旅の三日目の夜。
二条城のプロジェクト・マッピングの
予約チケットを取っていたが、
午前中の嵯峨野散策で疲れが出て
体調が崩れてしまい
キャンセルした。
カミさんだけ行って
動画で中継してよこした。
🤧💦
旅出の前から
軽いふらつき感と口内炎があったので、
花粉症と軽い風邪気味ではあった。
午前9時からのトロッコ乗車で
窓が全部開放されていて
冷たい風に当たりカラダを冷やしたのが
いけなかったのかも知れない。
昼過ぎにペンションに戻ったら
カラダの痛みが酷くなり
鎮痛剤が要るほどだった。
ペンションの奥様が
未使用のマッサージ・クッションが
あるとのことで貸して下さり、
それは天の配剤のように
有り難いものだった。
カラダの凝りをほぐしたら
ずいぶん楽になり、
クスリも効いて休めた。
ただ、夜から息苦しさが少し出て、
喘息の予防にシムビコートを
吸引した。
…
四日目の朝も
ふらつきと体痛があり、
改善傾向になかったが、
朝食は完食出来たので
半日、ペンションのベッドに
伏せっていることにした。
予約していた
修学院離宮、仙洞御所、京セラ美術館は
キャンセルした。
ネット決済していた
3900円分がフイになってしまったが、
泣く子と体調不良には敵わない。
…
去年来た時には
逃げられてしまった
マスコットのミーちゃんが、
食堂ホールの椅子に
クッションみたいに鎮座してたので、
恐る恐るアタマをなでさせてもらった。
しばらく撫でてたら、
もういいでしょ…と、
顔を背けられてしまった。😅
ネコには好かれるタイプなので、
気位が高いなぁ…と、
畏れいってしまった。
…
嵐山文華館では
百人一首展をやっていて、
落語に出てくる崇徳院の一首があった。
瀬をはやみ
岩にせかるる滝川の
割れても末に
逢わんとぞ思ふ
〈現代語訳〉
川の流れが速いために、
大きな岩にせき止められて
二つに分かれる滝のように、
今はあなたと離れ離れに
なってしまったけれど、
いつかまたきっと再び巡り会いたい
と願っている……。
恋人と離れ離れになった心情を、
自然の情景になぞらえて詠んだ
切ない恋の歌である。
高校時代の古文の授業で、
「〜を……み」が
◯◯が、何々なので…
という定型句と習った。
…
旅先の病床で
伏せりながらも
ここまでの数多の画像を見ては
旅を振り替えっている。
茶室を探訪したり、
せっせと臨書手本用の集字にも
励んでいた。
…
夢窓国師が開祖の臨川寺は、
かつては拝観ができたが、
今は山門が固く閉じられ、
半ば廃寺のようになっているという。
京都を去る前日に、
その山門前で、まだ赤ちゃんだった
アキが初代コルサの窓から
顔を出したスナップが
アルバムにある。
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