
きのうの正午のニュースで、
「中3少女」が
路上で母子を刺すという
禍々しい事件が耳に飛び込んでみた。
逮捕されての動機が
「死刑になりたくて・・・」
というのには、
唖然とした。
黙って自殺するのではなく、
劇場犯罪的に
社会的な承認欲求を満たしてから、
おカミの手で
「殺してもらおう・・・」
と考える・・・。
未成年は死刑にならない、
という事する認知してないのでは、
と思うと、あるいは彼女も
「グレーゾーン」の子だったのでは、
と疑われる。
*
かつては(1965~74頃)、
WHOによるICD(国際疾病分類)では、
IQ(知能指数)の「70~84」までが
「境界線」知的障害と定義されていた。
その後、それは改められ、
知的障害は現在の
IQ70未満に変更された。
変更の背景には、
IQ70~84まで含めると
人口の約14%
(日本なら約1.700万人)
が相当することになり、
「7人に1人」が
グレーゾーン』になるからである。
学校社会に40年以上いるが、
今も行われている知能テスト
(本人・保護者に知らされない)の
結果を知ってる教員やSCは、
これが実際問題であることを
肌身で感じている。
統計的にも、
正規分布の中央値から
左に偏向している一群は
当然、存在するものである。
彼・彼女たちは、
発達障害とはまた別に
人生の初期から
「生きづらさ」を抱え、
時に、自傷他害を行う事も少なくない。
一見「健常」に見える
グレーゾーンであるがゆえに、
子どもの頃から気づかれる事もなく、
適切な教育的配慮や支援を
受けていないケースがほとんどである。
それゆえ、
仕事が続かなかったり、
引きこもったり、
犯罪に行動化する場合もある。
刑務所に何度も
出たり入ったりするケースでは、
このグレーゾーン領域の人たちが
多いという。
***
今日から、
市内の小中校は
「始業式」である。
自分は明日から
2学期の勤務がはじまる。
なので、今日が
「夏休み」最後の日となる。
この一か月、
軽い熱中症には
ニ、三度なったが、
幸いに、「暑熱順化」後は
悪化することもなかった。
2/7から始めた
Facebookでの
『リュート・マラソン』も
途切れることなく毎日続いており、
弾きたい曲、弾くべき曲が、
まだ数百曲もある。
この分でいくと、
一年365日は続きそうである。
最近では、
「ギター・ライフの総決算」
という感じになってもきた。
指の変形性関節症が
年々進んでいるので、
昨日なぞは難しい曲を弾いてて、
思うように指が押さえられず、
思わず涙がでそうなほど
泣きたくなった。
カラダの経年劣化、
老化、病状進行により、
もうギターが弾けなくなる日も
そう遠くはない・・・と、
嫌でも思わされた。
だからこその
最後の"いのちの灯"を
燃え盛らせているのだろう。
よく、コンサートなどで、
気障ったらしく
「命を削って弾いてます」
なぞとコメントすることがあるが、
聴き手は冗談と思って
笑ってくだすっているが、
ほんとの処、
ジョーダン事ではないのである(笑)。
Facebookでは、
友人・知人・身内「限定公開」
にしているので、
見知った人たちが、
拙い演奏に「いいね」を下さり、
それが練習や録画録音の
励みにもなっている。
そういう意味では、
「SNS」の
ソーシャル・ネットワークの
恩恵を受けている感がある。
先日も、
小学生の頃、
懸命に練習していた『練習曲』を
50数年ぶりに弾いてアップしたら、
意外にも、9人もの方々から
「いいね」を頂戴して、
驚きもした。
クラシックギター音楽という
限られた特殊な世界の、
しかも「練習曲」に、
これらの方々が反応して下さったのは
驚き以外の何ものでもない。
著名な
『禁じられた遊び』や
『アルハンブラの思い出』なら
まだしも・・・。
なので、これに気を良くして、
むかし、あまり手掛けてこなかった
アグアドやらジュリアーニ
といった作曲家の佳曲も
『リュート・マラソン』の
爼上に採り上げている。
***
居間と洗面所の
白熱灯が、
ちょいちょい点いたり消えたりして
鬱陶しく思ってたので、
ジョイント自体を
新品に換えてみたら、
なんとか不快な症状がなくなってくれた。
まさしく、
【金で解決できるものは
金で解決せよ】
である(笑)。
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