『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

コロリン坊

2019-06-19 08:31:00 | 風景
昨晩は、
緊急地震警報が
久しぶりに鳴ったものの、
震度4で済んだが、
新潟では震度6強で
「津波注意報」が出たので
驚いた。

新潟大近くの
海沿いに住んでるナツのことが
懸念されたが、
1mほどの波だというので
とりあえずは安心した。

余震もなく
単発の海底変動だったようだが、
3.11の時は、三連動の
プレート崩壊が起こり、
震度6が3分も続いて
15mもの津波が発生したのだから、
その超規模が伺われよう。

なればこそ、
2万2千もの尊い命が
亡くなられたのである。

その後、
何千回という余震を
体験したので、
さすがに「地震慣れ」して、
震度4程度では動揺しなくなったが、
これが5ともなると
さすがに心臓がバクバクいいだす。

本能的に
身の危険を感じるのだろう。

6ともなると、
生きた心地がしない。

3.11で3分も続いた恐怖は
筆舌に尽くし難いものであった。

思わず、
(こりゃ、死ぬかも・・・)
と覚悟した。

そして、
原発が爆発して
屋内退避勧告が出たときも、
(こりゃ、死ぬかも・・・)
と覚悟した。

なので、
3.11では、
二度も「死ぬ覚悟」を体験した。

それでも死ななかったので、
あの時、亡くなられた二万二千もの
老若男女の御霊様の慰霊として
『復興支援コンサート』を
6年もさせて頂いた。

思えば、
二度も「死ぬ覚悟」を
体験したからこそ、
為し得たのかもしれない。





教員時代に
中国への修学旅行引率で、
上海で頂いた土人形が
「震度4」を越すと
正確にコロリンと倒れてくれる。

3.11以降の余震で
何十回コロリンしたか分からない。

昨晩もコロリンしたし、
先週も一度コロリンした。

3.11直後の
数たびの「震度5」では、
床に放り出されて
頭の一部が欠け
痛々しい姿のまんまだが、
その傷跡は修復せずに
痕跡として残している。

我が家の地震センサーは
「コロリン坊」という(笑)。






きのうは
ソータの今季「順位戦」の
初戦だった。

前期は、
「9勝1敗」という
最高成績で何人かと並んだが、
C級1組36人のなかで
スタートの2組から昇級したばかりで
順位の最下位だったソータは
昇級を逃した。

勝率9割で
昇級できないという
超厳しいリーグ戦なのである。

今季はC級内で
順位が3位まで上がったが、
それでも、「9勝1敗」では
プレーオフになるか
自力昇級はできない可能性がある。

なので、
C級2組の時のように
「10戦全勝」すればいいのだが、
並み居るプロ、将棋の天才たちとの
間でしのぎを削るのだから、
「大天才」をもってしても
楽なことではない。

昨日の初戦でも、
危ない展開があり、
逆転して勝機をつかんだので、
薄氷を踏むような思いだった。

プロの登竜門である
超難関の“鬼の三段リーグ”を
一期抜けしたソータでさえ、
C級1組ではそれが為し得なかった。

奨励会員の頃、
連盟理事の森下九段からは
「君はいつまでも、
こんな処に居ていい人間じゃないよ」
と言われたことがあるという。

なるほど。
彼は「名人」になるために
生まれてきたような
棋士なのである。

それには、
今季こそC級1組から昇級を果たし、
B級2組から1組、そしてA級へと
駆け上がってタイトル挑戦者に
ならねばならない。

**

「順位戦」は
12時間にわたる対局なので、
一手1時間というような
長考になることもあるので、
その間には、録画してあった
NHK杯を二元中継で観戦した。

ソータの棋戦があるオフ日は、
昼休(ちゅうきゅう)の
40分間中に買い物に出かけ、
夕休(ゆうきゅう)の
40分間中に入浴し夕飯仕度をする。

食事中は、
隣にPCを開いて
観戦飯である。

カミさんも
その光景に慣れてきたようだ(笑)。

なんせ、
おらいの“名誉孫”だかんねぇ(笑)。

昨晩も観戦疲れで、
最終盤の10時を過ぎた頃には
眠気に襲われて、
危うく寝オチしそうになったが、
あの地震で眼が覚めて
なんとか決着がつくまで観れた。






書斎を新築したばかりの時、
敷物なしでフローリングの上を
デスク・チェアでゴロゴロやってたら、
アッという間に表面のプリントシートが
剥がれてしまった。

フローリングといっても、
無垢の板ではなく、
合板に木目プリントを張った
チープなもんなんだと分かったが、
後の祭りだった。

それ以来、
カーペットを敷いていたが、
それがヘタってきたので、
ニトリで安価なパスル・マットを
買ってきた。

将棋を見ながら
組み立てたが、
ワンコインの安物だけあって、
椅子のキャスターが沈んでしまい、
快適に前後左右に
移動できないようだった。

いちいちお尻を浮かせて
移動すれば何とかなるので、
軽運動のつもりで
不便を業とすることにした。

マットのズレ防止には
ダイソーの“スベラーズ”の
特大があったのでラッキーだった。







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