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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

爺じい旅 10 ―風邪をひくの巻―

2025-03-25 17:00:37 | 健康

 

旅の三日目の夜。

二条城のプロジェクト・マッピングの
予約チケットを取っていたが、
午前中の嵯峨野散策で疲れが出て
体調が崩れてしまい
キャンセルした。

カミさんだけ行って
動画で中継してよこした。
🤧💦

旅出の前から
軽いふらつき感と口内炎があったので、
花粉症と軽い風邪気味ではあった。

午前9時からのトロッコ乗車で
窓が全部開放されていて
冷たい風に当たりカラダを冷やしたのが
いけなかったのかも知れない。

昼過ぎにペンションに戻ったら
カラダの痛みが酷くなり
鎮痛剤が要るほどだった。

ペンションの奥様が
未使用のマッサージ・クッションが
あるとのことで貸して下さり、
それは天の配剤のように
有り難いものだった。

カラダの凝りをほぐしたら
ずいぶん楽になり、
クスリも効いて休めた。

ただ、夜から息苦しさが少し出て、
喘息の予防にシムビコートを
吸引した。

四日目の朝も
ふらつきと体痛があり、
改善傾向になかったが、
朝食は完食出来たので
半日、ペンションのベッドに 
伏せっていることにした。

予約していた
修学院離宮、仙洞御所、京セラ美術館は
キャンセルした。

ネット決済していた
3900円分がフイになってしまったが、
泣く子と体調不良には敵わない。

去年来た時には
逃げられてしまった
マスコットのミーちゃんが、
食堂ホールの椅子に
クッションみたいに鎮座してたので、
恐る恐るアタマをなでさせてもらった。

しばらく撫でてたら、
もういいでしょ…と、
顔を背けられてしまった。😅

ネコには好かれるタイプなので、
気位が高いなぁ…と、
畏れいってしまった。

嵐山文華館では
百人一首展をやっていて、
落語に出てくる崇徳院の一首があった。

 瀬をはやみ
  岩にせかるる滝川の
   割れても末に
    逢わんとぞ思ふ

〈現代語訳〉
川の流れが速いために、
大きな岩にせき止められて
二つに分かれる滝のように、
今はあなたと離れ離れに
なってしまったけれど、
いつかまたきっと再び巡り会いたい
と願っている……。

恋人と離れ離れになった心情を、
自然の情景になぞらえて詠んだ
切ない恋の歌である。

高校時代の古文の授業で、
「〜を……み」が
◯◯が、何々なので…
という定型句と習った。

旅先の病床で
伏せりながらも
ここまでの数多の画像を見ては
旅を振り替えっている。

 

茶室を探訪したり、
せっせと臨書手本用の集字にも
励んでいた。

 

夢窓国師が開祖の臨川寺は、
かつては拝観ができたが、
今は山門が固く閉じられ、
半ば廃寺のようになっているという。

京都を去る前日に、
その山門前で、まだ赤ちゃんだった
アキが初代コルサの窓から
顔を出したスナップが
アルバムにある。

 

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