしてみたが、
なかなか上手い事いかなかった。

スーツを
クリーニングに出すと
型崩れするので、
このまま
アクセントとして
やり過ごすことにした。




歳ぃとって、
自分の顔にだって
シミが出てきたんだから、
スーツにシミのひとつくらい
あったって、いいじゃないか…
と「ミツオチック」に考えた(笑)。



近頃、
母親カウンセリングが
増えてきて、
修論の研究テーマでもあり
ジャーナル(学会誌)にも
投稿・掲載された
得意とする分野なので
力が入っている。




40代前半の母親たちは、
教え子世代でもあるので、
なんだか、心理教育する時は
彼女たちに「授業」している
気分にもなる。

なかなか
一朝一夕には治らない
メンタル系の病児を
長いこと抱えて
自身も苦労している母親を
支援するのは、
「家族が助かる」ためにも
重要な一面がある。

最近では、
「ゲーム障害」の子が増え、
それに「気分障害」や「発達障害」が
加わると、なかなか大変な
ケースになる。

母親カウンセリングの
インテーク(初回面接)では
毎度のこと、
入門編のような板書をして
説明をしている。

中でも、「障害」という言葉は
非情にデリケートで、
親としては抵抗を感じるようなので、
じっくりと、病理・心理の理解から
「障害受容」への段階を経て
「支援する」という覚悟と
態度に至るようにもっていくのが
SCの役処でもある。

最近、
家族療法と生活改善療法を
患児との生活に取り入れて、
母子関係が良好になり
ケースの症状が緩和されてきた
という報告も少しずつ増えてきたので
有り難く思っている。



ソーちゃんの棋戦がある時は、
仕事のPCの脇にスマホを置いて、
経過を観ながら
ケース報告を書いている。




昨日は
中島らもの本が読みたかった
というJCが、
カウンセリング室に搬入した
書籍から嬉しそうに借りていった。

暇をみて作っていた
ペーパークラフトの
アーキテクチャも
箱庭療法グッズに加えて
棚に陳列した。

その下には
心理屋に必須の
アセス・ツールである
心理テスト類が
一通りおいてある。

本人の話しぶりや表情、
問題/症状から、ほぼ正確に
ケース査定できるものではあるが、
それを更に裏付けるのに
テスト類は未だに
必要ではある。




カウンセリングに来られる
お客様やお弟子さんにも
時折、ケーキプレートで
紅茶をサーヴすることがある。

初めて見る時の
驚かれる表情が楽しみで
“サプライズ”演出に
よく用いるのである。

中には、
「テレビでこれを見て、
ずっと憧れていたんです…」
と興奮されて
スマホで撮っておられた方もいた(笑)。

なので、
立体ドレッセの
トレーニングのためにも
時折、カミさんにも
振舞っている。

明日も
お弟子さんの合格祝いに
お出ししようかと
考えている。





これまで、
おうちフレンチを創作しては
画像に残してきたが、
そのファイルを眺めてみたら
かなりの数こなしてきたなぁ…
と感慨深く思った。

中には、
野暮っちいドレッセもあり、
これは金ぇとれんなぁ…と、
ひとり苦笑いするような
駄作も少なくなかった。

ネットにアップされている
一流シェフのドレッセを
コピーしたりもしているが、
なかなか、そのエッセンスが
盗み切れず、下手な書と同じく、
何処かポイントがズレてたり
フォーカスがボケてたりしている。

やはり、
それは、高い料金を取って、
客に提供し、その評価に晒され、
生活が懸かっているかどうか、
という、始終ナイフ・リッジに
立っているような
プロの厳しさが
欠けているからなのだろう。

その緊張感の有無が、
家庭料理とプロ料理を隔てる
一線なのかもしれない。




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