『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

海行き

2021-08-30 06:34:00 | 風景
きのうは
夏休みに心残りだった
海に行ってきた。

年寄りの常で、
早朝の5時頃には
目が覚めたので、
コーヒー/朝刊タイムを
済ませると、
さっさとブログを書いて
気が変わらぬうちに
家を出ようと思った。




お中元アイスの入ってた
保冷ボックスに
飲み物や果物を詰め込んだり、
車中を移動書斎にしようと
後部座席の床を掃除機かけたり…と、
朝っぱらからワラワラしてた。

カミさんが
まだ起き出す前に家を出たが、
なんやかやで
9時近くになってしまった。

車中では
朝食がわりのネクタリンと
プルーンを齧りながら、
パコ・デ・ルシアの
フラメンコギターを聴きながら
高速を走った。









海に着くと、
気持ちいいほどに
カラリと晴れていて、
青い海原が
ほんとにキレイだった。






海沿いは
当たり前だが、
アルティメーター(高度計)が
海抜0mを示し、
なかなか陸地では見れない値だな、
と感心したりした(笑)。












原釜海水浴場に行くと、
かならず、
津波被害に遭われた方の
慰霊碑にお参りをさせて頂く。

お盆後とあってか、
碑面の裏側まで
ピカピカに磨き上げられていて、
まるで鏡のように
海岸風景を映し出していた。

その穏やかな景色に
「四百五十八名の犠牲」という
碑文が重なっていたのに
心痛む思いがした。

去年だったか、
そばの藤棚下のベンチで、
『影を慕いて』の
慰霊演奏をさせて頂いたことがあるが、
家族連れが笑って見ていた。









松川大橋の
手摺部分が津波で
曲がるほどの
15m以上もの高さだったことを
想い返すと震えがきそうである。

眼下を眺めると
おだやかな港湾で、
ここでナッちゃんが
小学生の頃、
『親子釣り大会』に来て、
ハゼ一匹しか
釣れなかったことを
思い出した。










津波被害に遭った
港湾施設のあった処に、
『浜の駅』ができ、
開店時間から賑わっていた。

かつて、
海から離れた所にあった
『シシド』スーパーというのが
地魚が浜値で卸されており、
家族で来るたびに寄っていたが、
そこも津波で全壊し、
再建されてからは
ただの既製品店になり
ガッカリした。

なので、
まるで昔の『シシド』が
蘇ったかのような
品揃えにワクワクした。

朝ご飯として、
『ホッキ 味噌チャーハン』
『がぜうに』
『スズキ刺身』
で1.060円だった。

『孤独のグルメ』流なら
なかなかの
「五郎さんセレクション」である(笑)。








わずか数時間して
お昼ご飯には、
同じ施設内の食堂で、
『あさりご飯』
『あおさご飯』
のWご飯500円にした。



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